Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

ミュシャと日本 日本とオルリク

2019-09-29 12:47:36 | Weblog
千葉市美術館 2019年9月7日~10月20日
和歌山県立近代美術館 2019年11月2日~12月15日
岡山県立美術館 2020年1月4日~2月11日
静岡市美術館 2020年4月11日~5月24日

 内容としてはチェコのジャポニスムと影響を受け止めた日本近代的な?(ミュシャもちゃんと出ている。エミール・オルリクって日本に来た外国人版画家の一人か。富山発情報処理大手のインテック所蔵のミュシャにはそれぞれの図柄に合わせた女性の顔のついた額がついてて面白かった。日本趣味の中でプラハにできた「サクラ・ホテル」がロケ地になってる映画の映像が会場で流れてたんだけどサクラ・ホテル、台北の圓山大飯店に似てて面白かった。
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円山応挙から近代京都画壇へ(後期)

2019-09-29 12:37:10 | Weblog
東京藝術大学大学美術館 2019年8月3日~9月29日 
京都国立近代美術館 2019年11月2日~12月15日

 意欲的な展覧会だし名品も出てるんだけど、どうしてこの作家のこの作品なのかが展示の中でよくわからないものもあり、借りたいものを必ずしも借りられなかったのかもしれない。二館巡回の作品のやりくりとか。応挙「保津川図屏風」とそれに関連する作品はよくまとまっていて面白かった。企画はそもそも近代よりに始まってるけど応挙とか入れてったら構成が難しくなったのか?
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黄瀬戸 瀬戸黒 志野 織部―美濃の茶陶

2019-09-29 12:25:10 | Weblog
サントリー美術館 2019年9月4日~11月10日

 茶の湯が広まるから美濃焼が広まったと理解。特に織部に桃山的なものを感じます。そんな美濃焼でも中国のやきもののかたちを写してるものもあって、チャイナあなどれない。昭和の荒川豊蔵とか加藤唐九郎とか桃山のモノと比べると確かに違うんだよね。やきもので展示期間長いから巡回すればいいのにと思ったけど、各館で大事な常設だったりしてそんなに長い間借りっぱなしにできないんだろうな。
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美と、美と、美。資生堂のスタイル展

2019-09-29 12:11:28 | Weblog
日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール 2019年9月18日~9月29日 この後大阪、名古屋、京都、横浜へ巡回

 掛川の資生堂企業資料館へ行けば見られるのだろうが掛川行くついでもないし~ 会場もきれいに作りこんであって資生堂の世界にひたれる。もう少し早く生まれてたら、がっつり近所の大きめの化粧品店でがっつり資生堂買って花椿会入りたかったな。会場限定のあぶらとり紙買ってみた。
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美しきいのち―日本・東洋の花鳥表現―(前期)

2019-09-29 12:00:33 | Weblog
根津美術館 2019年9月7日~11月4日

 光琳「燕子花図屏風」と琳派は春に展示しちゃってるけどそれでも前期後期展示替えで花鳥画展示できるのか。根津美術館やっぱ物持ちだな。まじめな展示で中国絵画から江戸絵画、そのほか工芸品など意味も解説しつつ展示。喜多武清、持っててもおかしくないけど、展示してるので感心した。喜多武清、出世した。
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マリアノ・フォルチュニ展 織りなすデザイン

2019-09-21 01:47:41 | Weblog
三菱一号館美術館 2019年7月6日~10月6日

 ベネチアで長く活動したスペイン人デザイナー。プリーツのドレス、デルフォスって、情熱のシーラでプリーツが一日限りよといって作ってたドレスの元か~。ダウントン・アビーのメアリーも着てたよね。イッセイ・ミヤケのプリーツ・プリーツもここから発想してるのかな?フォルチュニは笠に反射させるライトも発明してて、そのタイプのライトは今も売っている。他写真も撮っててもともと恵まれてて多才でそれを生かした活動した感じ。
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没後90年記念 岸田劉生展

2019-09-21 01:41:21 | Weblog
東京ステーションギャラリー 2019年8月31日~10月20日
山口会場、愛知会場へ巡回

 椿貞雄とか横堀角次郎とかの展覧会を見た後の岸田劉生展面白い。全国のいろんな館にちらばって所蔵されてるんだな、劉生の作品。自画像と写真を比べると自画像は実物に似てそうだが、麗子は描きたいように描かれているのではなかろうか。チラシには出てないけど中国文人画風にも見える日本画が結構出ていた。
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千住の巣兆

2019-09-21 01:36:36 | Weblog
シアターギャラリー1010ギャラリーB 2019年9月18日~21日

 建部素兆を中心とした個人コレクションの展覧会。まとめて、直に見られる貴重な機会。
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古筆招来

2019-09-17 01:46:58 | Weblog
遠山記念館 2019年9月14日~10月20日

 所蔵品の高野切・寸松庵色紙・石山切の連れを借りた特別展。遠山記念館には珍しい借りてる展覧会。点数は多くないけど丁寧な展覧会。解説も充実してるし、字を模様のように使った工芸品等も展示。紙とか表具とかも丁寧に解説してあった。
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小早川秋聲―無限のひろがりと寂けさと―

2019-09-16 01:55:40 | Weblog
加島美術 2019年8月31日~9月16日

 反戦絵画に見える「國之楯」を描いた従軍画家。寺の子だけど途中までは華族の屋敷で育った。普通にモダンな京都画壇的な絵も描いてる。従軍、中国滞在、欧州滞在、満州国国賓とか長生きしてることもあって人生が盛沢山すぎる。交通至便で、ケースなしで見られる画廊での展示はありがたくその取り組みは評価するが、展覧会図録を伴う回顧展も地元だけでなくあるといいですね。
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