Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

谷文晁×富士山―山を写した時代の寵児―

2020-01-30 00:43:12 | Weblog
静岡県富士山世界遺産センター 2019年12月7日~2020年2月2日

 折ると富士山になるチラシのペーパークラフトが楽しい。谷文晁と富士山はこちらの企画展示室ではいくら詰め詰めに展示しても全貌という感じにはならず、でも絵はどれも結局富士山で(その中にバラエティがあったり、実景と定型の問題があったりはする)難しいな。まとめてみられて勉強になって自分的にはよかった。『富岳写真』て書誌やると何かわかるかも(でも書誌ってそう思ってやっても必ず何か出てくるわけじゃないし、研究としてはコスパ悪い)。
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内藤コレクション展 ゴシック写本の小宇宙

2020-01-27 01:49:03 | Weblog
国立西洋美術館 2019年10月19日~2020年1月26日

 個人コレクションが寄贈されて、寄贈者が自分で寄付してくれる人頼んでさらに増強したという。写本のページの絵もかわいくて楽しいが、収集から寄贈への経緯をつづった「コレクションへの道のり」が名文。
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ハプスブルグ展 600年にわたる帝国コレクションの歴史

2020-01-27 01:37:17 | Weblog
国立西洋美術館 2019年10月19日~2020年1月26日

 スペインの歴史ドラマを見てハプスブルグ家の知識も増やしたので楽しみにしていた展覧会だが、秋は日本古美術で忙しく危うく見逃すところだった。ベラスケスとか有名な作者の作品は一部だけど、日本でも有名なマリア・テレジア(アントワネットのママ)とかエリザベートとかも使ってよく構成してあった。レオポルド・ウィルヘルム大公にも一章さいてあって満足。
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出雲と大和

2020-01-27 01:31:20 | Weblog
東京国立博物館平成館 2020年1月15日~3月8日

 古代の神話の地だから歴史,考古的な展覧会と思って行ったら存外に仏像なども出ていた。出雲行ってないので行ってみたくなりました。古代出雲歴史博物館の出雲大社本殿模型すごいね。宇豆柱もすごかった。大和の古墳も実物はすごいはずだが展示ではそのすごさが今一つ伝わりにくい感。
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生誕550年記念 文徴明とその時代

2020-01-27 01:06:23 | Weblog
東京国立博物館東洋館第8室 2020年1月2日~3月1日

 台東区立書道博物館と連携ほぼ同時開催なのですが、とりあえずトーハクに行ってきた。いろいろ見られて満足。しかしドラマ「風流少年唐伯虎」を思い出さずには文徴明も唐寅も見られない自分てどうよと思う。徐謂たらしこみしてるな、とか、池大雅の摂取した中国絵画って偏ってんだな、謝時臣と谷文晁似てるなとか思って見ました。
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能と吉祥 寿

2020-01-23 01:25:10 | Weblog
大倉集古舘 2019年12月24日~2020年1月26日

 新春特集展示だから?会期短い。特集と関係なく国宝普賢菩薩騎象像はいる。能そのものがおめでたいシチュエーションと結びついてるから吉祥関係が多いのかな? 1階展示室だけなのでわざわざ行くとちょっと点数少ない感じ。個人的には地下へ降りた階段のところに重要美術品のお獅子がいるのがツボ。
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カラヴァッジョ展

2020-01-20 01:51:04 | Weblog
北海道立近代美術館 2019年8月10日~10月14日
名古屋市美術館 2019年10月26日~12月15日
あべのハルカス美術館 2019年12月26日~2020年2月16日

 全40点にカラヴァッジョ10点くらいでカラヴァッジョ展ていうのフェルメール級だ。展覧会はよく構成してあって面白く見ましたが、先行チラシでも使ってたカラヴァッジョ2点展示できないとかつらい……。丁寧に読ませるパネルがいっぱいあって解説も丁寧だけど、あれみんな読んでたらお客さんの流れ滞りそう。個人的にはカラヴァッジョの可能性もある大きな静物画が気に入りました。
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生誕150年記念 船場の絵描き 庭山耕園―近代大阪の四条派―

2020-01-20 01:40:43 | Weblog
大阪市立美術館 2019年12月18日~2020年2月9日

 300円でいっぱい見られた特集展示。息子がいっぱい寄贈してるのか。さすがに江戸時代の絵には見えないけどそんなにモダンじゃなくて、展覧会芸術じゃなくて家を飾る実用芸術って感じだった。関連で出してる上田耕夫・上田耕冲・上田耕甫も見られてよかった。長山孔寅「苗龍図衝立」は確かにいい絵だが裏の村上松堂も両面ケースで見えてるのでキャプションつけて展示リストに入れてあげてほしいです。
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上方界隈、絵師済々 Ⅰ

2020-01-20 01:26:28 | Weblog
中之島香雪美術館 2019年12月17日~2020年3月15日

 前期 京都 後期 大阪 で秋にまたⅡやるらしい。ちょっとややこしい。香雪美術館のコレクションと、村山コレクションを中心に借用を含めた展覧会。沈南蘋は後期大阪画壇にくっつけて、京都画壇の人でも松村景文は後期に出すようだ。伊藤若冲とかあれば集客には有利だったろうな。後期はちょうど大阪歴史博物館でも森派の展示やるからちょうどいいですね。円山応挙って現在評価されてる部分と同時代~近い時期に評価されてるポイントって違うのかもと思った。
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黄昏の絵画たち 近代絵画に描かれた夕日・夕景

2020-01-20 01:05:46 | Weblog
山梨県立美術館 2019年6月22日~8月25日
島根県立美術館 2019年9月4日~11月4日
神戸市立小磯記念美術館 2019年11月16日~2020年1月26日

 風景画が成立して、西洋近代絵画で黄昏が描かれるようになったところに日本でも西洋風の油絵が描かれるようになって、黄昏の描写も入ってきた。確かに明治の油絵にも結構黄昏あるんだよね。宍道湖に落ちる夕陽が売り物の島根県美の発案で、共同企画で巡回した展覧会。よくできてて面白い展覧会。版画は江戸時代から入れてるので、近代の先駆けで江戸からちゃんとやってくれれば私はもっと嬉しかったが、近代洋画中心の館ばかりなのでそうはならないよね。作品解説がない作品があるのもちょっと残念だった。
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