Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

内田嘉吉文庫に見る 近代建築の父・辰野金吾と海を渡った建築家たち

2021-12-23 20:25:46 | Weblog
日比谷図書文化館4階特別研究室 2021年10月29日~12月28日
 
 素敵な建築模型と辰野金吾・弟子たちの日本統治期の外地の建築物パネルの小展示。手作りチラシとはいえこの展示を宣伝してる千代田区はお金持ちと思った。てか特別研究室って2時間300円wifi、電源付きの快適な座席なのね、要するに。
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聖徳太子 日出づる処の天子

2021-12-19 13:37:32 | Weblog
大阪市立美術館 2021年9月4日~10月24日
サントリー美術館 2021年11月17日~1月10日

 大阪市美より会場狭くてどうするのかな?と思っていたが聖徳太子絵伝の展示などうまく工夫されていたように思う。山岸涼子『日出処の天子』読んでたのでついてけるところもあり。漫画原画展示はBL風味であることを知らないと理解できないかもとは思った。
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師弟、それぞれの写真表現

2021-12-19 13:25:11 | Weblog
フジフイルムスクエア 写真歴史博物館 2021年10月20日~12月28日

 アスタリフト買うついで、ではなく自主的に訪問しました。小さい展示ですが師弟の組み合わせ、知らない人もいて新鮮だった。そして大好きな(は写真家ではなくて題材が)写真とった写真家を認識しました。写真って(ほんとは絵画も彫刻もだ)何が写ってるかを無視してはなかなか見られないのよね。
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河鍋暁斎 躍動する絵本(後期)

2021-12-19 13:21:20 | Weblog
太田記念美術館 2021年10月29日~12月19日

 前期後期コンプリートしました。版本をばらして展示してるので全ページが見られる。これに解説つけるの大変よ・・・・・・。鬼と鐘馗がいろいろやってるのは大津絵のパロディかな?と思うのがあった。
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東中野の日本閣―婚礼場の100年―

2021-12-19 13:06:02 | Weblog
中野区立歴史民俗資料館 2021年11月2日~12月18日

 面白そうだけど優先順位的には落ちるなあと思って後回しにしていましたが会期が12月18日までと遅かったのて最終日に駆け込み。東中野の婚礼場日本閣(2020年閉場)の展覧会。予想以上に面白かった。もともとは釣り堀~割烹旅館で、目黒の雅叙園(こちらはもともと中華料理だったとは)の影響を受けて豪華婚礼施設になった。電車の騒音をごまかすのに滝作った。この人工滝が絵にかいた滝(応挙の保津川とか金毘羅の壁画)みたいで面白いわ。都下の箱根(やっぱ箱根って東京の人には特別なのね)として売り出したとか。もともと水がよく出て井戸水でプールしてたとか。八王子・南柏(流山にっても南柏)は経営が変わって続いてるらしいので博覧会のパビリオン的なところも含めて見てみたい。実際行ったことのない私にも相当面白かったので記憶のある人にはもっと面白かったと思う。てか結婚式場面白い。宝くじ当たったら(買ってないけど)、美術の知識がある社会学の学生になって研究したいと一瞬思った。
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小林清親 【増補】サプリメント

2021-12-18 00:52:46 | Weblog
練馬区立美術館 2021年11月23日~2022年1月23日

 小規模に無料でやっていた。展覧会をきっかけに小林清親作品、資料、遺品をまとまって預かることになり、サプリメント(増補)として開催する由。活動がきっかけとなって作品がコレクションに加わるいい循環。広報では原画がわかったアラビアンナイトの水彩画が広められている。琳派みたいな図案のついた自作の手箱とか着用の裃等の珍品もある。写生帖の今後の活用が期待される。個人的には「列仙画註」が明治16年の仙人理解だなと面白かった。
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舞台の花鳥風月―装いの美―

2021-12-13 01:43:01 | Weblog
国立劇場伝統芸能情報館 2021年10月2日~2022年1月27日

 歌舞伎の衣装とか小道具とか楽屋で使う道具とかに見る花鳥風月の展示。新派の花柳章太郎の舞台用の装飾品の展示があった。藤娘の藤ってだんだん大きくなったんだ。八重垣姫のかつら派手だ。写真で昔の舞台とか紹介されててそれも見入ってしまうのよね。
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大雅と蕪村 文人画の大成者

2021-12-11 03:02:07 | Weblog
名古屋市博物館 2021年12月4日~2022年1月30日

 大雅と蕪村の合作「十便十宜図」(川端康成記念会)は鳴海(現在は名古屋市)の下郷家のために作られた。その「十便十宜図」を中心とした大雅と蕪村、と名古屋の文人画展。彭城百川からはじめて、下郷家を掘り下げて、蕪村は俳画コーナーもあって、名品出して、丹羽嘉言まで出して、大雅と蕪村をセットにすることまで考察したバランスのいい展覧会。園林図、真景図も触れてるし。大雅「高士訪隠図屏風」(京都府)の画中画は倪瓚だと私は信じている。丹羽嘉言『福善斎画譜』って私家版なの?本屋の関与は?と気になりました。
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修復完了記念 館蔵全巻特別公開 国宝 源氏物語絵巻

2021-12-11 02:56:40 | Weblog
徳川美術館 2021年11月13日~12月12日

 修復って巻物に戻してたのか! 見た感じは絶対いいです。模本とかもあるだけ出てる感じで、ふだんあんまり源氏物語絵巻に興味のない私も見入りました。『あさきゆめみし』通読して話覚えようかな。
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唐絵 尾張徳川家の中国絵画

2021-12-11 02:47:46 | Weblog
徳川美術館 2021年11月13日~12月12日

 徳川美術館の中国絵画(江戸時代に中国絵画と認識されていた)の展覧会。蔵帳と照合してあるし、名品だけでなく唐絵として扱われたもので、現在の美術史の評価とは違う価値もあるので見られてよかった。経費を節約しつつ作られた図録、ありがたいが背表紙ないので本棚で行方不明になりそうであるよ。アブラナ科の野菜集合の「満畦生意図」、こういうのも若冲に影響してるのかな~と思った。
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