Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

没後200年 中村芳中

2019-10-28 00:37:13 | Weblog
細見美術館 2019年10月26日~12月22日
 
 琳派展21 細見美術館での中村芳中展は3回目。前回は千葉・岡山との巡回展だった。その後の新出作品でたぶん近所で借りられるものを入れている、版本は近所で結構集めて充実。全体としては芳中の全貌がつかめる感じ。細見コレクションの美術館だけど芳中は別の寄贈もあったのか。『光琳画譜』に基づく依頼(版本のアレみたいなの描いて~)もあったのかなと思いました。ぼてっとたっぷりしたのとほっそりすっきりしたのは年代だけでなく注文の違いもあるかな。
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花と鳥の四季 住友コレクションの花鳥画

2019-10-28 00:30:47 | Weblog
泉屋博古館 2019年10月26日~12月8日

 今を時めく若冲があるのが強み。そのルーツ的な沈南蘋もいいのがあるし。さらに沈南蘋のルーツ的な中国の花鳥画、江戸時代の花鳥画全般あり。中村芳中もあるのか~。
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吉川観方―日本文化へのまなざし

2019-10-28 00:19:59 | Weblog
奈良県立美術館 2019年9月28日~11月17日

 アーティストとしても悪くなかったと思うが、それ以外のことが面白くなっちゃったのかな?吉川観方と付き合いのあった日本画家たちの作品が面白かった。コレクターなのはまあ知ってたけど故実研究会の活動が面白かった。
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御即位記念 第71回 正倉院展

2019-10-28 00:12:19 | Weblog
奈良国立博物館 2019年10月26日~11月14日

 正倉院展て奈良博のドル箱と聞くけれど、正倉院展だけ来る人は奈良博に対して混んでるところという印象を持つのではないか? 単眼鏡は細部をみるだけでなく、近づけないときでも見られて便利です。鳥毛立女図屏風が見られて満足したのと、山のつくりもの「仮山残欠」が見られてよかった。
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佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美

2019-10-26 01:48:57 | Weblog
京都国立博物館 2019年10月12日~11月24日

 佐竹本三十六歌仙の再集合がうたい文句の展覧会ですが似絵展でもある? 書も料紙装飾も見ごたえあり。歌仙絵って肖像画でもありそうでもない感じ。佐竹本切断~購入って使ったくじ引きの道具まで残ってて、意識的にドラマチックに盛り上げた感。女性の歌仙の値段が高くて、益田孝は坊主引き当てて不機嫌て、それ坊主めくりですか?
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聖域の美―中世寺社境内の風景―

2019-10-26 01:20:35 | Weblog
大和文華館 2019年10月5日~11月17日

 宮曼荼羅とかだけではなく絵図的なものも含めて読んでいく、見ていく展覧会。他に類がないんじゃないか(私が不勉強で知らないだけかもしれないが)。地図と絵図と絵って分けられないところある。そしてそこに物語的な要素もあったりする。記憶が反映されているような描写があったり。あと写真的でないリアリティもあるんだなと思った。
 
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仏像 中国・日本 中国彫刻2000年と日本・北魏仏から遣唐使そしてマリア観音へ

2019-10-26 01:09:46 | Weblog
大阪市立美術館 2019年10月12日~12月8日

 チラシもポスターもあんまり見かけないけどきっといい展覧会と思って行ったら面白かった。北魏も唐もドラマの知識で楽しく見られた。中国の仏像の歴史を日本との関係と共に見ていく。宋風もよく分かった気がする。マリア観音は観音として作られたものがマリアとして受容されたのね。黄檗の仏像の影響も結構あったのか。
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交流の軌跡―初期洋風画から輸出漆器まで

2019-10-24 23:54:43 | Weblog
中之島香雪美術館 2019年10月12日~12月8日

 香雪美術館のコレクションの初期洋風画、館長の得意な洋風画、そして輸出漆器。洋風画、よく典拠が示してあって勉強になったし司馬江漢の新出や村山コレクションとか面白かった。特に私的には服部永錫収集の元画帖を屏風に貼り交ぜたのがとても興味あり(屏風だといっぺんに見られていいけど場所によっては見づらい)。淵上旭江がいるから当然と言えば当然なんだけど宮本君山も大原東野もいたような? これは別途ちゃんと紹介してほしい。司馬江漢画、貫名海屋賛「異国風物図押絵貼屏風」とかあっさりした画面でもムキになったように影を描く司馬江漢、よかったね、乾隆帝に影は不吉だからと禁止された郎世寧みたいにならなくて、と思いました。伏彩色螺鈿で写真油絵みたいなことになってたのも面白かった。
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アルテ・ポプラル―メキシコの造形表現のいま

2019-10-24 23:47:55 | Weblog
国立民族学博物館 本館企画展示場 2019年10月10日~12月24日

 先スペイン文化にスペイン他から持ち込まれた文化でメキシコには不思議なキリスト教美術の生命の木とか骸骨人形とかありますのね。スペイン語を解するようになったのでスペイン語圏のものがますます楽しめるようになった気がする。

 
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驚異と怪異 想像界の生きものたち

2019-10-24 23:28:47 | Weblog
国立民族学博物館 2019年8月29日~11月26日

 民族学博物館の所蔵品を活用しててよく調べてあって普段展覧会来ないような人も来てていい展覧会なのは大前提ですが、黒地に白ぬきの細い字読みにくし。見世物小屋のような、驚異の部屋のような展示狙ってるらしく、それは成功してると思うが、照明がちゃんとまわってなくて見にくいところもあったような。現代の幻獣表象ということでファイナルファンタジーまで出てて面白かった。架空の標本みたいなの作る江本創の作品もよかった(が、どういう基準で選んでるんだ?)。
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