Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

足柄の仏像

2023-10-28 23:37:50 | Weblog
神奈川県立歴史博物館 2023年10月7日~11月26日

 猫に小判な展示だった。自治会管理の像がいっぱいあるのも地域性か? 力強さはあるけどびっくりするような地方な感じはないのが古くから開けて鎌倉も近かった地域ってことか?
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廃墟とイメージー憧憬、復興、文化の生成の場としての廃墟―

2023-10-28 23:24:01 | Weblog
神奈川県立金沢文庫 2023年9月29日~11月26日

 基本的に日本美術の展覧会なんだけど、チラシの「法華経曼荼羅」の切り取り方とかモンス・デジデリオ(イタリア17世紀の廃墟画家)を意識してるのか?所蔵品を活用し、本来の「金沢文庫」に思いをはせ、名品を出品した大変結構な展覧会だが「廃墟とイメージ」で金沢文庫というのが何をやってるのか伝わりにくいなと思った。
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めぐりあう大津絵

2023-10-26 02:19:23 | Weblog
八王子市夢美術館 2023年9月15日~11月5日

 笠間日動美術館・小絲源太郎コレクションと信多純一先生旧蔵の神戸女子大学古典芸能研究センター・志水文庫の大津絵を合わせた展覧会。小絲源太郎は洋画家、信多先生は学者。小絲源太郎コレクションはその前に誰が持ってたか結構わかるし、志水文庫のほうは大津絵の受容史みたいなとこがあって面白かった。
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揚州周延 明治を描き尽くした浮世絵師

2023-10-26 02:13:28 | Weblog
町田市立国際版画美術館 2023年10月7日~12月10日

 上越での展示は見てるけど改めておお、と思ったのでみんな見にいった方がいい。個人様式もあるけど明治の時代様式もあるなあという感想。特化した個人コレクション、町田市立国際版画美術館所蔵品を中心に館長関係の国立歴史民俗博物館、担当者のご栄転先東京国立博物館、地元上越市からも出品。秋は忙しいから前期だけでもいっかと思ったけどこれは後期も行きたいぞ。
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インド細密画

2023-10-26 02:05:39 | Weblog
府中市美術館 2023年9月16日~11月26日

 大倉集古舘で集めたインドの布の展覧会をしてる日本画家畠中光亨氏コレクションの絵画の方。お花を持った肖像画で日本の洋画にもあるけどもしかしてインド細密画の影響だったりもするのかな?展覧会の様式が江戸絵画展に似てると思って図録見たら担当者が同じだった。
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没後100年記念 内海吉堂

2023-10-22 00:38:19 | Weblog
敦賀市立博物館 2023年9月14日~11月5日

 敦賀出身の画家内海吉堂の展覧会。敦賀でしかやらないだろう展覧会なので行ってきました。めったにやらないのかと思ったが敦賀では時々やっていた。祖父は円山応挙の弟子、父は岡本豊彦の弟子、で本人は四条派の塩川文麟の弟子から南画に転向。明治は時代的に南画のほうがいろいろ有利だったのかもしれない。画業は真宗大谷派とかかわりが深いが、父母の墓は浄土宗のお寺、本人の墓は臨済宗の高台寺ってちょっとえええ?なんですけど。そんなんありでしたっけ。画風も南画転向?後も円山派、四条派的なものも描いていてかなり多面的なのであった。図録中、解説中に「真景図」とあって、お?と思ったが、画中にはなかった。
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人間賛歌

2023-10-18 22:49:26 | Weblog
徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 2023年9月24日~11月5日

 徳川美術館の所蔵品を核とした風俗画展、なんだけどあたおか(頭おかしい)レベルに名品が出ている。できれば前期後期(今はもう後期)行きたかった。結構岩佐又兵衛に力入ってる。結髪、小袖、工芸等もあってよき。
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尾張の文人画 森コレクションを中心に

2023-10-18 22:24:26 | Weblog
一宮市博物館 2023年10月14日~11月26日

 地元の事業家のコレクションが寄贈された絵画を中心とした展示。同時代ではなく後から煎茶趣味で集めたもののようで、山本梅逸や中林竹洞・竹渓が充実。その他近代まで文人画・南画が愛好され、地元の画家が活動していたことがわかった。木骨と解説にあったのは没骨のこと?豆本の画帖、雪櫟が雪操 なら金子雪操?長島雪操?とか予想してあて読みしたらもう少し解明できそう。
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佐藤泰生 エトランゼの美学

2023-10-15 13:54:33 | Weblog
O美術館 2023年10月14日~11月29日

 品川区の美術館だけど大崎にあるからO美術館。品川で育って住んでたので回顧展を開催、シャガールとかマチスとかがお好きなのかなという画風で、個性もさることながら時代の様式ってあるよなという感想。現存作家だから近作が多い?という印象。洋画家における屏風、軸装とは何ぞや。
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やまと絵 受け継がれる王朝の美

2023-10-15 01:03:03 | Weblog
東京国立博物館 2023年10月11日~12月3日

 名品も出てるしトーハクのものを活用してるし、テーマ性のあるコーナーもある、のだが思ったより空いていた。信貴山、伴大、鳥獣戯画を一続きに展示しても何とかなる程度の混みぐあい。「やまと絵」が通じないのが?私は大東急文庫の山水屏風と当麻寺の十界図屏風が面白かった。そんなに熱心でないので後は三期か四期と思っていたら神護寺三像は二期だけか。調整できるか?
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