Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

永青文庫コレクション 細川家の絵師たち展

2014-07-25 23:54:00 | Weblog
羽田空港美術館 ディスカバリーミュージアム 前期6月21日~7月27日 後期7月29日~9月7日

 点数は少ないけど無料で見られます。殿がお抱え絵師に描かせたという、杉谷行直「富士登山図巻」が絵の中に地図的要素を盛り込んでいて面白い。狩野常信が将軍家の絵師なのに細川家からも扶持を与えられていた、とあったがそんなのってありなの?できれば後期も行きたい。
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江戸妖怪大図鑑 

2014-07-25 23:40:41 | Weblog
太田記念美術館 2014年7月1日~9月25日
 
 第1部 化け物 第2部 幽霊(8月1日~8月26日) 第3部 妖術使い(8月30日~9月25日) 真面目に妖怪の描いてある浮世絵を集めた展覧会。美術史的な考察もあり、ただ妖怪が人気だからだけではないちゃんとした展示。図録の解説もしっかりしてる。歌舞伎役者も顔からちゃんと判断してあるし。妖怪ウォッチから来てるお客さんも結構いるようで商売繁盛めでたし。蝦蟇のお化けがたくさん出そうな第3部が楽しみです。
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現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより

2014-07-17 01:16:14 | Weblog
東京国立近代美術館 2014年6月20日~8月24日
この後愛知会場、広島会場、京都会場へ巡回

 台湾のコレクションだな~と思うのは近代の中国、台湾のものがあるのと現代も中国系の人が少し多めなくらいで、現代美術のグローバル化を感じる。値段がいくら、とかも面白い。ケイト・モス本人がマーク・クイン「ミニチュアのビーナス」を見てるとことを写真に撮ったらそれまた現代美術になりそうだ。
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鉄斎

2014-07-10 22:40:54 | Weblog
出光美術館 2014年6月14日~8月3日

 鉄斎って作品が多い。「蘭亭曲水」はお酒の事象の描き方が人によって、絵によって結構違う。新しく描かれるようになる名所、たとえば月ヶ瀬等の図様ってどうやって決まっていくのか?鉄斎は長生きしたから作品が多いともいえるのだけれど、まだ没後90年、思ったより新しい。
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徒然草 美術で楽しむ古典文学(2回目)

2014-07-10 22:33:50 | Weblog
サントリー美術館 2014年6月11日~7月21日

 展示替えがあったので再訪。海北友雪にも結構な量の絵の注文があったのだなあ。絵屋として俵屋宗達と合わせて考えることができるかもしれに。画題としての徒然草の受容が気になる。
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北蓮蔵 渡欧期の肖像画

2014-07-07 22:50:09 | Weblog
早稲田大学會津八一記念博物館 2014年6月30日~8月3日

 アトリエを受け継いだ姪のさらに弟子が寄贈したという作品群。ちゃんとした真面目な近代の油絵。単独の回顧展がないというのが意外。リスト。
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魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展

2014-07-07 22:37:24 | Weblog
国立新美術館 2014年6月18日~9月1日

バレエ・リュスの展覧会ではなくバレエ・リュスの衣裳展。基本的に衣裳の展示だし、バレエを展示することはできないので限界がある。展覧会というメディアの向き不向きを思う。隔靴掻痒と思う人もいるだろう。今でも着られそうなのもいっぱい。 ニジンスキーというと青池保子「イブの息子たち」を思い出す。ドランの「白いプードルの衣装」がスマスマのPちゃんみたいだった。
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黒田清輝展

2014-07-03 21:05:33 | Weblog
京都文化博物館 2014年6月7日~7月21日

 洋画家黒田清輝が美術奨励に役立てよと遺産を残してできた美術研究所が東京文化財研究所となり、黒田記念館(今は東京国立博物館の一部)にはまとまった黒田清輝の作品があって巡回展をしている。「湖畔」を見ると「金鳥の夏」と思い、「智・感・情」を見るとパヒュームと思うのだが、黒田の絵画世界に普遍性があって、その後の視覚文化に受け継がれているともいえるか。黒田清輝の作品をあんまりまじめに見たことがなかったのですが、けっこういろんなことやってるんだなあと思いました。蛍光画像・反射近赤外線画像をスクリーンで展示したところはそれ自体複製性を問うような現代美術風だった。
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江戸の版本と百鬼夜行絵巻

2014-07-03 20:59:22 | Weblog
大阪市立美術館 2014年6月24日~7月6日、7月19日~8月31日

 大阪市立美術館のコレクション展。他に信濃橋洋画研究所の展示、煙管筒の展示、寺社絵の展示もありました。江戸の版本と百鬼夜行絵巻は版本から怪異の場面を選んで原在中「百鬼夜行絵巻」と展示。「百鬼夜行絵巻」の醜女は手足を見ると人ではなく化け物だということがわかります。寺社絵の展示もバラエティに富んだ作品で面白かった。大阪市立美術館の収蔵庫には面白いものがたくさんある。
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伊藤若冲の名宝展

2014-07-02 23:26:00 | Weblog
相國寺承天閣美術館 2014年6月15日~9月23日

 鹿苑寺の障壁画をごっそり出している。葡萄図がいいな~。「牡丹百合図」もいいね。あと買い集めた水墨の若冲作品を結構出している。林良「鳳凰竹石図」とそれから図柄をとった若冲「鳳凰図」も並んで展示されています。やっぱ若冲って水墨多いよねと実感。
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