Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

2016年の展覧会雑感

2016-12-30 21:38:10 | Weblog
作品と企画がよくかみ合ってたと思う
ピカソ天才の秘密@愛知県美・ハルカス
ルノワール展@新美
岩佐又兵衛@福井県美
円山応挙@根津
壷中之展@大阪市美
ダリ展@京都市美・新美
森村泰昌@国立国際

企画に意義あり
収集家安齊羊造と近代日本画家との愉快な交流@川越市美
初期浮世絵展@千葉市美
三種の宮川香山展
原田直次郎@埼玉近美ほか
二種の勝川春章@出光・太田
清親 光線画@町田版画美
実相院門跡展@京文博
安田靫彦@東近美
王羲之@大阪市美
穎川美術館展@松濤
カラヴァッジョ@西美
我が名は鶴亭@長崎歴文博・神戸市博
上島鳳山@笠岡・泉屋
ポンペイ展@森美術館ほか
忍性@奈良博
国芳ヒーローズ@太田
玉堂父子@岡山県美・千葉市美
企画に意義があって丁寧に仕事してあった
美と知性の宝庫 足立@足立区郷土博物館
宇都宮藩主戸田氏@栃木県博
蘆雪溌溂@和歌山県博

企画が目立つ
くにくに展@Bunkamuraほか
拝啓ルノワール先生@三菱一号館・ハルカス
ペール北山@東京ステーションG・和歌山近美・下関市美

作品・作家が面白かった
恩地孝四郎@東近美・和歌山近美
夷酋列像@民博
信貴山@奈良博
秋田蘭画@サントリー

大展覧会
禅展@キョーハク・トーハク
大妖怪展@江戸博・ハルカス
若冲展@東京都美術館
鈴木其一@特にサントリー会場

まとめにくい
村上隆のスーパーフラット@横浜美術館
琳派降臨@京都市美
かざり@MIHO
吉田博@千葉市美ほか
大鎖国展@岡崎市美博
美の祝祭@出光
シーボルト展@歴博ほか
杉本博司@写美
徳川の平和@静岡県立美術館
若冲の京都 KYOTOの若冲@京都市美

自分的には企画力と作品の力のバランスが取れたものが好きなようです。



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宇宙と芸術展

2016-12-28 23:41:36 | Weblog
森美術館 2016年7月30日~2017年1月9日
 
 森美術館らしさがいい方向に出た展覧会と思った。曼荼羅(宇宙を表す)から月へ帰るかぐや姫、天体観測、宇宙をテーマにした現代美術まで。チームラボの新作インスタレーションは遊園地のアトラクションのようだった。
 
 
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武士と印刷

2016-12-28 23:26:13 | Weblog
印刷博物館 2016年10月22日~2017年1月15日

 武士を題材にした武者絵と武士による印刷の展覧会。武士による印刷だけだと展示として辛いもんねえ・・・・・・。武者絵の題材は大概歌舞伎の題材と気づいた。出版(印刷の一部)する武士は大体絵画とも関連してるのでとても面白かった。蔵版の問題も一緒にやってくれればもっとよかった。
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小田野直武と秋田蘭画 二回目

2016-12-25 00:23:30 | Weblog
サントリー美術館 2016年11月16日~2017年1月9日

 展示替えがあったので再訪。結構いれかわった。なんで南蘋派で特に松林山人を推してるんだっけ?「水仙に南天小禽図」の水仙南天てお正月のお花だよな。田代忠国「三聖人図」ってちょっと東方三博士ぽいよね。そういえば秋田蘭画って洋風画でド日本人書かないよね。中国人とか福神とか仙人とかだから洋風で描いてもいいってことなのか?と思ったりした。
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デトロイト美術館展

2016-12-25 00:16:10 | Weblog
愛知会場、大阪会場巡回済
上野の森美術館 2016年10月7日~1月21日

 自動車の町、デトロイト。特に美術館はフォードと関係深いのだな。印象派以降、質は高いけどサイズはやや小さめのものが多い。点数もそんなに多くなくてあっさり見終わってしまった。
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浦上玉堂と春琴・秋琴 父子の芸術(千葉会場)二回目

2016-12-18 23:49:18 | Weblog
岡山会場巡回済み
千葉市美術館 2016年11月10日~12月18日

 玉堂の作品て男女の陰陽と関係あるものがあるとしてそれってどう鑑賞されてたのかな?と思ったりした。春琴の作品は中林竹洞と結構似てる。画家側の事情も需要者側の事情もありそう。
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本の中の江戸美術展

2016-12-18 23:35:23 | Weblog
東洋文庫ミュージアム 2016年8月17日~12月25日

 点数はそんなに多くないが丁寧な展示であった。春画が普通の浮世絵に混じって展示されていて、18歳未満の人はまるごとそのコーナーが見られないのであった。いいのか。
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クラーナハ展 500年後の誘惑

2016-12-18 00:26:09 | Weblog
国立西洋美術館 2016年10月15日~2017年1月15日
このあと大阪会場へ巡回

 クラーナハって多作だったんだな、そういえばアメリカの美術館とかでもたいていあるもんね。近現代の影響、で中国の模倣画家100人による模写がすごかった。申し訳程度に布がついててよりやらしいヌードがたくさんあった。ルターの肖像を描くけどカトリック向けの主題も描いてて、日本でいえば狩野永徳?
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円山応挙ー「写生」を超えてー (二回目)

2016-12-11 00:07:37 | Weblog
根津美術館 2016年11月3日~12月18日

 そこそこ入れ替わったので再訪。ある時期までは唐画の画家だけどだんだんそうでもなくなる。根津美術館でやるから「藤花図屏風」を位置づけてくということは唐画ではないところも大事。「源氏四季図屏風」にはそういえばくねくねした藤の木がある。応挙の中に芦雪ぽいところ景文ぽいところがある。
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東と西の蕪村

2016-12-10 00:32:33 | Weblog
佐野市立吉澤記念美術館 2016年10月29日~12月11日

 与謝蕪村生誕300年。伊藤若冲「菜蟲譜」特別公開(11月20日まで)とともに。蕪村は北関東を遊歴してて、
初めて蕪村号を用いた句集は宇都宮での歳旦帖だった。茨城県筑西市に蕪村の作品残ってて市の指定品にもなっているのだが、筑西市って茨城のなかでも栃木県よりなんですね。蕪村が文徴明を模写した画帖が特に印象的だった。「菜蟲譜」が複製になっても若冲作品は出ていないわけではない。
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