Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

2022年の展覧会を回顧

2022-12-31 22:43:21 | Weblog
対面授業が復活して学校行くけどオンライン的なものも残っているし、大学で役がつくし、本も出すし忙しかった今年。見られたものを喜び見られなかったものは仕方ない

黄檗メモリアルイヤー 長崎歴文博の長崎の黄檗他滋賀県内の栗東、観峰館など
蒔絵展、地図展が多かった。
日本に注目した西洋の展覧会 ミロ(Bunkamura他)・マネ(練馬区美)
博物館、美術館、コレクションの成立(大倉集古館、龍谷ミュージアム、神戸市博の川崎美術館)
風景表現(下関市美、静岡県美)

大体10展 順位はなし
大雅と蕪村@名古屋市博 2021年に始まってましたが
ミロ展@Bunkamura 自分がスペインブームなのもあってスペインにおける日本理解という点で興味深かった
建部凌岱展@板橋区美 やってエライ
沖縄復帰50年記念特別展 琉球@東博 国立博物館に納税者として期待するのはこのような展示です
観心寺と金剛寺―真言密教と南朝の遺産@京博 国立博物館に(以下同文)
中将姫と當麻曼荼羅@奈良博 国立博物館に(以下同文)
山元春挙展@竹喬美 見られてよかった。
装いの力 異性装の歴史@松濤 やってエライ
岡田米山人と半江@三重県美 やってエライ
住吉広行@大和文華 やってエライ
伽耶@歴博~九博 2023年に続く

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柴田是真と能楽 江戸庶民の視座

2022-12-24 01:35:35 | Weblog
国立能楽堂資料展示室 2022年10月29日~12月23日

 認識していたがなかなか行けず最終日に滑り込みました。柴田是真(1807~891)の活躍した時代、能はハイソな人々がやる芸術だけどすそ野も広かったので、是真と能楽に接点が合っても不思議ではないんだけどそれは今まで知られてなかったってことかしらん。まあ是真の活動そのものも長生きしてるしいろんなことしてるし不明なことはきっとまだたくさんありますよね。能楽と関係あったから能楽堂でよく調べて展示出来てよかった。資料が多めの展示で、もっと是真の作品も見たいのよ、とは思った。
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開通60周年記念 芸術作品に見る首都高展

2022-12-19 16:13:52 | Weblog
O美術館 2022年12月15日~21日

 個人のコレクターの方のご所蔵品を中心にギャラリーを借りてなさってる感じかしら。首都高が描きこまれた、または首都高を題材にした美術の展覧会。しかし質量がすごかった。首都高ってやけに川の上走ってるなあと思ってたけどあれ水路の上を使ってるのね。もはや東京の風景の一部としてそこにある首都高。棟方志功が首都高に間に合っていて、日本橋を表した版画に首都高があった。企画者の首都高愛を感じる展示だったが、本気で美術館でやってもいいような企画である。
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闇と光―清親・安治・柳村

2022-12-17 00:28:25 | Weblog
太田記念美術館 2022年11月1日~12月18日

 太田記念美術館の展示室から小上がりがなくなっていた。小林清親らの光線画の展覧会。光線画に特化した展覧会、レアだ。光線画に限らず清親って摺違いとか結構あるが光線画もそうなのね。で摺が違うと枠外の文字も少し違ったりするのか。光線画で「真景」ってついてたら面白いと思ったがさすがになかった。
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国立劇場所蔵 上方浮世絵展

2022-12-11 11:52:00 | Weblog
国立劇場伝統芸能情報館 2022年11月2日~4月9日

 所蔵の上方浮世絵をちゃんとした監修の人つけて、役者の考証もちゃんとして展示。開演前に10分弱でぐるっと一周しただけなので前期1月28日までの会期中に再訪したい。
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地図と印刷

2022-12-11 11:39:28 | Weblog
印刷博物館 2022年9月17日~12月11日

 地図は多くの人が使うために印刷される。印刷博物館なので印刷よりの展示なのだが、地図と写生、実景、真景の話は美術館でもやるといいな。まあ美術館だとうまく地図が位置づけられないかもだから博物館の方がいいか。地図の版元と画譜、絵本の版元は結構重なっている気がする。
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永青文庫漆芸コレクション かがやきの名品

2022-12-11 11:27:33 | Weblog
永青文庫 2022年10月8日~12月11日

 今年の秋は蒔絵の展示が多かった気がする。展示室に鎮座する長持も漆塗だからしっくり収まっていた(除く中国の仏像)。加藤清正関係のものがあるのは土地柄か。東アジア各地の漆芸があって面白かった。特に「網代螺鈿貝蒔絵文台硯箱」が気に入った(貝が好きだから)
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江戸の書画―うつすしごと

2022-12-10 10:27:47 | Weblog
成田山書道美術館 2022年10月22日~12月18日

 写すに注目した江戸時代の書画の展覧会。書は法帖とかもあるし、絵画の方は写生、真景などの問題意識。絵画では三人の画家がほぼ同じ柿を描いた作品とか、中村芳中『光琳画譜』(版本、もともとは冊子)が巻子になってるのとかが面白かった。「なす三」って三ます=三升=成田屋だったら面白いけどそんなわけないか。でもきっとそんなきっとそんな感じの遊びだと思った。
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伽耶 古代東アジアを生きたある王国の歴史

2022-12-10 10:16:18 | Weblog
国立歴史民俗博物館 2022年10月4日~12月11日
九州国立博物館に巡回

 朝鮮半島の新羅とか、百済とかの時代の王国程度の認識。鉄と交易か~。歴史ドラマの題材になりそう(韓流うといのですがなってるのか?) きれいな宝飾品もあり、当時の日本や中国(中国についてはドラマで知識を蓄えがち)の状況を思い出しつつ興味深く見ました。白抜きの文字が展示で多用されていたけど、これ目が悪い人には見づらい……
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琳派の花園 あだち

2022-12-10 09:37:49 | Weblog
足立区立郷土博物館 2022年10月9日~12月11日

 足立で続々見つかった江戸琳派系統(あだちは江戸ではないが画派は江戸だ)の展覧会かと思ったらそれだけでなく、中村芳中(足立の人と交流あり)とか外部からも借りていてずいぶん華やかだった。広報番組で名倉接骨院の先生が素敵だった(どういう感想・・・・・・)
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