Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

NHK大河ドラマ特別展 天地人―直江兼続とその時代―

2009-05-29 22:07:43 | Weblog
サントリー美術館 2009年5月30日~7月12日
新潟県立歴史博物館 2009年7月25日~9月6日

毎年恒例のNHK大河ドラマ展。地元は持ち回りとして東京は江戸博固定化と思っていたがそうではないのか。江戸博にはNHKプロモーションが手塚治虫持ってったからいいのか。
入口で大河ドラマのテーマ音楽が流れてます。まあドラマあっての展覧会ですからね。でもドラマが不人気のときは大河ドラマ展もつらいやろな~。 秀吉像や利家像の後の山水画はなぜ破墨?家康のが(楼閣)山水なのはまあ時代なんだろうけど、(楼閣)山水もなんか意味あるのかな・・・・・・。上杉本洛中洛外図はまだ展示されてないのですが、これはドラマにも出てきましたね。サントリー美術館お得意の桃山絵画コーナー出現。あとおもしろかったのは漢籍とか出版のところ。
戦国ものの大河は今までにもあったしまたやるだろうけど直江兼続が主人公ということでやや珍しい展覧会になっています。歴史展なのか美術展なのかというのもこの大河ドラマ展の微妙なとこで・・・・・・
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維新とフランス

2009-05-27 01:07:02 | Weblog
東京大学総合研究博物館 2009年3月28日~5月31日

今まであまり紹介されたことのないフランス関係の幕末維新期史料の展覧会。幕末には外人の名前をカタカナ表記で書くことは始まってて、手紙とかいっぱい出てました。日本人側妻(妾じゃだめなの?)の窮状を訴える手紙が泣かせる。あと古い写真。肖像の機能を考えさせられました。当時日本からフランスへもたらされた自然の標本を使ったり、棚とかもブンダ―カマー的な展示で凝ってるんだけど、キャプションの字が小さくまた配色もなかなか読みにくい。現代美術のインスタレーション(コスースとか杉本博司とかぽいと思いました。
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ズームアップ! 日本の銅版画

2009-05-23 21:47:15 | Weblog
神戸市立博物館 2009年4月18日~5月31日

日本の江戸時代から明治の銅版画を細部拡大写真とともに展示。雷洲あたりまで空と雲ってやっぱり相当みんな執着してるな~。それはともかく細かいですな(江漢はそれほどでもないが)。図版でもよく伝わらないけど普通に展示しててもわからない細かさが伝わりました。
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近世初期風俗画と南蛮工芸

2009-05-23 21:42:02 | Weblog
神戸市立博物館 2009年4月18日~5月31日

名品もさることながらなかなか展示の機会がない作品というのもこちらにはたくさん・・・・・・南蛮屏風も内膳だけじゃないのよ~。「花下群舞図」に改めて萌え~
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江戸時代の世界図遊覧

2009-05-23 21:36:47 | Weblog
神戸市立博物館 2009年4月18日~5月31日

南波・秋岡・池長三氏って同世代なのね~。私は子供のころから地図が大好きなんざんす。地図も出版研究でやりようがあるのかもと思った。
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追悼103歳 天に捧げる地上の花 片岡球子展

2009-05-23 21:29:20 | Weblog
名古屋会場・大阪会場・岡山会場終了済み
日本橋高島屋 2009年5月20日~6月1日

球子さんというのは勉強熱心でパワフルな人だということがわかった。テレビドラマとかにすると面白いかも(小学校の先生をやめるまであたりで)。
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水墨画の輝き―雪舟・等伯から鉄斎まで

2009-05-23 21:19:51 | Weblog
出光美術館 2009年4月25日~5月31日
水墨画名品展という点では岡山県美の名品展@千葉市美、ついこないだまでやってた静嘉堂文庫美術館とも同じだけど、コレクションの性格によってまあ違うわけですな。こちらの今回の展示はストイックなまでに着色を排除・・・・・・。まじめな展示でした。今手元に図録ないのでデティルは省略。叭叭鳥って目つき悪いのが素敵~
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筆墨の美―水墨画展 第一部 中国と日本の名品

2009-05-17 22:43:53 | Weblog
静嘉堂文庫美術館 2009年4月4日~5月17日

静嘉堂って所蔵品の質・量に比べて展示室小さいよな・・・・・・一部公立館の所蔵品の質・量に比べて展示室が大きいのと逆だ。第二部は秋に予定なさっているそうです。
そう大きくない展示室に国宝と重要文化財がごろごろと。筆墨にふさわしく本当に文房具の筆・墨も飾ってありました。私が見入ったのは、結構奇想化している伝張路とか大画面にしてミクロな袁江とか、送別図の明応2年の山水図(木の形がシャム双生児っぽい)とか使っている色数以上に多色を感じさせる式部輝忠の屏風とか・・・・・・。
天井の照明がケースに映り込むのはもしかして設計ミス?
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妙心寺

2009-05-11 01:38:10 | Weblog
東京国立博物館 2009年1月20日~3月1日
京都国立博物館 2009年3月24日~5月10日

いい展覧会だし、機会があったので京都の後期もいってみました。今日印象に残ったのは元信霊雲院の鶴の首が意外と太いということと、陳箴「鳥花山水図」面白いけどお寺のものはずっと伝わったとは限らないなということです。
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きのくにの精華 

2009-05-10 10:14:48 | Weblog
和歌山県立博物館 2009年4月25日~6月7日

国宝と重要文化財があたりまえのように出ている。それが正しいかどうかは別として、昨今芦雪はかわいい動物を描く人として評価されてるんだな~と改めて。こちらでは国宝・重要文化財をたくさん預かってるので、お客さんも国宝・重文なれしてるのか?静かだった・・・・・・
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