Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

源氏物語千年紀展 ~恋、千年の時空をこえて~

2008-04-29 01:02:11 | Weblog
京都文化博物館 2008年4月26日~6月8日
予想以上に絵画が多く、しかもいいセレクションだった。連休中の月曜日臨時開館なのに結構な人出。画帖のところにヒトがたまっていた。伝又兵衛の源氏物語屏風も集合。江戸の源氏物語については秋に別の展覧会がある模様。
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暁斎漫画展

2008-04-29 00:57:05 | Weblog
京都国際マンガミュージアム 2008年4月8日~5月11日
暁斎の錦絵とか画稿とか絵本を使った展示。京博の展示と役割分担か? 図録のモノクロ頁の地色が黄色なのがちょっと使いにくいかも。
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ミネアポリス秘蔵浮世絵展(奈良会場)

2008-04-29 00:52:40 | Weblog
奈良県立美術館 2008年4月5日~5月25日
松濤で見といてよかった。図録はあの小型割高でずっといくのか・・・・・・。展示、後期浮世絵をマット装の版画をケース内に入れています。たぶん台が足りないとか作るお金がないとかの問題なんだと思いますが、わりと早い時期の淡いもの(春信とか)が額入りでケースの中につられていて、せめて後期と早い時期の展示方法が逆だったらよかったのにと思ったことです。
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天馬 シルクロードを翔ける夢の馬

2008-04-29 00:47:25 | Weblog
奈良国立博物館 2008年4月5日~6月1日
ペガサスとか天馬とか。面白いものいいものも微妙に出ていてさすがの奈良博クオリティですが、わざわざ方々外国からも借りて、今奈良博でやらなくてはいけない必然性がワタシには見えてこない展覧会でした。
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デザインされた句と絵―俳諧一枚摺の世界―

2008-04-27 23:33:01 | Weblog
柿衞文庫 2008年4月12日~6月8日
所蔵品+特別出品の展示ですが、絵もついてる俳諧一枚摺が、しかもその多くが間近で見られます。ワタシのお気に入りは御玉杓子。それから死絵からみで梅玉十三回忌追善など。喜多武清研究したいな・・・・・・
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南画ってなんだ?!

2008-04-27 23:21:26 | Weblog
兵庫県立美術館 2008年4月22日~6月8日
南画ってなんだ?!、企画者は南画ってなんだと考えて提示しているのだろう。
江戸のものはいっぱいちゃんと出ている、が水越松南と村上華岳から発想して、近代の南画ということであれば、もっと必要だったのは幕末~明治のごちゃごちゃのところだったのではなかろうか。図録が小型でかわいい(だからといって劇的に安いわけではない)、といえばかわいいが図版も小さく情報量としてももう少しほしいような気がしました。まあ近世と近代はいろいろ図録の考え方も違うか・・・・・・
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姫路城主 酒井宗雅の夢

2008-04-27 23:10:14 | Weblog
姫路文学館 2008年4月16日~6月1日
酒井宗雅(忠以)の茶道・画業・文芸活動をたどる展覧会。当然絵画とか俳諧による大名同士の交流とかに興味があって見に行ったわけです。一応茶道~菓子博?「富士山図」がすごく近くで見られるのもいいのですが、昔白黒で紹介されたきりの「山水図」が見られてよかった~。宋紫石風、ですがちょっと南画風だったり司馬江漢風だったり(南画としての司馬江漢ってのもアリ?)まあ唐画といえばそれで済みますが。ナンピン風だけでない、文字を絵の一部した墨画も楽しいです。
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田辺・高山寺の文化財

2008-04-27 22:46:23 | Weblog
和歌山県立博物館 2008年4月26日~6月1日
ワタシにとっては芦雪の寺で熊楠の墓のある寺、高山寺も聖徳太子ゆかりの寺だったとは知りませんでした。秀吉の紀州攻めで伽藍も文書も燃えて古いことがわからないのだそうです。ほー。合気道元祖と関係があったり、境内に貝塚があるうえに、考古資料が博物館のごとく集まってたり、なんというか、文化集積地としてのお寺という機能が長く残っていたんですな。尼さんになったお姫様絵画も(殿様だけでなくお姫様とか奥方の美術っていう展覧会企画アリかしらん)面白かったです。江戸時代においては格式のある寺には中国の古画あるべしという了解があったんだなあと思わされる中国絵画とかね。何でそういう伝承作者になるんじゃ・・・・・・。高橋波藍「田辺図」真景図、面白い。源キにこういう感じのあって静岡県美の展覧会出てましたよね。芦雪「寒山拾得図」、寒山拾得自体男色のニュアンスがありがちな画題ではありますが、これは特に一心同体。芦雪「朝顔蛙」が来てなくて残念。その建物のために襖絵が描かれるとき、襖絵は建物より後、としかいいようがない。いつ描かれるのかを決める要素はオカネとかいろんなことが考えられる?この場合はそれを考える必要はなさそうだけど、前からある絵を新しい建物に使うことも可能ではある。うむむ。貝塚から合気道まで、展示スペースの割にずいぶん時間的には広かった・・・・・・
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近世書画の美

2008-04-27 22:25:50 | Weblog
和歌山市立博物館 2008年4月26日~5月25日
館蔵品の書画、絵が多いですが、ぞろぞろ展示されています。微妙に野呂介石が多い?まとめて見られるところがよい。ワタシ的には松丘と坂昇春がよかったです。あと華岡青洲肖像が禅宗の頂相的な役割があったこと、そして今回の出品品はワタシのふるさと近所の人に送られたものだったのね。まあ。
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聖徳太子ゆかりの名宝 叡福寺・野中寺・大聖勝軍寺

2008-04-27 22:17:34 | Weblog
大阪市立美術館 2008年4月26日~6月8日
河内三太子というものがあって聖徳太子信仰が今も生きているということ、知りませんでした・・・・・・。そんなワタシには猫に小判な展覧会でした。叡福寺の太子絵伝の修復が完成したのを機に、聖徳太子絵伝を集めたり、三太子の寺宝を展示した展覧会。聖徳太子のエピソードについては山岸涼子のマンガ「日出処の天子」の記憶が頼りで、微妙に腐女子フィルターがかかってしまう。絵伝には年代を無視して絵作り優先で季節ごとに集めたタイプがあって、それが特集されてます。詳しくないワタシは聖徳太子が死んで22年後に子供たちが昇天する図柄が気に入りました。千仏湧出もシュールで楽しいわ。あと最後にちゃっかり自分の寺のことを盛り込むのとか。猫にもわかるいい展覧会でした。
近代建築萌え~なのですが、1階右側のようなリノベーションが全館にいきわたればもっと萌え~
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