Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

黒田家の美術 きらめきの大名道具

2014-09-27 00:11:31 | Weblog
福岡市美術館 2014年9月2日~28日

 黒田コレクションで構成した展示。絵画もみっしり出ていた。余所の展覧会にでるわけでもないが見ておきたいものがたくさんあって面白かった。実態とはかけ離れた伝承を持つ中国絵画群は大名道具としてそういうものが必要だったんだろうなあという感じだし、江戸狩野も結構あったし、屏風もよかった。
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曾我蕭白 鳥獣画の探究(後期)

2014-09-22 23:36:47 | Weblog
香雪美術館 2014年8月23日~10月13日

 ほとんど展示替えされたので再訪。前期に続いて堅実ないい展示ですが前期のほうが色がついてるものが多くて華やかでしたね。曾我派の鷹と蕭白の鷹が見比べられてよかった。狼貉図襖にちょこっといるカタツムリとかがおもろい。
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オルセー美術館展 印象派の誕生―描くことの自由―

2014-09-20 23:23:51 | Weblog
国立新美術館 2014年7月9日~10月20日

 印象派展ではなくオルセー美術館展である。さすがモノ持ってんな~だが、マネに始まりマネに終わる展覧会で、マネは印象派ではないのである。サロンとか歴史画の伝統とか知らないと構成がちょっとわかりにくいかなとも思いました。
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名画を切り、名器を継ぐ

2014-09-20 23:04:22 | Weblog
根津美術館 2014年9月20日~11月3日

 切断したり改装されたり作り変えられたりした書画、茶器の展覧会。名作だから作り変えられることもあるし、作り変えられることによって伝わることもある。書画も豪華なんですが破片をつなぎあわせて修復したり、埋め込んで作ったりしたやきものが印象的でした。後期展示の永徳の仙人、大瓢箪の人は張果老で右隻は八仙崩しですよね。
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ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎

2014-09-20 22:56:17 | Weblog
上野の森美術館 2014年9月13日~11月9日
兵庫会場、福岡会場、愛知会場巡回済み

 ボストン美術館のコレクションで構成した北斎展。有名な図柄でない初期作品、浮絵、洋風版画、摺物などが面白かった。北斎作品て広重作品に比べて結構中国ぽい。
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鄰蘇観海:院蔵楊守敬蒐集図書特別展

2014-09-16 00:12:49 | Weblog
国立故宮博物院(台北) 2014年6月7日~12月14日

 明治維新後日本で漢籍が安価に市場に放出され、それを集めて中国へ持ち帰るということがあったのか。漢籍の和刻本はここでは漢籍として取り扱われますがもちろん国書としても取り扱われるべきと思いませり。
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明四大画家特典 唐寅

2014-09-16 00:04:37 | Weblog
国立故宮博物院(台北) 2014年7月4日~9月29日
 四大画家のうち唐寅がどうしても見たかったというより夏休みの旅行にできたので行ったというところなのですが、うまくていろんなことをやっていてとても面白かった。まとめて見られてよかった。他の図録も含めて船便で送ってしまったので詳しい内容については省略。
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張大千没後30周年記念展

2014-09-15 00:39:39 | Weblog
国立歴史博物館(台北) 2014年9月5日~11月23日

 吉林省博物館、四川博物院、国立歴史博物館の張大千の作品をコレクションごとに展示した展覧会。年代的にはまんべんなくとはいかないのですが張大千を大量に見ました。若冲の筋目描に近いにじみがある作品があって、紙と下地の処理の組み合わせが中国にはあったのかなあと思った。ブラジルもマルセイユもなんでも水墨画になるんだよね……まあ日本画のことを考えればそれも当然か。
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ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展 

2014-09-13 22:45:03 | Weblog
世田谷美術館 2014年6月28日~9月15日
この後京都会場、愛知会場へ巡回

 モネ「ラ・ジャポネーズ」他数点とゴッホ等のほかはかなり地味な作品をよく研究してまとめて日本美術と比較して作った展覧会。ボストン美術館の所蔵作品展なのである。これに結構動員してるNHKプロモーションの手腕に脱帽。
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趙之謙の書画と北魏の書

2014-09-01 00:19:06 | Weblog
東京国立博物館・台東区立書道博物館 2014年7月29日~9月28日

 台東区立書道博物館へ行くめどは立ってないのでとりあえず東博会場だけ見てきました。日本だと幕末明治で清ももうだいぶ押し詰まってきてるんですが、科挙って相変わらずあって受けてたのね・・・・・・。文人になるにも職業文人生活でお金を稼ぐのだな。趙之謙ら海上派の画風は日本でも結構流行ってて田中一村もそれ風。
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