Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

夢二繚乱 千代田区×東京ステーションギャラリー

2018-06-30 01:22:53 | Weblog
東京ステーションギャラリー 2018年5月19日~7月1日

 千代田区のコレクションを主に東京ステーションギャラリーでやってる竹久夢二展。絵葉書いっぱいあるな。絵はときどきラファエロ前派ぽいときもあるよね。今回自伝的小説の挿絵原画が年表とともに紹介されていたが、その結果改めて女性遍歴を確認してしまい絶句した。遍歴し過ぎでしょうよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幕臣たちの文明開化

2018-06-30 00:58:07 | Weblog
郵政博物館 2018年4月20日~7月1日

 昔は丸の内にあったが今はスカイツリータウンの衛星予備校とかのある階にある。ゲームとかもできる常設展示の奥に企画展示室がある。郵政関係なので作品リストに「作成者等(→受取人)」とあるのが館の性格を表している。郵政にひっかかる浮世絵とかもあるんだな。電気を神さまのように描いた「電象の姿図」に受けた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はじめての古美術鑑賞ー漆の装飾と技法ー

2018-06-30 00:45:29 | Weblog
根津美術館 2018年5月24日~7月8日

 少し借りてるけど基本的に所蔵品でこれやってるのか。さすが根津美術館様である。蒔絵の技法に詳しくなれる。焼き物に漆塗るってのもありなのね。お味噌汁飲むプラスチックのお椀が黒と赤なのももともと漆のお椀がそうだったのを真似てるんだし漆、侮れない。飯塚桃葉「百草蒔絵薬箪笥」、植物の名前が小さく書いてあって狂気じみていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伸びる鉄道、広がる道路 横浜をめぐる交通網

2018-06-24 00:12:01 | Weblog
横浜都市発展記念館 2018年4月14日~7月1日

 桜木町のターミナル感はかつての横浜駅だからだと思ってたけど(それはそれであってる)、根岸線てずいぶん遅くにできたのね。市電とかも含めていろいろ展示してあってよいが、そんなに横浜のことを自分が知らなくていまいち乗れなかった。残念。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つなぐ、神奈川県博

2018-06-23 23:59:07 | Weblog
神奈川県立歴史博物館 2018年4月28日~7月1日

 空調設備改修工事による2年間の休館ののち再開館した神奈川県立歴史博物館の所蔵品展。名品展、というわけではないが名品も出ている。珍品も出ている。若手学芸員が出品作を選んだようで、若手学芸員が結構いて所蔵品がたくさんある博物館いいね。五雲亭貞秀の「子安村より眺望の真景」の真景は実景ってことかな。「かなべえ」という平成10年の国体のキャラを覚えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒器の美に酔う

2018-06-17 01:32:00 | Weblog
静嘉堂文庫美術館 2018年4月24日~6月17日

 酒器に注目したやきものを中心にした展覧会。茶器もありますが。窯変天目って人気あるんだね。前島宗祐「高士観瀑図」が室町水墨画、ではなくお酒のある絵として出てるのにうけた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近代の日本画展

2018-06-17 01:24:07 | Weblog
五島美術館 2018年5月12日~6月17日

 あんまり近代の日本画の館という印象はないが、五島家のコレクションだったのか? そこそこお持ちで定期的に展示している。結構大観があってたらしこみみたいに見えるところ、たらしこみなところもあるけど線でかたちをとってるところもあるな。近代には洋画から日本画に転向する人が何人かいるので、その人たちの共通点と相違点を考えると面白いかも。そういえば30年~20年前くらいは確実に近代日本画のほう江戸絵画より人気があった気がするんだけど、どこで潮目が変わったんだろう。まあ潮目が変わったって言っても江戸絵画でも若冲とかほんの一部な気もする。一緒に飾っていた宇野雪村コレクションの箋譜、詩箋が面白かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大名茶人 松平不昧

2018-06-16 00:00:16 | Weblog
三井記念美術館 2018年4月21日~6月17日
島根県立美術館 2018年9月21日~11月4日

 松江藩の殿様、大名茶人で茶道具コレクター松平不昧の没後200年記念展。道具の目録があって、何もってたかがわかる。茶室を作って住んでた下屋敷の庭の絵「雲州候大崎別業真景図」(松江歴史館)が出てて、さてこの「真景図」って誰がつけた、言い出したんだろうと思った。好みの道具を作らせるプロデューサー的活動もしてた。同じものを100個とか作って配るんだな。木挽町狩野家、養川院、伊川院との交流から出てきた作品も面白かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョルジュ・ブラック展 絵画から立体への変容ーメタモルフォーシス

2018-06-11 01:21:34 | Weblog
パナソニック汐留ミュージアム 2018年4月28日~6月24日
このあと愛知会場へ巡回

 キュビズムのあとのブラックは鳥を描く人になって晩年は「メタモルフォーシス」シリーズでジュエリーとか陶磁器までやってたのか。お金持ちなら欲しいなと思うジュエリーだったが、キュビズムからはずいぶん変化したものだのう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宋磁 神秘のやきもの

2018-06-11 01:11:37 | Weblog
出光美術館 2018年4月21日~6月10日

 出光美術館の所蔵品を主にちょこっとよそからも借りてモノの美しさというより美術史的に展示してた。遼とか金の焼き物もあるのか、へーって感じ。唐物の象徴として日本の絵巻に出てくるのが紹介されててよかった。青銅器とかの器形をまねてやきものでつくるんだけど、かたちを真似てもそんなに似るわけでもないのに、やきものならかたちを真似られるからといってもなんで真似るんだろうと不思議に思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする