Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

大吉原展

2024-04-28 02:16:08 | Weblog
東京藝術大学大学美術館 2024年3月26日〜5月19日

 吉原炎上がSNSで起こったわけですが盛況でよかったです。造作とか映像とかが博覧会ぽい。美術展だと思うんだけど歴史展ぽくもしたかったのかな? 大掛
かりで動員を相当見込んでる展示だと思うんだけどその割パネルなど字を読むところが多く滞留する。またこの展覧会に限ったことではないが音声ガイドはその作品の前で立ち止まって聞く権利ではない。所蔵品は活用してるけど借用品がすごく多いのでそれをこの館でやる意味はどこにあったんだろう? 台東区立下町風俗史料館の江戸風俗人形がいる模型、飾ってある屏風が名作過ぎた。
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ライトアップ 木島櫻谷

2024-04-28 01:58:01 | Weblog
泉屋博古舘東京 2024年3月16日~5月12日
 
 木島櫻谷の中でも住友家本邸の作品群は別格でないかなという感想。 ルーツ的に展示されていた円山四条派の花鳥画が見たくて行きました。応挙のぶら下がった鯉は中国絵画のパターンでそれが高橋由一の鮭につながるのでは??? 孔雀たちはマクジャクだった。
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浮世絵の別嬪さん 歌麿、北斎が描いた春画とともに

2024-04-28 01:50:14 | Weblog
大倉集古舘 2024年4月9日~6月9日

 名品展、でもなくどこかのコレクション展、でもない肉筆浮世絵展(春画は版画も出てる)。面白い作品はあるけど、この展示だけ見て肉筆浮世絵の流れわかるかな? 私は水野盧朝がよかったので満足しましたが。あと似鳥美術館の広重「三美人図」の打掛の牡丹が立体的で面白かった。
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ColoufulJAPAN―幕末・明治手彩色写真への旅

2024-04-21 16:09:01 | Weblog
神戸市立博物館 2024年3月30日~5月19日

 当日に奈良博でチラシを拾うまでポスターもチラシも見かけなかったので突っ込むのは賭けだったが予想以上によかったので行って満足。手彩色写真の存在は知ってたけどまとめてみることないし、それだけを掘り下げてることもあんまりないし。カラー写真以前への色への欲求なんだと思うけど、白っぽいとこに色付けるしかないからなるべく白っぽく現像したりしたのか?また絹に焼き付けた写真に彩色したりしてるのも面白かった。演出で撮った写真なのは大前提としてそれでも現実を写し出したりもする。衣装を着た男性、歌舞伎役者なんじゃないかという気もしたが役者絵に出てくるような人でないと人物は同定できないよね。石版画とだけでなく浮世絵版画とも一緒に見られたらもっと楽しい
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神戸の仏教絵画 旧居留地×異世界巡り

2024-04-21 15:58:45 | Weblog
神戸市立博物館 2024年3月30日~5月19日

 須磨寺って変わったものお持ちなのね。キャプションも工夫してましたが、暗い展示室の柳原義達の鴉ただコワイ。
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没後50年 福田平八郎

2024-04-20 22:06:16 | Weblog
大阪中之島美術館 2024年3月9日〜5月6日
このあと大分会場へ巡回

 形のとらえ方、切り取り方が優れていて作品はとても良かった。画家は中国絵画とかいろいろ勉強してそう。薄氷はワタシも大好きです。

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生誕1250年記念特別展 空海 密教のルーツとマンダラ世界

2024-04-20 21:57:05 | Weblog
奈良国立博物館 2024年4月13日〜6月9日

 猫に小判のすばらしい展示。最初の部屋に大物をどんと置くのもよかった。かと思えば小さく仏がみちみちと集まってて煙?とかに使うのもあって飽きずに勉強になった。
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没後100年 富岡鉄斎

2024-04-20 01:08:28 | Weblog
京都国立近代美術館 2024年4月2日〜5月26日
富山、愛知へ巡回

 まだ没後100年なのか富岡鉄斎。清荒神メインに構成した展覧会。印がいっぱい出てて、字や号じゃないハンコって受け継いでつかえるんだ!と新鮮だった。富岡鉄斎は戦略的に文人画家やってたな、きっと。
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特別展 雪舟伝説 「画聖(カリスマ)」の誕生

2024-04-20 00:52:03 | Weblog
京都国立博物館 2024年4月13日〜5月26日

 雪舟の受容を考える展覧会に文句ない雪舟がぞろぞろ並ぶのは国立館ならでは。雪舟展ではありませんが効きすぎて雪舟も落ち着いて見られます。みんな雪舟が好きだったのね。雪舟憧憬はもちろんあるとして、雪舟の向こうに馬遠とか夏珪とか見てるかもだよね。山口雪渓ルームができてたのすごいが雪渓出すなら雪渓再検証いりそう。また最初雪舟で豪華に始まって最後はちょっと寂しい感じになるのも辛い。仏像撤去してやってるので本気は感じました。
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美工・絵専時代の上村松篁 若き日の異色作をめぐって

2024-04-20 00:32:39 | Weblog
京都市立芸術大学アートスペースk.kaneshiro 2024年4月6日〜6月2日

ケース一つの小展示だけど面白かった。学生時代の課題の作品でモデルを書いたんだろうけど、お母さんの顔にも似てるってこと?外光とのバランスが悪いのか見づらかったのが残念。
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