Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

いのりの世界のどうぶつえん

2019-07-28 11:48:16 | Weblog
奈良国立博物館 2019年7月13日~9月8日

 奈良博が所蔵品、寄託品に近くからも借りてまじめにどうぶつ展やったら当たり前だけど作品が豪華だった。動物に若干偏りはでるけど・・・・・・。テーマ展ていいコレクションのある館で所蔵品でやればいいんだ、と前から思ってたけど実際にそうするとコレクションの差や担当者の力量が丸見えになるんだな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法徳寺の仏像―近代を旅した仏像―

2019-07-28 11:40:24 | Weblog
奈良国立博物館 2019年7月13日~9月8日

 仏像も移動するということは知ってましたが、お寺から出て、誰かが集めて、別のお寺に寄進するという流れが、古い写真や売り立て目録で検証できたりするのだな。お寺から出て個人蔵やミュージアム蔵になった時点で仏像というより彫刻になると思ってたが、また仏像に戻った的な。千体仏には節仏というのがあって、切りのいい数で少し大きいの作ったりするとはじめて知った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遊びの流儀 遊楽図の系譜(二回目)

2019-07-25 01:27:49 | Weblog
サントリー美術館 2019年6月26日~8月18日

 前期、中期、後期の中期に行った。だいたい主だったものは見たな。なるべく後期も行こう。松浦屏風って人より着物がメインな感じ(と思って解説読んだら解説にもそう書いてあった)。サントリー美術館、結構自前で遊楽図屏風持ってて感心した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の素朴絵ーゆるい、かわいい、たのしい美術

2019-07-25 01:08:02 | Weblog
三井記念美術館 2019年7月6日~9月1日
龍谷大学龍谷ミュージアム 2019年9月21日~11月17日

 巡回館、監修者、担当者の顔ぶれからして当然なのだが結構仏教色が強い。素朴絵とは何かをいうために日本の素朴絵とルーベンスのキリスト昇架を対比させるのはやや苦しい気がする。絵が稚拙だと、**が描けない、と言いがちだが**を描くつもりがそもそもあったのかということも考えねばなるまい。富士山の山の五合目より上でやってる巻狩、変だ(27「曾我物語図屏風」)。中村芳中の千鳥もアホそうだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤ってじつはどんな色?

2019-07-14 01:30:39 | Weblog
京都国立博物館 2019年7月2日~8月12日

 夏休みお子様向け的な「色」の展示に重要文化財の仏画とか出てて豪気だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謎の蒔絵師 永田友治―尾形光琳の後継者を名乗った男―

2019-07-14 01:25:06 | Weblog
MIHO MUSEUM 2019年6月8日~7月15日

 熱心なコレクター兼研究者がいていろいろわかってきたらしい。名前は見たことあったけどよく知らない人だったが、まとめて見られてよかったし、作品も面白かった。光琳風の受容と展開という点でも気になるし、独創的な技術という点でも貴重。版本が少し探せば同時代、もしくは近い時代のものが見つかりそうなのに複製とかの展示で版本愛が足りなかったのが個人的には残念。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抽象世界

2019-07-13 00:14:31 | Weblog
国立国際美術館 2019年5月25日~8月4日

抽象美術には免疫ある方だと思うけど、具象と抽象の境は何だ?テキスタイルの模様?みたいなのがあったり壁紙みたいなのもあった。でも世の中抽象美術になれてきたから、抽象美術の方が公共の場を飾るのにいまや無難そう。ジョン・アムレーダー的なの日本画の画材でも面白そう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅漢さん 仏教を護る聖者たち

2019-07-12 23:59:16 | Weblog
香雪美術館 2019年5月18日~7月15日

所蔵品の羅漢図を真面目に調べた展覧会。そもそも羅漢図がニセットあるというのが普通ではないが、超名品でなくてもちゃんと調べて面白く展示摩ることは可能なのだ。羅漢図のなかにあるような工芸品も展示されてた。猿が枇杷くれるとか鹿が花くれるとか宗教画だけど物語ぽい。像主を特定するのでなく、持物や動物で名付けて見ていくのもよかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浄土宗七祖聖冏と関東浄土教ー常福寺の名宝を中心にー

2019-07-06 01:20:53 | Weblog
神奈川県立金沢文庫 2019年5月17日~7月15日

 金沢文庫との関係がよく見えないのですが、茨城県の常福寺の蔵品を中心とした浄土宗の展覧会。浄土宗は徳川が浄土宗だから江戸時代にはとても力が強い。新発見の浅草寺の柱から作った鎌倉時代の仏像と水戸黄門の念持仏だったという極小の仏像が面白かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする