Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

岡田米山人と半江

2022-09-30 22:59:12 | Weblog
三重県立美術館 2022年9月23日~11月6日

 博物館の円空展始まってからいった方が一般的にはいいと思いますが、諸般の事情により先行して行ってきました。岡田米山人、半江まとめてみることない、と思ってたら、大阪市博の米山人の展示が30年前(見てない)、米山人と半江は46年ぶり、貴重な機会である。半江のほうがまあまあ同時代の文人画・南画のなかではとらえやすい気がする。米山人はどうしてああゆう画風になるのか不思議。まあ黄公望の描写とか倪瓚の構図 とかとりいれてはいる。明末清初の呉彬みたいな感じもある。米山人も奇想に入れてもらえばブレイクしたんだろうか? 蔵役人だけど藩でも絵を描くとは認識されていた、は岡本秋暉とかもそんな感じか。画帖なども面白かった。
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地図最前線―紙の地図からデジタルマップへ―

2022-09-24 01:32:54 | Weblog
神奈川県立歴史博物館 2022年7月16日~9月25日

 印刷博物館でも地図の展示やるみたいだし今年地図の展覧会流行っているのか?「横浜弌覧之真景」も出ているし、行ってきました。まあ地図も好きだし。吉田初三郎以前から好きなのですが、描いた地域を全国に位置付けるのに遠く、門司・下関が書いてあって、こないだ門司と下関にそれぞれ一泊したので感慨深かった。地図自体も好きなので大変楽しみましたし、いろんな展示施設に行ってみたい方なので海洋情報資料館も行ってみたくなりました。国土地理院にも展示施設あるのかな?
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鉄道開業150年記念 新橋停車場、開業!

2022-09-24 01:27:23 | Weblog
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室 2022年7月20日~11月6日

 日本最初の鉄道が開業した時の新橋停車場を現地に外観を再現してできた施設で鉄道開業時の様子を展示。一部錦絵等も出ていた。図録あったけど欲しかった作品の図版なく買わなかった。
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キース・ヴァン・ドンゲン展

2022-09-24 01:20:57 | Weblog
パナソニック汐留美術館 2022年7月29日~9月25日

 20世紀のパリの画家たち、とか常設展示とかで見てるけどあんまりどういう人か知らなかった画家。個展は貴重な機会に違いない(44年ぶりらしい)と思ってみてきました。フォーヴィズム~第一次世界大戦後のパリで活躍した人ね。個人コレクション中心に構成されているようですが、もっとミュージアムピースみたいなんもあるのかな?単館開催なのが意外な感じでした。
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コレクションは文化のタイムカプセル

2022-09-24 01:02:31 | Weblog
佐野市立吉澤記念美術館 2022年9月17日~11月13日 11月19日~12月18日

 11月13日までの前期が「吉澤コレクションから見る江戸絵画」、11月19日からの後期は「吉澤コレクションから見る近代日本美術」。前期は若冲「菜蟲譜」が出ています。前期の展示は吉澤コレクションの文人画、高久靄厓と吉澤松堂のかかわりが作品と手紙で示されている。吉澤家にはちゃんと手紙とかが残っていて、物持ち良くて偉いわ~。そして画家って自分が注文受けて描くだけじゃなくてやっぱり代理人的に良さげなもの探したり、見つけたら報告したりするのね。吉澤さん、墨竹がお好きなんて文人的だわ~。横山雲南は南画、文人画系の画家だと思うけど、明治8年の肖像画は横浜で作られた顔だけ写真みたいに描く、外国人のお土産用みたいな雰囲気になってた。「菜蟲譜」がある意味浮いてると言えなくもないが(これは近代になってから吉澤家が購入したもの)、制作背景として中国趣味の一環ではあるので文人画と関係なくはない。
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あしかがの歴史と文化 再発見!

2022-09-24 00:54:38 | Weblog
足利市立美術館 2022年7月30日~10月10日

 ポスターは運慶風の仏像を推していて、展覧会の副題も「鎌倉殿の義弟 足利義兼の祈り 大日如来坐像」だけど展示の大半は考古資料だぞ。足利に古くから人が住んでて古墳だらけで住宅地にもなってるというのは面白く勉強にはなった。義弟って言ってていえなくはないけどけど相婿だよね? 大日如来坐像は格調高かった。
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ぞろぞろわいわい人だらけ 狩野派も、それ以外も

2022-09-20 01:45:15 | Weblog
板橋区立美術館 2022年8月27日~10月2日

 入館無料だからコインパーキング代払ってもいいんだけど、立地的に駐車場は欲しいよね。人数で区切って展示してあって面白かった。館蔵品は大体知ってるけど寄託品の洋風画を中心とした歸空庵コレクションは新鮮なものもある(見たことあるけど忘れてるのかも)。
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美をつくし 大阪市立美術館コレクション 

2022-09-19 08:46:13 | Weblog
サントリー美術館 2022年9月14日~11月13日
福島県立美術館 2023年3月21日~5月21日
熊本県立美術館 2023年9月16日~11月12日

 改修工事でお休み中の大阪市立美術館名品展の巡回。展示替え、また会場によって出ない作品もあるようだ。大阪市立美術館にどんなコレクションがあってどういうものがあるかがわかるのはよい。会場のスペース的にそれぞれのコレクションの点数が少ないのはやむを得ない。そして仏画とか近世絵画とか寄託品がよいところもあって、ちょっと地味? 蔀観月「廬山図」、やっぱ雪舟ぽいよな、天橋立~西湖~廬山という連想をした。11月前半にもっかい行きたい。
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いざ歌舞伎

2022-09-19 01:54:38 | Weblog
国立劇場 伝統芸能情報館 2022年6月2日~10月26日

 歌舞伎ではなく文楽の開演前にさっと一周しました。曾我物語とか歌舞伎にはいろんな「世界」があるのだけど、その「世界」って座元とか作者とかが相談して決めるんだよね。世界観とはゆくゆったものだ。こちらの展示だと昔の舞台写真も面白くて良い。
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蔵出し蒔絵コレクション

2022-09-15 01:35:52 | Weblog
根津美術館 2022年9月10日~10月16日

 根津美術館に名品の漆工芸品があることは知ってたけど、本当にたくさん蒔絵があって、蒔絵だけで展示できるのか。技法とか勉強になった。なぜ根津嘉一郎はそんなに蒔絵が好きだったの? 蒔絵、絵画より長いこと展示しておけそうだけど1か月しかやらないの根津美術館ぽいね。飯塚桃葉「百草蒔絵薬箪笥」、草や虫に小さく名前が書いてあってすごかった。
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