Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

幻惑の板橋 近世編

2009-04-29 23:37:19 | Weblog
板橋区立美術館 2009年4月4日~5月10日

板橋の所蔵品展。常設をしてないのでこういう機会でないとなかなか見られなかったりします。現代風の新タイトルだとその作品の一部しか表現してなかったり、解釈になったりするのね。狩野章信「美人図」の女性は絶対奥様か?江漢「月下柴門美人図」はこっちのほうが成功してるな。男色絵画(と私は思っている)が「お兄さんと一緒」なのはどうよ。新収蔵品谷文晁「西遊画紀行帖」このタイプはちょっとずつ違うけど淵上旭江も原在中も似てるよね。露出展示、ござでなく畳になったので快適。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Story of...

2009-04-29 02:08:14 | Weblog
東京国立博物館表慶館 2009年3月28日~5月31日

カルティエの宝飾品展。普通の美術展のやりにくい表慶館のうまい使い道か。ダイヤモンドなど厭味なくらい光ってました。小川破笠みたいなのがあって気に入りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルーブル美術館展 美の宮殿の子どもたち

2009-04-27 23:58:46 | Weblog
国立新美術館 2009年3月25日~6月1日
その後大阪会場へ巡回

ルーブルへ行って、こういう所蔵企画展やってたらそれはそれで面白いと思うけど出開帳としては結構微妙・・・・・・ 目立った目玉作品もないようでしたし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山水に遊ぶ 江戸絵画の風景250年 2回目

2009-04-27 23:30:44 | Weblog
府中市美術館 2009年3月20日~5月10日
前期は4月12日まで 後期は4月26日までの後期Aと28日から5月10日までの後期B。たぶん後期Bもいく・・・・・・。風景と山水についてはまだまだ考えるべきことがあります。小泉斐「黒羽城周辺景観図」、小さく人が書いてある。江漢「月下柴門美人図」 顔は応挙風  真景図って洋風でもあり文人画(南画)でもあり、唐画なのね 富士山図にも瀟湘八景の記憶が残ることがあるか。原在中の細密描写にもえー 段階的な濃淡による空気遠近法的表現は秋田蘭画的? 小泉斐「黒羽城西之図」風景画風に見えるのは切り取った感があるから? 小田野直武は油彩を使っていないので空気遠近法的表現に成功。直武「富岳図」 雲がもくもく。この人物の顔なんかヘン 倉屠龍が蕭白を写したのではないにしろ、倉屠龍のほうが写しくずれぽい。蕭白「比叡山図」白と黒の対比 墨江武禅ともちょっと似てる 米山人は蕭白より世古鶴皐に似てる。林閬苑 細かい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特別展覧会 妙心寺

2009-04-19 00:35:14 | Weblog
東京会場 終了済み
京都国立博物館 2009年3月24日~5月10日

京都会場も見てきました。この展覧会は京博が仕切っているようなので京都で見る意味があります。展示会場の設備はもちろん平成館のほうがいいわけで平成館のほうがきれいではありましたが、意味と構成は京博のほうがいい、というか京博の会場に合わせて構成してるのかな・・・・・・。その割にはきちきちだけど。それなのに東京のほうが人がわらわらいた気がする。微妙に狩野元信特集だったりした。蕭白の福島正則像、いたんだので作り直させたそうですがなぜに蕭白に?三酸図と虎渓三笑図って人物パターンなど似るのか。隣が大きくてメトロポリタンの山雪「老梅図」小さいのが目立っちゃう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋城特別展 江戸時代尾張の絵画 巨匠 中林竹洞

2009-04-19 00:19:22 | Weblog
名古屋城 2009年4月1日~5月6日

「巨匠」うーん尾張の絵画としてはそうですね。名古屋から京都へ出て活躍した江戸時代後期の文人画家です。ちゃんと調査して集めた感じの漂ういい展覧会です。確かにこの人は蕪村より大雅が好きそうだ。日本の米法山水ばかりマニアックに集めて見てみたい。嵐山にも米点風。京都も米法。中国のフィルターを通して現実を見るのか。文人画家の屏風ってなんか矛盾してない?で、お手本になる絵は小画面だから屏風って難しいんだろうな、と思いました。中国絵画のクイズ問題かと思うほど中国の画家をパターンでまねっこ。十便十宜の模写なんてしてるんだな。竹洞ってすごい本出しまくってる。本からもなんかできそうだ。この展覧会のために『平安人物志』を借りて用意してるなんて偉い~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旗本御家人

2009-04-11 00:21:28 | Weblog
国立公文書館 2009年4月4日~4月23日
なるべくいくようにしている公文書館の特別展。ちゃんとした展示で(文書が主だけど)入場無料で冊子までもらえるのだ。旗本御家人も人材を輩出してますなあ。あと文書って時代小説のネタの宝庫。さらさらとは読めないけど四苦八苦すれば読めそうな感じになってきた(遅いけど進歩)のでやや身近に感じました。美術っぽいものとしては丹羽桃渓の描いた銅製造図と武蔵石寿の鳥の絵がありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平泉~みちのくの浄土~

2009-04-07 23:56:22 | Weblog
宮城会場 終了済み
福岡会場 終了済み
世田谷美術館 2009年3月14日~4月19日

仏教、仏像ものなので自発的というより「一応みておくんだろうな」と思っていってみました。行ってよかったです。東北地方の仏像とか紺紙金銀字一切経とか。欲をいうとシルクロードとの関連(出品目録の章立てにはないが)が蛇足っぽかった(やるならもっとやらないと中途半端)、「祈りとまつり」が突然民俗の展示という感じで唐突感があったのが気になりました。貸館的な世田谷「美術館」で見たから気になったのであって博物館でならよかったのかもしれません。面白かったけど骨寺村の景観について、も歴史の展示?と思ったし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ

2009-04-05 21:57:58 | Weblog
滋賀会場 終了済み
福岡会場 終了済み
長野会場 終了済み
パナソニック電工 汐留ミュージアム 2009年4月4日~6月21日

東京あたりだと山の上ホテル、大阪では心斎橋大丸等の建築でしられるヴォーリズの展覧会。メンタームの近江兄弟社の創業者でもあったりします。山荘の再現とカ、階段とか楽しめましたが、建築の展覧会って実物がほとんど展示できないのでもやもやしますね。とりあえず近江八幡観光と、次京都行ったら東華菜館でご飯食べようと思いました。あ、その前に山の上ホテルでもいいか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まぼろしの薩摩切子

2009-04-05 21:51:36 | Weblog
サントリー美術館 2009年3月28日~5月17日

サントリーのコレクションを軸に組んだ展覧会。江戸時代にはガラスに対するあこがれが結構あった。薩摩藩は薩摩切子を高級なお使い物にしたり、産業にしようとしてたんでしょうね。これにブドウのせたい、とか思いつつ見てました。一番萌えたのは雛道具?のミニチュア薩摩切子でした。サントリー美術館の展示室って入口とかいろいろ変えられるんだなあと改めて実感。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする