Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

創造の道筋ー画巻《四季山水》への歩み

2024-10-31 20:13:50 | Weblog
飯田市美術博物館 2024年10月5日~11月4日

 「四季山水画巻」(東京国立近代美術館)成立に注目して小下絵、大下絵、遺族から寄贈された下絵、模写等を展示している。丁寧に検証されていて素晴らしかった。「四季山水画巻」が贈られた、春草の恩人秋元洒汀は天晴みりんの分家なのかな?
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呉春―画を究め、芸に遊ぶ―

2024-10-28 01:50:03 | Weblog
大和文華館 2024年10月19日~11月24日

 呉春の本格的回顧展。大和文華館の秋の展覧会は丁寧な特別展でよいのだが、呉春は大画面が結構残っているので、もっと広い会場で開催されてもよいなあと思った。障壁画のほか蕪村、俳諧に注目してる? 「白梅図屏風」との比較のために応挙の梅の障壁画の一部を借りてた。「蔬菜図巻」を見て、描き方はそれぞれだが若冲の蔬果図も主題的には当時あったのだなと再確認。「呉春・景文肖像」は異母兄弟が似ていることを強調というか似せて表したいのかと思った。後期展示にも見たい作品があったが仕方ない。
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文雅の典範 清朝盛世の書画

2024-10-28 01:29:07 | Weblog
黒川古文化研究所 2024年10月12日〜11月24日

  康熙帝は董其昌を敬慕し、董其昌の系統の書画が清の宮廷で大事にされるようになった(と理解)。四王呉惲にも触れ、董其昌が題をした董源、南宗画家のあこがれ王維の伝承作品を展示。乾隆帝の皇子の書画もあって、「瓔珞」を思いだ出し、純妃と嘉妃の子なことを確認した。
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眷属

2024-10-26 00:43:25 | Weblog
龍谷ミュージアム 2024年9月21日~11月24日

 いまいちよくわからなかった眷属、いっぱいいて眷属の眷属までいるとは。自分のわりと得意なものとしては涅槃図にいた孔雀はマクジャクだったけど、頭にかぶってるのはインドクジャクかも。夜間開館ありがたいが夜間開館行った人は図録買えないの困るかも。
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美しい春画―北斎、歌麿、交歓の競艶―

2024-10-26 00:14:01 | Weblog
細見美術館 2024年9月7日~11月24日

 春画展もすっかり定着した感じで、そんなには混みあっていなかった。春画の画中画って隠し落款するだけでなくわざと真面目寄りに描いてる感じでおもしろい。乳首を描かない、目立たせない絵師が多く、その中で北斎は比較的乳首すきという仮説を持ちました。「肉筆浪千鳥」はライデンの北斎を思いだしました。

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美と用の煌めき―東本願寺旧蔵とゆかりの品々―

2024-10-25 23:58:06 | Weblog
大谷大学博物館 2024年10月8日~11月28日

 真宗大谷派の檀家ですが大学も博物館も初めていきました。予想以上に面白かったです。結構方々から借りてるし図録もありました。展示室は狭いですね、これはお西の勝ちか。京狩野と関係深かったから結構京狩野展でもあるし、若冲も出てる。住吉廣行の屏風は裏も面白そうだったし、円山応立の応挙風の孔雀はやっぱりマクジャクだったし満足です。

 
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HaikuとHaiga 芭蕉と蕪村

2024-10-25 23:24:43 | Weblog
嵯峨嵐山文華館 2024年10月12日~2025年1月19日

 H&M風のチラシで話題の展示。芭蕉と蕪村でB&Bじゃないんだ。しかし福田美術館に比べて全然すいている(若冲も一応1点出ているのに)。芳中の芭蕉像って頼まれたんだとしても芳中が俳句の仲間内にいたってことよね。
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京都の嵐山に舞い降りた奇跡!伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!

2024-10-25 23:07:06 | Weblog
福田美術館 2024年10月12日〜2025年1月19日

 展覧会タイトルが長すぎる。若冲の「果蔬図巻」は「菜蟲譜」と並べてみたい。福田美術館は「乗興舟」も買ったのか。足りない1枚はどこへいったのか。「蕪に双鶏図」、すごく蕪。牧谿と関係あったりするのかしら。
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仙境 南画の聖地ここにあり 第1部 近代の南画、関西にあり

2024-10-24 23:53:15 | Weblog
和歌山県立近代美術館 2024年10月5日〜11月24日

田辺会場が見られたら違うのかもですが、近代の南画を体系的に見せるのは大変だな。近年回顧展があって自分が見たものはピンとくるけど大勢の画家を1、2点で紹介してくのは消化不良感。青緑山水よりと水墨山水よりとカラフルなものは混在してた。
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遊びのすがた―工芸と絵画で見る玩具の美術―

2024-10-24 23:17:48 | Weblog
和泉市久保惣記念美術館 2024年9月15日~11月17日

 遊楽図に注目した展示はあるけど玩具に注目してるのは新鮮味がある。適翠のカルタとか所蔵品を活用。丁寧に調べて方々へ借りに行ってる感じ。それが使われてる様子と玩具そのものが一緒にみられるのはいいね。
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