Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

KAZARI 日本美の情熱

2008-05-24 01:57:09 | Weblog
サントリー美術館 2008年5月24日~7月13日
京都府京都文化博物館 2008年8月2日~9月15日
広島県立美術館 2008年9月27日~11月9日

サントリー美術館の内覧会に潜入してまいりました。名品を含めて構成したとても楽しい展示です。造作も凝っています。浄瑠璃物語絵巻の障壁画はややトロンプルイユ風でもあるのか。座敷飾再現とか楽しい焼き物とか飾り兜とか楽しめますがイチオシは平田一式飾の自転車部品で作った青い海老、これ最高です!
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美術のなかの遊びと装い展

2008-05-21 01:38:26 | Weblog
静嘉堂文庫美術館 2008年4月12日~5月25日

静かに名品を館蔵品で関連付けて展示している。美術館博物館のあるべき姿だが、昨今のあおって人を入れるのがイイという風潮のなかで大丈夫なのかちょっと心配になってしまいます。展覧会の題は工芸の展覧会風ですが、絵画+工芸。「四条河原遊楽図」、修理の結果、少し絵が大きくなりました。ワタシはちょっと彦根屏風風の「歌舞伎図屏風」のほうがスキかな~。春信風というか湖龍斎風の「白鼠を愛でる遊女と禿図」、レアな勝川春童などもあるのですね。ここらへん図版にする企画望む。月僊「美人図巻」は四条派風だった。
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プルチョウ・コレクション あるジャパノロジストの視点

2008-05-18 01:27:44 | Weblog
城西国際大学水田美術館 2008年5月13日~6月11日
学部長でもあるプルチョウ先生のコレクションの展覧会。ちょっと岩佐又兵衛風の歌仙とかあって面白いです。旧ハラリ・コレクションも3点あり。ハラリ・コレクションって何か聞き覚えが・・・・・・確認しよう。
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今、蘇るローマ開催・日本美術展

2008-05-14 00:40:58 | Weblog
日本橋三越本店 新館7階ギャラリー 2008年5月13日~5月25日
短期間、デパートのギャラリー展示ですが、大倉喜七郎支援によるローマ開催日本美術展の作品を集めたいい展示。たいていの作品は大倉集古館にあって、そちらでも「追憶の羅馬展」というのは準備されているようですが。1930年の日本を代表する美術は、近代日本画らしいものばかりではなく、近代日本画でも中国っぽいものも江戸っぽいものもあったのだ~。大倉の名品選は売ってますが、この展覧会の図録はないようでした。自分で見るしかありません~。
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幕末浮世絵

2008-05-05 23:22:10 | Weblog
タイトルは三鷹会場による
ひろしま美術館 2008年1月3日~2月11日
三鷹市美術ギャラリー 2008年4月26日~6月8日
福井県立美術館 2008年8月2日~8月24日

洋画家で浮世絵コレクターであるところの中右コレクションの展覧会。「幕末浮世絵」とうたった三鷹会場のチラシ・ポスターはなかなかステキですが、北斎とか広重とかを前面に出したほうが動員には有利ではなかったかと思ったりしました。たぶん藤村獅山(唐画師に数えられる大坂の洋風画家)と思われる獅山の摺物があったのがワタシ的には大ヒット。
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南蛮の夢 紅毛のまぼろし

2008-05-05 23:17:22 | Weblog
府中市美術館 2008年3月15日~5月11日
明治に再発見された、南蛮・紅毛。幻想の南蛮・紅毛がいかに表象されたか、という展覧会(とワタシは見た)。この再発見が秋田蘭画や洋風画の評価とも関係ありますよね、きっと。ドラマ篤姫のポスターが西洋家具に囲まれた篤姫だったり、ドラマのオープニングがクリムトだったりするのともなんだかつながるような気がします。皐錦春「洋人散歩図」が間近で見られてラッキイ。ナンピン風がベースで樹法はやや洋風画か?南蛮・紅毛主題についてよく調査が行き届いています。幻想の南蛮・紅毛によりそい、美しく提示する口当たりのいい展覧会ですが、幻想の相対化があってもよかったか。
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蜀山人 大田南畝 

2008-05-04 23:34:52 | Weblog
太田記念美術館 2008年5月1日~6月26日
前期 5月1日~5月25日 後期 6月1日~6月26日
 予想以上に面白かったので後期も行きたい。蜀山人の賛のある肉筆浮世絵群で肉筆浮世絵を堪能。しかし絵よりもむしろ文学で活躍した太田南畝の魅力を展示で伝えるのは難しいですな。歌麿の挿図が一つ新発見。黄表紙の挿図も面白いです。
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柿右衛門と鍋島

2008-05-04 23:24:05 | Weblog
出光美術館 2008年4月5日~6月1日
キレイな焼き物の展覧会でしたが、ちょっとわかりにくかった感じアリ。ワタシは柿右衛門より鍋島が好きだな。というかウェルメイドなものがスキだな。
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桃山・江戸絵画の美

2008-05-02 02:29:35 | Weblog
徳川美術館 2008年4月12日~5月18日
所蔵品展ではあるのですが、じゃんじゃん出ています。出しすぎ?なくらい。蓬左文庫(市立)の指定管理者が徳川美術館であり、蓬左文庫と一体運営。展示室が増えています。コレクションに注目した解説の載った図録もあり。
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城の春 さくらの美術

2008-05-01 02:21:12 | Weblog
名古屋城天守閣 2008年4月1日~5月6日
お花見にあわせた桜の美術の展覧会。長谷寺観咲桜図屏風おもしろい。桜の画家たちはたくさん絵があつまっています。画家ごとの違いはまあ多少あるわね。桜画題だけ書いてる画家というものが成り立つのが江戸後期という時代ならでは。女流画家らしい、というのはそういうニーズを反映したもの、でもあるんでしょうね。
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