Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

本田家と江戸の文人たち

2018-11-28 22:20:56 | Weblog
くにたち郷土文化館 2018年10月27日~12月9日

 国立でもともと栄えてたのは谷保とかなんだな。本田家はお医者さんで国立の名士で江戸時代は文人でそのあとは自由民権運動やって大学町開発にも関わって、家の建物は登録有形文化財。土方歳三の伯母さんがお嫁に来てる。その本田家の文人活動の展示。谷文晁の絵とか入ってる「江戸名画書画帖」はリアルな交友から出てきたものらしい。市川米庵の山水図が珍品だと思った。
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はがきサイズの開化風景展

2018-11-28 22:20:56 | Weblog
GAS MUSEUM がす資料館 2018年10月6日~12月24日

 ガス灯は文明開化の象徴(その後ガスは熱源として使われるように)なので?東京ガスはガス資料館に明治の浮世絵(結構な割合でガス灯が描いてある)を持ってて展示してる。「東京名勝三十六景」ちゅうシリーズはすべて***真景だったのが収穫だった。実は真景の時代は明治なのかも。
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~生誕200年記念~幕末の北方探検家 松浦武四郎展

2018-11-25 01:57:54 | Weblog
静嘉堂文庫美術館 2018年9月24日~12月9日

 武四郎のコレクションの一部は静嘉堂文庫美術館にあるのでそれを生かした展示。北海道や三重を巡回してる武四郎の展覧会とは別。河鍋暁斎「武四郎涅槃図」に描き込まれてる静嘉堂の武四郎コレクション、巡回の武四郎展では札幌しか出ず、静嘉堂文庫美術館の展示では「武四郎涅槃図」は複製でなかなかそろわず残念。
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東西数寄者の審美眼 阪急・小林一三と東急・五島慶太のコレクション

2018-11-25 01:48:49 | Weblog
大阪会場 巡回済み
五島美術館 2018年10月20日~12月9日

 逸翁美術館と五島美術館の二館のコレクションの名品展なのだが、ほぼ同世代の似通ったコレクションでもあり、佐竹本とか両方にあるものもあっていい組み合わせ。禅林墨蹟とか古写経とか五島にはあって逸翁にないもの、また五島には少ない円山四条派が逸翁にあったりして相互補完している。鉄道~沿線の住宅開発という事業の展開も似てるし。双方を招待し合ってるお茶会の道具もあった。
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江戸絵画の美ー白隠、仙厓から狩野派まで

2018-11-25 01:30:49 | Weblog
永青文庫 2018年10月13日~12月5日

 前期も行きたがったが何とか後期に駆け込み。森徹山作品には四条派のさきがけぽい薄さもあるな。狩野派も殿様絵画もあって満足した。天橋立を描いた雪舟の流れを組む画家が雪舟的な画風で実景を描くのは面白い。
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知られざるドイツ建築の継承者―矢部又吉と佐倉の近代建築

2018-11-23 23:59:55 | Weblog
佐倉市立美術館 2018年11月3日~12月24日

 佐倉市立美術館エントランスホールと千葉市美術館さや堂の建築家だから矢部又吉知ってたけど知られざるだったか。佐倉市美のエントランスは個人的には照明が明るすぎると感じている。堺筋倶楽部とか知らずにほかのも知ってたな。現神奈川歴博の建築家とは師弟なのか。川崎財閥の重役の娘と結婚して川崎財閥関係の設計をたくさんしたわけね。川崎家の別邸って結構現存してるようでほーと思った。建築の展覧会って設計図から建物を思い浮かべにくい人間には隔靴掻痒感が強いのだけれど、現物がある館での展示はちょっとそれが緩和されてよい。縮小して千葉市美術館さや堂ホールにも巡回したらよかったのに~
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八千代の十王図から見た地獄

2018-11-23 23:52:33 | Weblog
八千代市立郷土博物館 2018年10月7日~11月25日

 ここって民俗が盛んな館なのかな?という常設展のつくり。近くを通ったことはあったけど始めて入館しました。美術史では扱わないけど機能してる宗教美術って結構残ってて、それはそれで美術としては扱いようもあるんじゃないか?地獄を描いてもある程度時代性が出てくるのも面白い。
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林原美術館所蔵 大名家の能装束と能面

2018-11-17 01:16:41 | Weblog
渋谷区立松涛美術館 2018年10月6日~11月25日

 江戸時代の大名家にとっての能楽はやっててあたりまえで交際のツールだったんだろうな。林原美術館は岡山藩池田家のコレクションを受け継いでいる。能衣装のいろいろとか勉強になった。法被って能衣装にもあるのか。手に持ってる扇子中啓は裏表同じ絵のものとそうでないものがあった。能装束って後の時代のモノでも桃山ぽく見えてしまうのは能が桃山時代に完成してるからそれと結びついてるから? 能面は割と少なかった。
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新・桃山の茶陶

2018-11-17 01:05:18 | Weblog
根津美術館 2018年10月20日~12月16日

 根津美術館では1989年に「桃山の茶陶」という展覧会をやって、三条弁慶石町でやきものが見つかった発掘調査を受けた展覧会をしてて(さすがに見てない)、それで「新・」なのだそうだ。発掘調査後の研究も進展してて、京都三条の瀬戸物商によって作品の傾向も作られていくわけだ。店によっても取り扱う商品に特色があった。伝世品も読み直される。素朴な感想としてはやきものは作品である前にものなんだなあと思った。中国や朝鮮のやきものを真似てるところものあるので、**世紀東アジアのやきもの、とかいう展示みてみたいな。
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ローマの景観

2018-11-11 01:49:26 | Weblog
国立西洋美術館 2018年10月16日~2019年1月20日
 
 ピラネージと東京都写真美術館の写真と西洋美術館にあるローマが描かれた作品。コロセウムとかは結構現代ローマの写真にも写り込んでいる。気に入ったのはローマの名所が入ったブレスレットで欲しくなった。これってもっと大がかりに本でも欲しいな。
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