Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

2010年の展覧会を振り返る

2010-12-31 01:22:04 | Weblog
まあ途中仕事があまりにも忙しかったりしてブランクもあるわけですが。そしてどうしても秋の展覧会の方が記憶に新しくて有利ですよね。

1 花鳥画@奈良県美
ビジョンがあってかつ名品が出てた。

2 秋の名古屋三展覧会そろい踏み
桃山@名古屋市博 虎@名古屋城 尾張徳川家の名宝@徳川美術館
これはそれぞれそれなりにいい展覧会が3つ重なっていたことが素晴らしい

3 高僧と袈裟@京博
とにかくその後頂相を見ると袈裟が気になるという、ものの見方を覆す展示でした

4 南宋の文化と芸術@台北故宮
よかったので

5 楊谷と元旦@鳥取県博
見てないけど(笑)

6 岡山美の回廊@岡山県美
岡山ってすごいと思った 雪舟大盤振る舞い

7 長谷川等伯@東博・京博
貴重な機会なるも展覧会が、といえるかどうか。長谷川等伯がということかも

同率8位 江戸時代唐画研究 楊谷と元旦は二人いっぺんにやったので順位を上げました。
林リョウ苑@大阪歴博
重要なんです
円山応挙@三井記念美
いい展覧会でしたが応挙の代表作は大画面でそれに対して展示室が苦しかったのは事実
岸矩から岸駒@富山市佐藤記念美術館
貴重な機会

番外

狩野派400年@名古屋城/彩 鶴沢派~円山応挙@兵庫歴博
同じコレクションを主に使った展覧会なのでセットで

蔦屋重三郎@サントリー
企画はよかった

大津国宝への旅@大津歴博
ネコに小判だったけどよかった
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特別展 ダ・ヴィンチ~モナリザ25の秘密~

2010-12-27 00:07:23 | Weblog
日比谷公園ダ・ヴィンチミュージアム 2010年12月7日~2011年2月20日

 当然レプリカ・映像なんですがもう少し遊べたり見れたりしたかった。
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双六の小宇宙

2010-12-25 21:53:29 | Weblog
国立歴史民俗博物館 2010年12月21日~2011年1月30日

 お正月興行でしょうか。特集展示「双六」 人生ゲームみたいなもんですな。もともと仏教から来ているとは知りませんでした。女子の出世すごろくは女性の職業名鑑でもある。必ず妾とかもあるけど。250点も絵双六を所蔵しているのなら特別展もできるのでは?
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武士とはなにか

2010-12-25 21:45:36 | Weblog
国立歴史民俗博物館 2010年10月26日~12月26日

 見どころの多い立派な展覧会ですが、パネルなど文字多すぎ。また会場の広さ、ケースの容積に対して展示点数が多すぎ雑然としておりました。抱一画譜も出ていた。
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盛世皇朝秘宝-法門寺地下宮殿と大唐文物特展

2010-12-23 23:59:17 | Weblog
国立歴史博物館(台湾) 2010年10月29日~2011年1月9日
このあと高雄会場へ巡回

 中国唐時代の秘宝が大陸から来ています。法門寺には仏舎利の大きいのがあるということになっている。聖遺物?地下宮殿は中国の正倉院といわれているのか・・・・・・。仕女図の壁画、皇帝が奉納した銀器など。昔日本でも1999年―2000年にサントリー美術館などでやってますね(今ぐぐってわかった)
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紹興の文芸 南宋の芸術と文化

2010-12-20 23:59:14 | Weblog
国立故宮博物院(台湾) 2010年10月8日~12月26日

 故宮博物院の所蔵品を中心に借用品も含めた南宋の文物の展覧会。南宋の洗練された絵画をまとめてみるチャンス~ ありがたや。絵画では蕭白ってちょっと梁楷なのかな~などと思ったり。奈良県美の花鳥画展を思いだしたり。手に目玉が描いてある「千手千眼観音菩薩」が絵はきれいなだけに怖かった。
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美人美景浮世風情

2010-12-20 23:55:15 | Weblog
国立歴史博物館(台湾) 2010年10月28日~2010年12月26日

 五井野正寄贈の浮世絵展。幕末のものが多いです。顔で役者あてられるけどはあったが、展示はまじめにやってあって台湾の人も熱心にご覧になっていました。以前に展示をしたときの図録がありました。
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幕末の探検家 松浦武四郎と一畳敷展

2010-12-17 03:55:57 | Weblog
大阪会場、名古屋会場はすでに終了
INAXギャラリー1 2010年12月2日~2011年2月19日

 北海道の名付け親で三重の三大偉人、幕末の奇人(だと思う)松浦武四郎の残した書斎一畳敷を中心とした展示。この書斎、いろんな古材を集めてできたもので現存。河鍋暁斎に自分の所蔵品を織り交ぜて描かせた「北海道人樹下午睡図」と同じ発想でできている。一畳敷の展示は模型なので入ることができてよい。武四郎の面白さを展示で伝えるのは難しいのだけれど(記念館もあるがその展示でも難しい)武四郎は面白い。武四郎は鈴木鵞湖ともお友達でした。
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幕末・明治の超絶技巧 

2010-12-10 23:09:44 | Weblog
泉屋博古館分館 2010年10月16日~12月12日
このあと静岡、大阪、岡山会場へ巡回

 清水三年坂美術館コレクションを中心にした幕末明治の工芸の展覧会。 江戸時代の工芸、特に金工は刀と関連があるので佐野美術館を幹事館として金工や刀と関連のある館を巡回するようです。泉屋といえば住友、住友といえば銅山だし(と勝手に納得)。幕末・明治の工芸が金工以外も牙彫とか、焼き物とか、漆とかもすごいのは知ってますが、三次元で実際に見ると萌えるは~。欲しくなります。特に「鯉鮟鱇対花瓶」、上を向いた魚の口が花瓶の口で、底にはうなぎとか貝殻とかを従えている(鮟鱇)のである。
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開窯300年 マイセン 西洋磁器の誕生

2010-12-10 22:51:17 | Weblog
大倉集古館 2010年10月2日~12月19日
この後京都会場、東京町田会場、愛知会場へ巡回

 マイセンは1710年が開窯でメモリアルイアー。「マイセン磁器の300年展」という別の展覧会もサントリー美術館他で開催されます。「開窯300年~」は町田市立博物館が幹事館で、日本国内のコレクションで主に構成して比較的小規模な館を巡回し、「マイセン磁器の300年」はNHKプロモーションの企画で、マイセン磁器美術館から借りてわりと大きい館を巡回する、ようです。18世紀は異国趣味の時代であったか。シノワズリと大倉の異国風味建築があいます。コッメディア・デッラルテの人形があってちょっとイタリアテイストもあったりとか。三次元的な細工がしてあるので図版ではなく実物を見るとしびれます。中国で作られた染付を写したマイセン、インドネシアで作られた更紗を写したフランスの布、オランダの本の挿図を写した日本の絵、なんて通観する展覧会、たとえばメトロポリタンとか大英博物館とかならできるかな~ ホテルオークラでは1950年製のマイセンによる「マイセン茶懐石」などもやってます。
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