Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

夢に挑むコレクションの軌跡

2011-03-28 01:42:05 | Weblog
サントリー美術館 2011年3月26日~5月22日

 震災の影響でオープンが遅れたサントリーの展覧会。開館50周年記念ということで、今まで収集した名品と新収蔵品を展示。絵画を全部見るためには計3回いかなくてはならないようです。室町の屏風とか江戸の風俗図とか結構出ます。小川破笠が出てるのもうれしかった。新収蔵品のほうでは今でてる狩野山楽「西湖図屏風」が面白かった。西湖十景+湖岸の風俗ですね。三潭印月がちゃんとあった。あと林和靖みたいな人がいた。若冲が入ってる画帖、今ちょうど若冲の場面が出てて、梅図に「目玉の串刺し」があります。
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役者に首ったけ!

2011-03-28 01:31:30 | Weblog
たばこと塩の博物館 2011年3月5日~4月17日

 所蔵品を中心として丁寧に役者絵を見せる展示。出版とか役者のこととか丁寧に解説。上方絵が面白かった。上摺と並摺ってあるんだ。ちょこっと死絵もあった。まあ八代目団十郎の死絵もさすがに300はなさそうだけどね。無料でくれるリーフレットの表紙、地模様が空摺風のハートでピンク、役者絵がアイドルの応援団扇のようで、歌舞伎役者がスターだった感じがよく出ています。
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江戸の人物画 姿の美、力、奇

2011-03-26 01:38:55 | Weblog
府中市美術館 2011年3月25日~5月8日

 震災で延期になっていた展覧会が始まりました。11日は東北北関東の集荷からトラックが戻るところだったそうです。いいものはいいです。蕭白の興聖寺「寒山拾得」は後期です。まだ出ていません。奈良県美の蕭白「美人図」の他、今でているものでは曾我蕭月が素晴らしいです。田資彬=太田洞玉ならわかってよかったです。
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特集展示 幕末大坂の絵師 森一鳳

2011-03-14 00:27:16 | Weblog
大阪歴史博物館 2011年2月23日~4月4日

 森派、という大坂、京都を中心に江戸後期に活動した猿などを得意とした画家集団がいるのですが、幕末に森一鳳という人が出ました。この人の藻を刈る舟の絵がとても喜ばれたんです!「もうかるいっぽう」だから。語呂合わせ特に大坂の人は好きだったみたいです。とはいっても藻刈舟ばかり描いてたわけではなくて、平面的なデフォルメを特徴とする画風で花鳥画を中心にいろいろ描いてました。大阪天満宮の孔雀図屏風、応挙の円満院パターンではあるが大胆にデザインぽくていい。大阪歴博の滝見観音図、時代性だろうけどちょっと河鍋暁斎とかと似てる。塗り残しの雪が印象的な雪中泊舟図とか、応挙ぽい香魚之図とか図録がないのが残念な面白い展示でした。常設に森派の作品を出してて、「鹿に若松図」は比べられます。常設みると周峰と狙仙も近いことを再確認できました。
コメント (1)
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長沢芦雪 奇は新なり

2011-03-14 00:15:46 | Weblog
MIHO MUSEUM 3月12日~6月5日

 若冲の次は芦雪だ。今度の白黒は象と牛だ。新出作品が多いので南紀の障壁画とかは意外と少ない。芦雪は応挙の技術を身につけて自在に変容させたのだ。下御魂神社の牡丹孔雀図はいいな~ 再発見の方寸五百羅漢図は切手のようです。あと2回いけばだいたいみられそうなので4月12日以降5月8日までと5月10日以降に訪問の予定。リストと展示替えはこちら
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柴田晩葉―湖都のモダン日本画家―

2011-03-10 23:32:34 | Weblog
大津市歴史博物館 2011年3月5日~4月17日

 山元春挙弟子の近代の日本画家。今まで知らない人だったけど絵とても面白かったです。江戸時代中期以降って名前はいまいち知られてないけど面白い絵を描く人いっぱいいるんだなとあらためて。琳派ぽいのとか新南画ぽいのとかいろいろあります。特にドラマティックとかではなくてもちゃんとした絵描きを紹介するのはいいことだ。江戸時代(でもいつからやってたんだろ)からあった画会って昭和でもやってたんだな。色紙、短冊はミュージアムピースではないけれど画業の一部ではあり、これならそんなにお金持ちでなくても買えるし飾れるよね、といろいろ考えたのでした。
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襖と屏風―暮らしを彩る大画面の美―

2011-03-10 23:19:49 | Weblog
滋賀県立近代美術館 2011年2月19日~4月10日

 江戸時代から近代までの日本画の襖と屏風、大画面絵画を展示した展覧会。襖よりも屏風の方が便利かな~ 屏風のほうがケース内でも価値が減らないというか。幸野楳嶺「群魚図」海の魚ばかりで美味しそうです。中島来章の押絵貼、この人の北宗ぽさ気になる。高田敬輔、ガン見。蕭白とちょっと似てる。白梅と紅梅が描いてある。紀楳亭と横井金谷は蕪村理解が違う。世代的なものか?紀楳亭「羅浮仙図」唐画だ~ 銀地だ~ ちょっと林リョウ苑ぽいと思った。岸連山の虎がハムみたいだった。速水御舟「菊花図」、ありがたい感じがします。サイトに出品目録ありです。
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シュテーデル美術館所蔵フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展

2011-03-08 02:52:38 | Weblog
Bunkamura ザ・ミュージアム 2011年3月3日~5月22日
その後愛知会場へ巡回

 フェルメール《地理学者》は大阪のフェルメール展にも来日しました。フェルメール以外のオランダ絵画も結構体系的。世界にオランダ絵画っていっぱいあるんだな(自分が好きで気にしてみてるからなおそう思うんだろうけど)。レンブラント展もあるし、フェルメールの出る展覧会はこの後もう一つ同じBunkamura ザ・ミュージアムであるし今年はオランダ絵画当たり年ですか?
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シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥーセンター所蔵作品による―

2011-03-08 02:49:23 | Weblog
国立新美術館 2011年2月9日~5月9日

 いいコレクションの所蔵品展はちゃんと練った企画でやると面白い。新美術館はコレクションをまとめて持ってくる展示が続きますが。
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印西市合併記念美術展覧会

2011-03-04 23:48:09 | Weblog
印西市文化ホール 2011年3月2日~3月6日

 柏の摘水軒記念文化振興財団の名品展。岡本秋暉、曾我蕭白、鳥居清長など22点ですが無料、露出展示。見放題ですよ。
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