Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

勝川春章と肉筆美人画

2016-02-28 01:05:15 | Weblog
出光美術館 2016年2月20日~3月27日

 待望の勝川春章展なのだが、国内でも出品しない館もありまた海外に出ているものもあり、出光美術館のモノを中心に前史、同時代の別の画家を紹介する構成に。それはそれでいいのだが、版画と肉筆を同じ会場で、海外からも借りた決定版をやる余地はまだあるということだ。弟子をぞろぞろ出すという手もあるし、春画を出す手もあるな。「美人鑑賞図」は奥の座敷の床の間に盆石が飾ってあるのがうれしい。山水や木は水墨で美人は着色でって、花鳥画の山水が水墨で花や鳥がカラフルなのと同じことか。
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真葛香山展

2016-02-28 00:54:52 | Weblog
日本橋三越本店新館ギャラリー 2016年2月17日~29日

 吉兆庵美術館(お菓子の吉兆庵)コレクションの真葛香山展。高浮彫の超絶技巧はあんまり出ていないが、真葛工房の実際の商品ぽいものは幅広く出ている。真葛焼は結構中国趣味だなと思った。
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琳派400年記念 箱根で琳派 大公開 第二部:江戸・大坂編―抱一・其一・芳中など―

2016-02-25 18:32:59 | Weblog
岡田美術館 2015年12月19日~2016年4月3日

 岡田美術館の琳派作品は2015年初頭に日本橋三越でも展示されていましたがその時には一つも出ていなかった中村芳中が出ているほか、三越での展覧会には出ていなかった作品、琳派の影響を受けた近代日本画等も出ていました。芳中はとても芳中らしい作品が多かったです。其一も屏風も含めたくさん出ていましたが、画業の幅広さゆえのつかみどころのなさがあるなあと思いました。
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没後100年 宮川香山

2016-02-23 22:39:13 | Weblog
サントリー美術館 2016年2月24日~4月17日
大阪市立東洋陶磁美術館 2016年4月29日~7月31日
瀬戸市美術館 2016年10月1日~11月27日

 内覧会にお邪魔してきました。寄託を受けている神奈川県立歴史博物館で数点見たりして少し知ってたけど、まとめて見たら本当にすごかった。やきものに高浮彫で立体的な鳥とか付けちゃって装飾的である意味写実的で、ちょっと過剰で明治ぽい。この感じ明治の南北合宗の花鳥画、たとえば荒木寛畝とかと似てる気がする。それから象牙でいろんなもの彫っちゃうあの感じとも似てる。そんなこと思わなくても見てるだけですごい! カエルとかくっついてるとフランス16世紀のパリッシーとかも連想します。で、結構中国風味でもある。題材も吉祥画題に結構なってる。そして高浮彫でないのも結構いろんなことやってて(中国陶磁ぽいのとか)、とにかく見応えがあった。質感とか量感に圧倒されるので実物をご覧になるのを激しくお勧めします。
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初期浮世絵展―版の力・筆の力―(二回目)

2016-02-20 22:20:46 | Weblog
千葉市美術館 2016年1月9日~2月28日

 一部の作品(国内コレクションのもの)が展示替えになったので再訪。自分が歌舞伎を見るようになったからか歌舞伎とのかかわりが気になる。師宣、重長とも浮世絵師でも絵師として仏教主題もやるんだなと納得。初期浮世絵は集めるの大変だから非常に貴重な展覧会。
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ようこそ日本へ 1920-30年代のツーリズムデザイン

2016-02-20 22:02:37 | Weblog
東京国立近代美術館 2016年1月9日~2月28日
 
 2階のギャラリーでの企画ですがよそからも借りて、図録も作っている。戦前の、まぼろしの東京オリンピックをしようかといった時期のポスター、グラフ誌、パンフレット等から日本が見せようとした日本のイメージをたどる。個人的には当時は日本もしくは日本と極めて近い関係にあって今は日本ではない地域が入っていて面白かった。
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恩地孝四郎展 形はひびき、色はうたう

2016-02-20 21:42:17 | Weblog
東京国立近代美術館 2016年1月13日~2月28日
和歌山県立近代美術館 2016年4月29日~6月12日

 恩地孝四郎の大展覧会。創作版画の近代版画から現代美術になっていった感じ。戦後はGHQ関係者がコレクターになったのか。海外にあるものも一生懸命借りてる。展示はとにかく作品を見せるだった。キャプションがガンタッカーで打ってあるのが新鮮だった。
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ワイン展

2016-02-18 01:38:07 | Weblog
国立科学博物館 2015年10月31日~2016年2月21日

 科博の人を入れる気まんまんの展示。ワインの酒器など美術の範疇のものも出てはいる。見るとワイン飲みたくなるので夕方に行けばよかった。
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特別陳列 伊豆山神社の歴史と美術

2016-02-11 02:40:53 | Weblog
奈良国立博物館 2016年2月6日~3月14日

 伊豆山権現像は袍の上に袈裟をつける、を覚えた。展覧会への出品~奈良博の仕切りて修理~記念公開って感じ?東国だけど時代的には奈良博と近いな。錆だらけだった顔が綺麗になったが、温泉と関係深い神様だから、温泉のせいでさびてた説が面白い。
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特別陳列 お水取り

2016-02-11 02:05:50 | Weblog
奈良国立博物館 2016年2月6日~3月14日

 東大寺のお水取り(修二会)に合わせて関連する美術品を展示。神仏習合的な行事なことがよくわかった。それでも五体投地をやるの知らなかった。
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