Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

不滅のシンボル鳳凰と獅子(2回目)

2011-06-27 23:46:28 | Weblog
サントリー美術館 2011年6月8日~7月24日

 入れ替わったものもあるが、3週・2週・2週で入れ替わるものがあるので、今日いったのは少ない回数でなるべく多くの作品を見るという点ではちょと失敗。まあがんばって後2回行こう。唐獅子と白澤の屏風(芸大の)が面白かった。白澤もお獅子系なのね。若冲って結構明画だな、やっぱり。
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近世版画の色と技

2011-06-25 00:30:16 | Weblog
城西国際大学水田美術館 2011年6月21日~7月16日

 浮世絵から若冲の拓版画まで 若冲は「乗興舟」。「乗興舟」と『有山堂画譜』で正面摺(拓版画は若冲ローカルの単語。ただ正面摺は浮世絵版画ではもうちょっと別の使い方もするので石摺のほうがいい?)、合羽摺1点、基本的には浮世絵の技法というか素材(色)というかの展覧会。町田市立国際版画美術館所蔵の版本はよかった。鴨川市の摺物もよかった。しかし版本と版画の違いということもある。文化財非破壊分析法でわかることとわからないこと、データの解釈とかも気になります。コレクションと箱の大きさを生かした展示を考えていきたいものです。
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安土桃山~江戸時代に生きた人々

2011-06-23 01:17:52 | Weblog
奈良県立美術館 2011年6月4日~7月3日

 館蔵品、特に吉川観方コレクションで構成した展覧会。こちらは肖像画の展覧会もなさっているので肖像画の展示充実。松木淡々像の賛に「石摺の祇園清水夜の雪」とあり、夜空と雪という黒白の色合いは石摺と称されるのだなあと思う。風俗画もなかなか見ごたえが。新しく寄託された作品も時代があって面白そうでした。肉筆浮世絵も。そして追加出品で浮世絵版画も。奈良県美の底ぢから的な展示でした。
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破天荒の浮世絵師 歌川国芳

2011-06-19 23:25:58 | Weblog
太田記念美術館 2011年6月1日~6月26日(前期) 7月1日~7月28日(後期)
この後滋賀、福島へ巡回

 人気の歌川国芳展。こちらはNHKプロモーション仕切りの方。五姓田芳柳の国芳肖像が芳桐印のかたちに写真油絵風に書いてて面白かった。前期と後期が展示替えに加えて前期の中、後期の中でも展示替えだった。
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五百羅漢―増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信 二回目

2011-06-19 23:11:36 | Weblog
江戸東京博物館 4月29日~7月3日

 再訪 厳密に一信個人の作といえるのは第24幅まで、という説が出たという。それはありだと思いつつ、漫画家個人からプロダクション制作へという変わり目は一か所ではないかも。第20幅までとその後にも違いがあるように思った(21から24は過渡期みたいな)。あと第51幅からの濁った感じも気になった。
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懐石道具と浮世絵

2011-06-16 00:19:36 | Weblog
香雪美術館 2011年5月14日~7月18日

 肉筆浮世絵だけでなく近世絵画も結構出てます。芦雪「牡丹図」蟻アリ。渡辺南岳「観桜美人図」ってそっくりな芦雪作品がこないだMIHOの展覧会に出てた。
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不滅のシンボル鳳凰と獅子

2011-06-12 00:41:30 | Weblog
サントリー美術館 2011年6月8日~7月24日

 麒麟が不滅のシンボルだったら会社的に都合わるかったやろな~ あと鳳凰は火の鳥やし、獅子はライオン・キングでジャングル大帝やし、何気に手塚治虫の世界か?とも思いました。以上は私の勝手な感想で展覧会は至極真面目な鳳凰と獅子の美術品の展覧会。入り口で狛犬がお出迎え。神社の狛犬はたいてい片方が獅子でもう一方が狛犬で、両方合わせて「狛犬」と呼ぶのだそうです。鳳凰はおめでたい意味に加えて羽根も豪華という設定で若冲など派手目な作品が。静岡県立美術館のモザイクの鳳凰のボディがなんとなくぺったりしてるのはモザイクだからか。唐獅子はライオンをもとにできてるんだけど、「唐」(唐揚の唐)らしい唐獅子だけでなくライオンの図像がまた江戸時代中ごろには入ってくるも、唐獅子に引きずられるんですね。彭城百川、ちょっと蕭白風。やっぱ唐画ですわ。鳳凰も獅子もどこまでいっても多少中華テイストという気がします。浮世絵で唐獅子牡丹描いてさえも。展示はできないでしょうが入れ墨の唐獅子牡丹も気になります。館蔵品もうまく使い、上手に企画協力を入れた展覧会と思いました。
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海外の日本美術品の修復

2011-06-12 00:30:17 | Weblog
主催 東京文化財研究所
会場 東京藝術大学大学美術館 2011年6月7日~6月19日

 海外の美術館博物館にある日本の古美術品で日本へ里帰りさせて修復した作品を海外の所蔵機関に返す前に公開。修理の過程等もパネル展示があります。作品数は7点で期間も短いですが、ただだし、今度いつ見られるよ?って感じ。ブルックリン美術館の屏風をみて、狩野松栄って水墨でも着色でも形ほんとに同じだなと思う。ベルン歴史博物館の源平合戦図は狩野光信周辺ですね。裏にあった絵は別別の屏風に。結構なものを拝見しました。V&Aの伯牙弾琴図って擬古的な作品かと思いませり。漆工芸品もありました。
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賢者の目

2011-06-10 01:24:24 | Weblog
週刊ヤングジャンプ 2011年28号 原作真水光 画玉木バネッサ千尋

 第5回ヤングジャンプ新原作対象佳作作品 陶芸専門美術館の学芸員のお話。基本学芸員についてよく調べてあります。二人も借り出しの立ち会いにいってるのに美専車に乗らないとか、借り出しにいってその場で借用書書いてるように見えるとか、突然約束してたんじゃない人が来るとか気にならなくもないですが、ストーリー上必要なところもアリなのでいいかな。あ、女子学芸員の胸の谷間見せはアリだと思いますが、せっかく髪しばるんならもすこしきっちりしばらんと髪落ちそうでないかの。あと推理小説の贋作ものなど読んでても思うんですが、美術って錬金術みたいに思われてるのか?
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町奉行与力の風流な生活―橘千蔭の場合―

2011-06-01 00:30:34 | Weblog
昭和女子大学光葉博物館 2011年5月16日~6月18日

 歌人、和学者、書家橘千蔭の展覧会。画賛も多くやってます。法帖がたくさん出てました。彫師井上清風。建部綾足風の唐画山水図もあって面白かった。
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