Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

真珠 海からの贈り物

2020-09-20 01:16:29 | Weblog
渋谷区立松濤美術館 2020年6月2日~9月22日

 会期が大幅延長になった真珠展。真珠がきれいなのは予想通りだけど、真珠アクセサリー、真珠の文化、養殖真珠の作り方と面白かった。こういう展覧会こそデパートでやったらそのままふわーと真珠買いそうなんだけど……。江戸時代に殿さまが食べた貝から出てきた真珠「御喰出し」が印象的だった。後中国で作った「仏像真珠」ちょっと感動した。観客はほぼほぼ女性だった。
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近代日本画の華―ローマ開催日本美術展覧会を中心に―

2020-09-20 01:03:58 | Weblog
大倉集古舘 2020年8月1日~9月27日

 横山大観「夜桜」より鏑木清方「七夕」のほうが好きなのに後期に行ってしまった。しかたない。大倉集古舘の近代日本画ってローマ展、と思ってたけどローマ展じゃないのもあるんだな。荒木十畝と川合玉堂の南北合宗感。南北合宗って日本画にも流入してんだな。田能村直入「万里長城図巻」、これってどの長城か調べたらわかりそうと思った(長城三つ行ってるのでどの長城か気になった)。掛軸でも巨大な展覧会芸術ってあるなと実感。
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大銭湯展

2020-09-16 23:52:24 | Weblog
江戸東京たてもの園 2020年3月3日?~9月27日

 銭湯の展覧会、面白そう。たてもの園には銭湯の建物あるし、たてもの園だから建築ポイ展覧会かな?と思って行ってきました。どう「大」なのかはわかりませんでしたが、入浴の歴史、東京の銭湯(建物) 銭湯にあったもの、など面白かった。母は内風呂のない家で育っていたので、銭湯へ行く習慣があって、実家内風呂合ったけど、子供のころは時々銭湯行ってて(40年くらい前だ)、そうすると展示物、結構見たことあるだったりした。看板とか建築方面はたてもの園の展示らしくていいし、その後銭湯の建物見られるし、無料でパンフレットももらえて素晴らしいが、こちらの展示室はそんなに広くないので江戸博本館でもできるテーマでは?と思ったりしました。挿図とか集めてくるだけでもたくさんありそう。
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明治の金メダリスト 大橋翠石

2020-09-13 11:19:59 | Weblog
岐阜県美術館 2020年7月23日~9月13日

 兵庫会場は中止ということで岐阜でできてよかったな。虎で有名な日本画家。系統としては南画文人画系統で、明治時代パリ万国博覧会、セントルイス万国博覧会で金牌受賞。団体に所属してないと名前と活動つたわりにくい、のだが明治大正戦前までは筋のいい支持者をつかめば独立した画家でもやってけたんだな。現行の美術史は団体とか公募展とか雑誌とかに出てる人で組んでるのでそこからは漏れている(のは問題だけど、漏れがあるという前提で使えばそれはそれで)。虎の絵、大変見ごたえがありますが、回顧展で虎ばっかり見てるとみる方は食傷気味だったりして、比較検討する機会として美術史研究には寄与する回顧展という形式が絵の鑑賞という点ではすごく不自然なことを実感した。猫や虎の毛はとても細かいけど岩は雑(渡辺小華、その父崋山もそうだったもんな)とか、日本画で油絵風の写実を取り入れる一つの答えだなとか大変興味深い展示でした。
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画家が見たこども展

2020-09-11 22:37:21 | Weblog
三菱一号館美術館 2020年2月15日~9月22日

 もともとの会期は6月7日までだったのを途中閉館してたから延長、してるのかな? 企画はボナール美術館で、テーマを残して作品を一部入れ替えて巡回した感じ? ナビ派とこども展という感じで面白かった。大体が近代都市のこども。セーラー服の由来、ヴィクトリア女王が王子に着せて、それが広まって、なのか。
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吹田文明と版画集『東京百景』

2020-09-10 00:32:57 | Weblog
世田谷美術館 2020年8月29日~12月6日

 世田谷区在住の版画家吹田文明が版画集『東京百景』(毎年10人の作家が10景を10年作った)を寄贈してくれて、その『東京百景』と吹田文明の作品を展示。『東京百景』はキュレーションに寄るのかもしれないが、西新宿、都庁多い感じ。東京の人じゃないから?いまいち『東京百景』ピンとこないとこあり。
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再読!! 5つの物語 美術が語る夢と現実

2020-09-10 00:27:30 | Weblog
世田谷美術館 2020年9月5日~12月6日

 展示が見たかったというより、クルマで静嘉堂文庫美術館と合わせて行ってみたかったので行きました。2016年の「コレクションの5つの物語」展の再構成だそうですが2016年のは見てないので比較はできない。素朴派は面白かった。あと小堀四郎も面白かった。やる気なく見てたせいか、5つの小展覧会を見たようにしか思えないんですがそれでよかったのか? 5つを通じた何かとか5つで何かとか読み取るべきだった?
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美の競演―静嘉堂の名宝― (後期)

2020-09-10 00:19:20 | Weblog
静嘉堂文庫美術館 2020年6月27日~9月22日

 絵画が入れ替わって後期になったので行ってきました。前期のほうが私は好きだな。探幽も抱一も波は暑いときには涼しい感でよい。狩野派ぽい密陀絵屏風が面白かった。「競演」よく作ってあったけど、所蔵品だけでテーマつくって展示してくのは結構大変ね。
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明治錦絵×大正新版画

2020-09-07 01:34:23 | Weblog
神奈川県立歴史博物館 2020年8月25日~9月22日

 4月25日~6月22日に開催予定していた展覧会、会期変更して開催されてよかった。近代の木版画というくくりのようだが、二つ展覧会見せられた感。明治錦絵は大倉孫兵衛という人に注目していて、そういえば明治の浮世絵の版元で見かける人なんだけど(版本も明治になってから江戸時代の板木を使って出したりしてる気が)、この人がノリタケとかTOTOにつながってく人なのか。明治錦絵は明治の絵画であるとともに江戸時代の浮世絵の続きでもあってそこが少し弱かった感。大正新版画のほうは版元による違いが面白かった。土屋光逸は少し光線画のなごりがあるのかな。ノエル・ヌエットは日本を題材にした外国人版画家の系譜でも見たいところ。
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楽しい 美味しい 江戸の水辺

2020-09-05 00:17:42 | Weblog
埼玉県立川の博物館 2020年7月11日~9月6日

 見聞を広めるために川の博物館へは一度行きたいと思っていたので行ってみた。博物館は「荒川の」博物館て感じね。浮世絵もさることながら、浮世絵に出てくる花見の料理レプリカとか川の博物館だから鯉漁と料理とかが面白かった。
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