Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

隠元禅師と黄檗文化の魅力

2011-12-31 00:57:02 | Weblog
日本橋高島屋8階ホール 2011年12月27日~2012年1月16日
大阪高島屋 2012年1月19日~1月30日

 黄檗のお寺にあるものを基本とした黄檗展ですがかなり美術展で見応えがあります。彫刻も出てます。絵は鶴亭、河村若芝はもちろん、伊藤若冲がそれなりにいっぱい出てます。鶴亭は、未紹介作品だらけではないか?萬福寺いって普茶料理食べたい~。
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上田宗箇 武将茶人の世界展

2011-12-31 00:53:16 | Weblog
松屋銀座8階イベントスクエア 2011年12月30日~2012年1月16日
この後広島へ巡回

 広島に上田宗箇流というお茶があることはしってましたがそうかこの人戦国武将だったのか。へうげものなのね。
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フェルメールからのラブレター展

2011-12-31 00:39:42 | Weblog
Bunkamura ザ・ミュージアム 2011年12月23日~2012年3月14日
京都会場、宮城会場巡回済み

テーマを設定したいい17世紀オランダ絵画展。まあ3点で「フェルメール」展は苦しいですよね。いっぺんにたくさんフェルメールを見たい人はニューヨーク行ってメトロポリタン美術館とフリック・コレクションいって、ワシントンでも行けばいいのである。風俗画、手紙でまとめた好企画と思いました。私は17世紀オランダの室内画も風景画も静物画も好きですけどね。
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アイ ウェイウェイ 不在

2011-12-25 12:38:59 | Weblog
台北市立美術館 2011年10月29日~2012年1月29日

 予想される材料とは違うもので作ったもの、って幕末明治の日本の工芸みたいだ。そこに風刺や主張があるところが違うけど。焼き物で作ったザリガニみたいな如意面白い。焼き物の西瓜(中国を連想する果物)が整然と並んでるのも意味だけでなく見ても楽しい。永久自転車(自転車と言えば少し前の中国だ)などなど。作家が実年齢の割には老けているのが気になる。ひょうきん族のざんげの部屋のキリスト様に似ている。
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黄則修 台湾を撮り続けて

2011-12-25 12:28:49 | Weblog
台北市立美術館 2011年10月8日~2012年1月29日

 タイトル意訳してるのでもし関係者の方ご覧になってよりいい日本語タイトルあればご教示ください。黄則修(1930~)の写真展 撮った時は藝術的な風景写真も時間の経過によって記録写真の意味が観者には出てくる。人物写真も撮ってて、1950年代に日本の映画が解禁されたときにプロモーションに行ってた南田洋子や扇千景の写真があった。服装、化粧の流行は地域よりも年代なので洋服だと台湾女優も日本女優も一緒ね、今もですが。
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顔水龍

2011-12-25 12:14:59 | Weblog
台北市立美術館 2011年12月3日~2012年2月16日

 顔水龍(1903~1997)の展覧会。日本、フランスに留学し、日本でも商業デザインの仕事してた洋画家。どうでもいいが、画家は長生きして年下の奥さんが先に死んじゃうことがあるけどこの人も人もそうか。台中の太陽餅食べたい(太陽堂餅店のモザイクとかしてたから)。
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精彩100 国宝総動員

2011-12-25 11:57:01 | Weblog
国立故宮博物院(台北) 2011年9月23日~2012年1月3日

 中華民国は建国百年のメモリアルイアー、「故宮」の名を掲げる通り皇帝のコレクションの博物館でありそれを解放した革命の象徴でもあるわけですね、故宮博物院は。展示期間が三期に分かれていて書画の多くは総取換で、スケジュールの都合で若干地味目?の三期にいってきました。所詮猫に小判ですが。中国絵画の名品にひれ伏しつつも江戸中後期絵画は淅派の影響大やね~ 岸派とか谷文晁とかを連想。陳洪綬を見て岡田米山人を思い出した。絵図?の「黄河図」も結構絵画ではある。記録的な意図のある絵画。絵画的な要素のある絵図を合わせて検討すると面白そう。
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青木世一 AOKIT展―箱の中の名画たち

2011-12-18 01:10:44 | Weblog
栃木県立美術館 2011年10月29日~12月25日

 名画を三次元のジオラマにするAOKIT。見て楽しいです。作り替え、読み替えによって名画をつかって美術って何?を表している、ということになるでしょうか。
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近代南画の雄 石川寒巌―絵にこめられた魂―

2011-12-17 23:34:47 | Weblog
栃木県立美術館 2011年10月29日~12月25日

 洋画家になりかけてならずに南画家になった石川寒巌。すごく近いわけではないけど私の知ってる画家では石井林響に似てると思った。時代性ってあるね。着色のものと水墨ベースのものは同じ画家でも結構違う。同じ題材を同じころ描くと画家は違ってもかなり似てたりして、個人の画業の検証とグループとか時代の検証を両方やってく必要があるなあと思いませり。
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写実と表象

2011-12-17 23:25:12 | Weblog
上野記念館 2011年10月25日~2012年1月17日

 タイトルは前に「第31回上野記念館企画展 上野記念館開館35周年記念特別名品展」というのがつきますです。40点以上の作品が出ててかなり豪華。椿椿山とか谷文晁とか・・・・・・私が見られてうれしかったのは南蘋風にして応挙円満院タイプでもある谷文晁の「孔雀図」(軸と衝立の両方あり)。
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