Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

怖い絵展

2017-11-29 00:39:48 | Weblog
兵庫会場巡回済み
上野の森美術館 2017年10月7日~12月17日

 1時間も2時間も並んでみるほどじゃないなあと思っていたところ、平日も夜間開館になったので、行ってきました。自分で見て考えてください、じゃなくてこういう絵だからこう見てください、のほうが受けるのかな? 本来的には所蔵品の展示や所蔵品をもとに組んで足りないものを借りる展覧会でやるべきものかと思いました。ポール・ドラーシュ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」はおっきいし圧巻だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皇室の彩 百年前の文化プロジェクト

2017-11-27 00:25:56 | Weblog
東京藝術大学大学美術館 2017年10月28日~11月26日

 東京美術学校からみの皇室献上品、その関連作品の展示。超高級品だけど展示するためのモノというわけではないので美術館の展示室に展示するには小さい。そしてロッカーも足りず着ぶくれて荷物を持った観客がそれを取り囲むのであった。ミニチュア的にいろんなものを集めた衝立とか画帖とか面白かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

没後70年 北野恒富展

2017-11-26 01:05:14 | Weblog
大阪会場、島根会場巡回済み
千葉市美術館 2017年11月3日~12月17日

 北野恒富面白い。結構画風変化してるのは個性もあるけど、時代の流行もある? モダンな日本画って感じ。同じモデルを使って淀君を年齢変えて描いたら使用前使用後みたいになってた。当代の梅枝丈みたいな美人画もあった。軍用機献納画展の関取って具体的な似顔のように見えるけどうそうでないの?浮世絵の得意な人が展覧会のスタッフで浮世絵との関連は結構調べられた感じで、浮世絵に限定しない西洋も含めたネタ探しも結構できそうだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東金が生んだ文人 安川柳渓

2017-11-26 00:46:13 | Weblog
城西国際大学水田美術館 2017年11月4日~12月2日

 隠居して明治時代に画家として活動した地方文人の展覧会。集めて図録作るだけで尊敬するわ。絵は高久隆古とか椿椿山とかそんな感じ。隠居したらセミプロの画家になった柳渓の周りには実際に描くと人の描いたものを喜ぶという点でいろんなレベルの地方文人と文人画・南画があったに違いない。西園雅集、まじめに描いてるのに陶淵明の描く紙が縦になってる(画中の文章には横巻とあるのに)とかご愛敬か。内国絵画共進会の第一区春日派(復古やまと絵)と第二区南宗派両方に出してるのもうける。実景を写す、と画中に書いてるもの、展示では真景図にまとめてたがさあそれも問題だ。庭園画「山静日長園真景図」は「真景に取りて」って書いてるから真景なんだけど、「実景を写す」と「真景に取りて」ってどうちがうんでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木島櫻谷の世界

2017-11-20 01:07:49 | Weblog
京都文化博物館 2017年10月28日~12月24日

 旧家から見つかったコレクションを収蔵品スペースで展示。画家と交流があって、個人の家に飾る雰囲気のモノなのですべてが展覧会向きというわけではないけど、よく仕上がった作品もあり、コレクションの成立という点でも面白かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵画の愉しみ、画家のたくらみ 日本近代絵画との出会い

2017-11-20 00:50:30 | Weblog
京都文化博物館 2017年10月3日~12月3日

 ウッドワン美術館のコレクション展。なかなかいいものをお持ちで、その作品で日本近代絵画をわかりやすく、と工夫してある。見れば面白いけど、すごい目玉作品があるわけでもなく、美術館の名前もそこまで有名ではなく、そら集客は苦戦するよなと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひねもす蕪村

2017-11-20 00:36:16 | Weblog
逸翁美術館 2017年10月28日~12月17日

 蕪村の特集展示。こちらの蕪村は俳画が多い。チラシの表記だと「中国の画家が描いた文人画の世界に叙情性を加えた南画からは、独自の境地にたどり着いたことがわかります」とのこと。まあでも中国の文人画という感じでもあんまりないよね。石の絵が面白かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国宝(二回目)

2017-11-19 00:05:23 | Weblog
京都国立博物館 2017年10月3日~11月26日

 コートを着たままの人、大きなカバンを持ったままの人多い。ロッカーは不足気味だけど、荷物預かりも出ているので、荷物をロッカーに預ける習慣のない、普段あまり展覧会にいかないようなライトな観客をたくさん集めている感じ。なので特に人気の作品以外は人が流れていて思ったより作品は見られる。第4期は肖像画大会と清凉寺十六羅漢がよかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特別展 国宝

2017-11-18 23:50:10 | Weblog
毛利博物館 2017年11月1日~12月3日

 国宝展は普通名詞である。雪舟「四季山水図」(山水長巻)以外にも国宝、重要文化財がごろごろしてて毛利家の底力感じた。毛利博物館とセットになってる旧毛利家本邸がそもそも重要文化財だし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪舟発見!展

2017-11-18 23:32:10 | Weblog
山口県立美術館 2017年10月31日~12月10日

 80年ぶりに再発見された雪舟の作品をそのシリーズ、シリーズの模写作品から検証する展覧会。テーマがはっきりしてるのでよくまとまっている。再発見作品は四季山水の秋?とされるも、実は春?と検証されて、それはそれでありなんだけど、今春になってるものが秋と読めるかもやってみないと。そして秋?を別の中国人画家に倣うに改変した絵は秋と読んでるような……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする