Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

神の宝の玉手箱

2017-05-31 00:59:56 | Weblog
サントリー美術館 2017年5月31日~7月17日

 内覧会に潜入してきました。これも六本木開館十周年記念展なのか。所蔵品の国宝「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」を中心とした中世の工芸展。「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」は北条政子の持ち物だったらしい。政子の他の手箱も復元模造も含めて終結。またいろんな神社に伝わった手箱と神宝を展示。東博ではミュージアムショップで光琳の八橋蒔絵螺鈿硯箱を模した缶に入れてクッキー売ってるけど、サントリ美術館ーも「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」クッキーとか売るのかな? 個人的には手箱の内容品が香合に転用されるのが面白かった。
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優美なる慶派のほとけ

2017-05-28 22:53:13 | Weblog
鎌倉国宝館 2017年4月22日~6月4日

 特別展の規模は小さくても平常展示「鎌倉の仏像」も結構慶派の流れだから勉強になる。「浄土五狙絵伝」も面白かった。
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茶の湯(二回目)

2017-05-27 00:48:05 | Weblog
東京国立博物館 2017年4月11日~6月4日

 コンプリートは目指さぬもののなるべくたくさん作品を見たいので再訪。絵画等は結構入れ替わっている。お客さんは結構いるけどわりとすいすい流れていてライトなお客さんが多いのかなと思った。
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奈良西大寺展

2017-05-27 00:35:28 | Weblog
三井記念美術館 2017年4月15日~6月11日
この後大阪、山口へ巡回

 近鉄の駅名「大和西大寺」の西大寺ですよ。当たり前ですが東大寺と対。今の奈良の町は東に寄ってるってことか。西大寺は善派の仏師が像を作ってて、西大寺が本山である真言律宗は院派が作ってるのか。慶派じゃない人たちの像がたくさん見られる。
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画僧古かん

2017-05-21 01:55:57 | Weblog
大和文華館 2017年5月20日~7月2日

 明誉は「みょうよ」なのか。古かんのかんは「石間」 没後300年ということは生誕300年で展覧会してた若冲とか蕪村より一世代上ということだ。尾形光琳と同じくらい。浄土宗の画僧。絵は可愛い感じだけど相当たくさん作っててプロで、仙厓や白隠より芸域が広い感じ。薬師寺(法相宗)と関係が深かったようだ(浄土宗なのに)。画風も幅広い感じで、仏画から雪舟流みたいのとか戯画ぽいのとかいろいろ。面白かった。
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田能村竹田展

2017-05-21 01:39:11 | Weblog
吹田市立博物館 2017年4月29日~6月4日

 田能村竹田って吹田で寝込んで、そのあと大坂の蔵屋敷へ移ってそのままなくなったのか。そりゃご縁深いですわ。「吹田村養痾図」なんてあるんだ。これって実在の風景なんだとしても「真景図」なのかな? 画中には真景とは書いてないようですが。吹田と直接関係あるもの以外はどう選んで構成されたのか今一つよくわからなかった。大きな一枚ものだと思ってた画家番付が冊子体だったのが面白かった。一枚ものを冊子にするのか冊子だったものを一枚ものにするのか気になる。
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よみがえった文化財

2017-05-15 00:58:37 | Weblog
石川県立美術館 2017年4月22日~5月28日

 石川県立美術館付属施設の石川県文化財保存修復工房設立20周年記念の修復過程を紹介する展覧会だがいろいろ旧加賀藩関係、旧加賀藩エリア(石川県富山県)、石川県立美術館の作品が出ていて面白かった。秋月等観・狩野元信・狩野探幽の「西湖図」って三つセットになってたのか。狩野宗益「百鶴百猿図」これっていろんな人が描いてるんだな。朝鮮の肖像画が古代インドの仏教保護者の肖像としてお寺に伝来するとか不思議。前田家による文化財保存・修復の歴史も紹介している。
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名所絵から風景画へ―情景との対話

2017-05-11 01:14:49 | Weblog
宮内庁三の丸尚蔵館 2017年3月25日~6月25日

 前期中期後期の三期のところ、前期を見損ねてしまった。残念。中期は銭湯のペンキ絵みたいな床次正精「噴火山之光景」がびっくり。行啓に際してとか、ご成婚記念とかで献上された作品もあり、贈答品としての絵画を実感。台湾行啓のときの「台湾名勝絵巻」が出てて後期には朝鮮半島の「金剛秋色図巻」なぞもある。真景図研究に重要。
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雪村 奇想の誕生(二回目)

2017-05-11 01:00:25 | Weblog
東京藝術大学大学美術館 2017年3月28日~5月21日
MIHO MUSEUM 2017年8月1日~9月3日

 二館巡回なので概ね前期後期で展示替えだし、MIHOへ行くかどうかはわからないので後期を見にいった。中国絵画見て勉強できる環境にいたんだな。ときどき関係ない画面に蘇東坡みたいな人がいたりする。びよーんと伸びる波は奇想というか奇形。雪村の近代日本画への影響が面白い。
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ひょうごの美ほとけー五国を照らす仏像ー

2017-05-08 01:18:10 | Weblog
兵庫県立歴史博物館 2017年4月22日~6月4日

 兵庫は都に近いから仏像が洗練されていて、飛鳥はないけど白鳳からだいたいまんべんなくある。「ひょうごの仏像」だけど日本の仏像の歴史を結構カバーできて、しかも中国宋の仏像も出てる。江戸時代まで出してるのも網羅的で感心。
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