Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

幕末土佐の天才絵師 絵金

2023-04-30 00:23:13 | Weblog
あべのハルカス美術館 2023年4月22日~6月18日

 絵金は高知の観光資源でもあるから県外での展覧会は難しいはず。高知へ行くのは楽しいけれどそんなに簡単に行かれるところでもないので、行きやすい大阪で展覧会があるのでホイホイと行ってきました。過去に高知での展示も見ているのですが、そのころは歌舞伎そんなに見てなくて、その間に歌舞伎見る人になったのでますます楽しめた感じ。逆に今はかからない演目歌舞伎で見たくなった。お祭りで飾るかたちを展示会場に再現してあるのもよかった。
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異界彷徨―怪異・祈り・生と死―

2023-04-30 00:15:29 | Weblog
大阪歴史博物館 2023年4月28日~6月26日

 基本的に所蔵品で組んで、なるべく人を入れようとしてて、そこそこ入ってる風だったのでよかった。基本、民俗の展示とお見受けしましたが、絵画もなかなかレアなものが出ていて面白かった。図録がないから写真撮影していいのかもしれないけど、グッズ作れるんなら、パンフレットのほうが私は欲しいぞ。日程の都合で京都の橋本関雪展を見送ったので、橋本関雪「邯鄲夢枕図」がうれしかった。
 
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新収品お披露目展 令和元年度から3年度まで

2023-04-30 00:06:22 | Weblog
大阪歴史博物館 2023年3月23日~5月15日

 伝来、由来のわかる着物とか、ちゃんとしたおうちで飾られてたポイ近代の掛け軸とか出てるものは大変結構なんですが、印刷物、リーフレットあったのがついにチラシになってしまったのか。残念であります。
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修理のあとにエトセトラ

2023-04-29 23:52:38 | Weblog
中之島香雪美術館 2023年4月8日~5月21日

 修理の展覧会だけど、修理の報告とか分かったことに加えてちゃんとものも見せてるし、これから修理しないといけないものが出てるのもよかった。で、やたらに修理でわかった素材とか技法的なことが喜ばれたりするとき、美術史が信用されてないというか、美術史でわかったことってエビデンスがないと思われてるんでしょうね。MOA美術館で岩佐又兵衛(工房)「浄瑠璃」見た記憶が新しいので、岩佐又兵衛「堀江物語絵巻」、男の世界……。仏画の長年の汚れが残って聖骸布みたいになってるのも面白かった。
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五井金水とゆかりの画家たち

2023-04-29 23:37:31 | Weblog
大阪くらしの今昔館 2023年4月29日~6月18日

 五井金水、ほぼほぼ知らない画家だけど、チラシ見たら私の興味の範疇の画家ぽいし、大阪くらしの今昔館もそれなりに面白いのは知っているので行ってみた。五井金水の家族が持ってたものということでまとまりもあるし、今昔館のコレクションになるのはいいが、大阪歴史博物館とかでも活用して展示できないかしら?四条派の系統の人で、穏やかに時代に沿ってアップデイトしてて、いいお客さんの筋があって注文でやってけた人って感じか?松と鯉はみんな「松鯉(しょうり)」なんですかね。今昔館の所蔵品で玉手棠洲 の六曲一双の「四季図」が出てて、瀑布図に「倣仇英実父」とあり、どんな仇英じゃいと思いました。
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近代日本の視覚開化 明治

2023-04-29 23:06:58 | Weblog
愛知県美術館 2023年4月14日~5月31日

 神奈川県立歴史博物館のコレクションを中心に愛知の話を入れて構成した展覧会。大変すばらしいのですが、神奈川歴博の企画展で詰め詰めなのは展示室狭いからその中でなるべく出したかったんだろうと思っていたのですが、その勢いで広い愛知県美術館の展示室に並べた結果胃もたれしそうなボリュームに。そしてキャプションとかやたら字が小さくないですか?老眼勢はキャプションを読むために老眼鏡をかけ、ものを見るために老眼鏡を外すので大変です。名古屋市美術館の河野次郎の植物図見て川原慶賀の、シーボルト旧蔵の植物図譜に感じ似てるなあと思ってみてました。愛知県令の肖像画面白かった。図録、分担執筆したところ、どこがだれの担当かわかんないの後から困らないか?
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コレクションの20世紀

2023-04-29 07:19:11 | Weblog
名古屋市美術館 2023年4月15日~6月4日

 20世紀につくられた所蔵品を年代順に並べ、その時代ごとにまとめた展覧会。どの館でも可能なはずで、元職場でも同じような案(そのときはもっと前の世紀から)が出たことはある。でもやると所蔵品の厚みが物を言うなと名古屋市美術館の展示を見て痛感。ところどころに外国の作品等もあってお金持ち~と思った。各10年をどんな時代とまとめ、展示品を選ぶところに手間かけるかどうかでも違ってきそう。1950年代以降のド現代美術って現代美術やってる館に大体同じ作家のものがあるような気がするんだがそれはそれですごいなと思ったりした。本水(歌舞伎的な言い方)を使う小清水作品が気になった、てかこれが展示室にあるとまわりの作品に湿気悪影響及ぼさない?大丈夫?
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岩佐又兵衛 極彩色ワールド 重文「浄瑠璃物語絵巻」

2023-04-28 23:20:42 | Weblog
MOA美術館 2023年3月17日~5月23日

 「浄瑠璃」12巻+その他又兵衛を出してミニ岩佐又兵衛展の趣。「浄瑠璃」見るたびに牛若って下げ*ンなのではと思う。手分けして描いているから同じであるはずの牛若の着物が微妙に違ったりしている。顔も似てて、衣装もあるから同じ人物だとわかるけど巻ごとに?ちょっと違ったりするのである。画中画に描かれたものなのか、画面内の世界のものなのか曖昧になってるとこがあるのが面白い。
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国宝・燕子花図屏風 光琳の生きた時代 1658-1716

2023-04-23 02:13:35 | Weblog
根津美術館 2023年4月15日~5月14日

 毎年尾形光琳「燕子花図屏風」を飾るたびにいろいろ工夫している根津美術館。今回は光琳の生きた時代の美術品をいろいろ全て館蔵品で。いろいろお持ちで。江戸時代にも室町時代の詩画軸みたいなんあるんですな。そして奈良国立博物館の正倉院展のように燕子花のときだけすごく大勢の人が来る現象を誰か解明してください。
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新宿の画家たち

2023-04-23 02:06:25 | Weblog
新宿区立歴史博物館 2023年4月22日~6月11日

 博物館の美術展という感じだが佐伯祐三夫人佐伯米子の作品とか林芙美子の夫林緑敏で画家だったのか!とか、面白かった。「落合蛍狩真景」もあったし。
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