Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

横浜の仏像 しられざるみほとけたち

2021-01-28 01:15:42 | Weblog
横浜市歴史博物館 2021年1月23日~3月21日

 開港以前も横浜の歴史は長く仏像も結構あって、しかもちゃんと垢ぬけている。古いのもあるし。昔は3つ見たら同じに見えてきた仏像だけど今はだいぶ見分けがつくようになった。でも運慶後の細かい変化にはまだ対応しきれない感じ。衣の垂れ下がってる部分をなくすことが出来るのか。アンケートに答えてマグネットがもらえてうれしかった。
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江戸のエナジー 風俗画と浮世絵

2021-01-28 01:06:34 | Weblog
静嘉堂文庫美術館 2020年12月19日~2021年2月7日

 2020年4月11日~5月31日の予定で図録も作っていたのに結局できなかったのを会期を変更して開催。所蔵品だからできることだ。図録には文庫の浮世絵版画は載ってない。肉筆浮世絵もなんか上品なの集めてるよね、昔の豪華画集に載ってるのは岩崎コレクションだから。「歌舞伎図屏風」がなかなかよいと思った。岩の描き方に狩野派味ある肉筆浮世絵って結構あるのね。
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瀬戸正人 記憶の地図

2021-01-25 02:21:39 | Weblog
東京都写真美術館 2020年12月1日~2021年1月24日
福島県立美術館 2021年12月4日~2022年1月30日

 写真て30年、40年経つと撮ろうと思ったのでない写ったものが面白いなあと〈Living Room Tokyo〉に映り込んだ本棚とか見いってしまった。瀬戸正人自身も「写真は『記録』であるとどうじに『記憶』でもある」と語ってるそうだし。〈Silent Mode 2020〉,ある程度美人の人ばっか撮ってる感じ。
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日本初期写真史 関東編

2021-01-25 02:10:56 | Weblog
東京都写真美術館 2020年12月1日~2021年1月24日

 もともと2020年春の展覧会で、休館になって、新会期気づいてなくて慌てて行ってきた。初期の写真の技術等も丁寧に示されていてよかった。写真師が画家として(しかも名前間違って)載ったとして紹介された「全国書画名家集覧」に「真景 安藤広重」の記述があったのが私的にはとても収穫だった。栃木の片岡写真館が明治から続いているというので栃木行ったらとってもらおうかなどと思った。東京都写真美術館だから関東だけやるのかな?他の地域もやるのかな?
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和装男子

2021-01-25 01:25:49 | Weblog
太田記念美術館 2021年1月6日~28日

 男性のファッションに注目した展覧会は珍しいので行ってみました。歌舞伎をしばらく見てると画題についていきやすいな。28 歌川国貞(三代豊国)「梨園侠客伝 朝比奈藤兵衛」の着物が竹に雀なのは成駒屋がなんかスズメと関係あるんだっけ?と思って調べてたら、この絵って役者名が入ってるのとそうでないのがあるのね。四代目芝翫か~ 四代目歌右衛門の俳号が翫雀だけど竹に雀は紋にもあって伊達騒動から別の役者も着てるな。34 豊原国周「東京無双当以長揃」後ろの人名が面白いし、画家の名前も像主の名前もそこに紛れてる。コラムで紹介されてる、出品されてない、所蔵品の「誰が袖図屏風」、屏風の中に屏風があって面白いのでコマ絵とか画中画の展示でもやって使ってほし。
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田中一村展

2021-01-23 02:15:12 | Weblog
千葉市美術館 2021年1月5日~2月28日

 千葉にいたことのある田中一村の展覧会の後、買ったり預かったりもらったりした作品や資料の展示。アーカイヴス活動でタカシマヤ文化基金もらったからいうわけじゃないけど、帯に絵描いたり、傘に絵描いたり、帯留作ったり一人高島屋ですか?と思いました。お姉さんの写真、芸術写真風であるとともに銀幕のスタア風でもあって、銀幕のスタアの写真にも芸術写真て影響してるんだろな。南画、文人画から始まってアダンの浜辺になるまでにはいろんなことがあるのだなということがわかった。
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ブラチスラバ世界絵本原画展

2021-01-23 01:58:52 | Weblog
千葉市美術館 2021年1月5日~2月28日
奈良会場巡回済み。この後は栃木、埼玉、神奈川へ巡回

 スロバキアで隔年開催されるブラチスラバ世界絵本原画展の入賞作品などを展示する定番の展覧会。時節柄絵本を手に取れないのが残念。
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アイヌ文化へのまなざし―N.G.マンローの写真コレクションを中心に―

2021-01-23 01:45:58 | Weblog
国立歴史民俗博物館 総合展示第4展示室 2020年12月22日~2021年5月9日

 N.G.マンローって面白い、というかこれ朝ドラにできるのでは(大変そうだけど)。展示はアイヌ研究の写真と映像資料、歴博のアイヌ関係資料。アイヌの使った漆器も展示されていて会期が重なる「海を渡った漆器 Ⅲ」と漆器繋がりになった。1930年撮影のイヨマンテの映像、35ミリフィルムのポテンシャル高いな。
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海を渡った漆器 Ⅲ

2021-01-23 01:08:30 | Weblog
国立歴史民俗博物館 第3展示室 2020年12月15日~2021年2月7日

 漆の伝統があるからプラスチックの汁椀が黒かったり赤かったりするんだけど、それもだんだん通じなくなるんだろうか。日本の特産品として桃山時代から輸出された漆器の展示。中国から西洋に輸出されたものも含む。ちょうど根津美術館でやってる螺鈿の展示とチラシの感じが似ている。継続的に歴博で収集展示してる分野。螺鈿はインドの貝細工に仲間があったのか(と根津美術館の展示の疑問を解消する)。銅版画写しの漆器って豪華で長持ちする媒体に移し替えて装飾に使うってことなのかな。長崎青貝細工、半透明の会を通して下の色彩や墨線を見せる螺鈿技法なんだけど、流行的にはガラス絵とかとも重なるのかな? 中国から西洋へ輸出された漆器も面白い。展示されてた衝立は一点透視遠近法が一生懸命に使われてた。輸出漆器という点では中国、ベトナム、そして西洋でのジャパニングも含めた展示面白そうだし、輸出用に作られたもの/輸出されて喜ばれたものを横断的に展示してもよさそうだ。漆器は第2展示室にも現物が出ている。
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舟越桂

2021-01-17 02:31:42 | Weblog
渋谷区立松濤美術館 2020年12月5日~2021年1月31日

 舟越桂の作品て甲田益也子みたいな顔してると思ってたけど、やっぱりそうだった。上半身だけの人物彫刻がいっぱいある展示室ちょっと怖い。息子や甥のために作ったおもちゃが素敵だった。
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