Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

三井家が伝えた名品・優品 第2部 日本の古美術

2020-08-28 23:56:53 | Weblog
三井記念美術館 2020年8月1日~8月31日

 第1部 東洋の古美術は日本以外の東洋という意味だったんだな。絵画も円山応挙など展示しているのだが日本美術は工芸が目立つなという印象。特に近代の象彦製の道具とか、明治の超絶技巧が面白かった。
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作家ピカソ PICASSO ESCRITOR 

2020-08-19 22:37:34 | Weblog
インスティトゥト・セルバンテス東京 2020年6月16日~9月30日

 ピカソって詩とかも書いてるのか~。会場にはピカソの手稿のコピーが展示されててなかなか読みにくい字だった。ピカソが『楳嶺画譜』を参考にしてたようだった(図様的に)けど持ってたのかな? ビデオが面白かった。
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帰ってきた!どうぶつ大行進

2020-08-13 23:58:48 | Weblog
千葉市美術館 2020年7月11日~9月6日

 千葉市美術館拡張リニューアルオープン。当初予定した展覧会はコロナウィルスで中止(延期?) テーマ展は所蔵品を核としてやったほうがいいんだな。欲を言えば核が所蔵品でその上にちょこっと借りてくるといいんだろうな。魚や虫や鳥もいるのでどうぶつは広い意味なんだろうがそれでも四つ足重視か? ドラッカーコレクションが入ったことによって時代と題材が広がって、古代はないけど総合的な日本絵画の展示になったのはよい。
 拡張リニューアルは中央区役所がよそへ行って、5階に常設展示室、4階にも新たな施設ができた。4、5階には区役所の面影残ってる。常設展示室はよく改装されてるけど天上低いから現代美術の常設は難しいものもありそう。7,8階はほとんど変わってない。いちばん変化が大きいのは1階かな。
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大津絵と江戸の出版

2020-08-13 23:46:17 | Weblog
国立歴史民俗博物館第3展示室 2020年8月4日~9月6日

 大津絵は大津で作られて売られてたんだけど、よく取り上げられる画題が大津絵的何かになって転用されたり主題になっていくのが面白い。歌川国芳「浮世又平名画奇特」って風刺として作られたというより風刺として受け止められて、その絵をまねてまた別のことを風刺するというのも転用、読みという点からとても面白かった。仏教的画題の名残がひょうたん鯰なのか?
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石鹸・化粧品の近現代史

2020-08-13 23:36:57 | Weblog
国立歴史民俗博物館第4展示室 2019年12月3日~2020年8月30日

 この間歴博で展示を見る機会がなく(コロナウィルスもあったし)やっとみられた。帝人パピリオってパピリオのほうが本体だったのね。鐘紡からの連想で帝人もそもそも化粧品やってたのかと思ってた。化粧も化粧品(含むパッケージ)も視覚文化だよなと思う。懐かしいと盛り上がるのが目的の展示でないことは理解しているが、もう少し新しい時代までカバーされてればなお楽しかったし、残ってる会社の協力も得て、全国巡回したら図録も作れるんじゃないかと思ってしまった。
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美の競演―静嘉堂の名宝― (前期)

2020-08-02 01:43:50 | Weblog
静嘉堂文庫美術館 2020年6月27日~9月22日
 
 前期後期で絵画はまるっと展示替えなので行ってきた。テーマ性を持たせた名品展。張瑞図「秋景山水図」と池大雅「流泉古松図」は直接的な関係を考えてみてもいいかもしれない。沈南蘋と原在明は猫のもようと朝顔がかぶるので一緒に展示するのにはぴったり。展示ギャラリーだけ丸の内に移転計画あるが、文庫の展示も持ってくのかな? 現在のところにある間に一度クルマで行ってみよう(行けそうなんだけど二子玉川で遊びたいので車で行ってみてない。世田谷区立美術館とクルマでかけ持つ計画を考えよう)。
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洋風画と泥絵 

2020-08-02 01:30:52 | Weblog
日本民芸館 2020年6月9日~9月6日

 3月31日~6月14日予定だった会期を変更して開催中。興味深く見たが洋風画「と」泥絵の「と」が気になる。この展覧会で出ている泥絵は洋風画だと思うんだけど。泥絵も浮世絵版画も名所の扱いは似ていて、名所の捉え方って強いなと思った。柳宗悦が泥絵を集めたのはそら民芸的視点でしょうね。ペリー再来航時の諸大名の配置を地名、名前入りで地形とともに表した「御囲図屏風」が面白かった。まるで「かるかや」みたいな「異国風系図」もあって日本美術にある素朴さの系譜を考えることができそう。その他、西洋の図様でも中国経由はけっこうありそう。
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ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

2020-08-01 01:06:14 | Weblog
国立西洋美術館 2020年6月18日~10月18日
その後大阪、オーストラリアへ巡回

 もともとの会期は3月3日~6月14日、飾ってるところに休館の流れで、なんとか開いたって感じでしょうか。見られてよかった。このもう少し後の展覧会だと、来てないから中止ってあったもんね。よくできた西洋美術史展だった。名品も入ってて、しかも構成もできてて感心。まあロンドン・ナショナル・ギャラリーにあるから有名、てものもありそうですが。すごくゴッホ「ひまわり」推しなのはロンドン・ナショナル・ギャラリーなのにいいのか?とも思いました。
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