Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

渋谷ユートピア 1900-1945

2012-01-29 00:59:28 | Weblog
渋谷区立松濤美術館 2011年12月6日~2012年1月29日

 東京の郊外だった渋谷には結構画家が住んでいた。固まって住んで交流してた人たちもいるし、一時的に意外な人も住んでたりする。区立美術館としては奨励される企画だろう。あとこれは渋谷みたいに昔は郊外今は都会だととてもいいが、昔も今も田舎だとあんまりやりようがない。展示は総花的ではあるがグループとかも見えてきて面白かった。池袋モンパルナス@板橋区立美術館(豊島区でないんだ・・・・・・)は見損ねたが、新宿が必要ではないかという気がする。しかし夭折の天才と言われる人は家族だったら困っちゃうような人だなあ。
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能面と能装束―神と幽玄のかたち―

2012-01-29 00:46:53 | Weblog
三井記念美術館 2011年11月23日~2012年1月28日
 
 会期長いと安心してるうちに最終日だった。江戸時代の能って大名とかの遊びというかたしなみだったんだよね~。能面それ自体よりも同じ物語が能~歌舞伎~大河ドラマまで生き残ってることにより興味がある。能面、メジャーな能面とマイナーな能面があるね。
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たつ年の龍

2012-01-22 22:55:35 | Weblog
国立歴史民俗博物館 2011年12月20日~2012年1月29日

 総合展示室の中の小さな展示室でやってた展示。龍は結構あるね。着物の模様にもあるし。龍笛だから龍なんだろうけど徳川治宝って龍好きなのか?とこないだ和歌山でも思ったのであった。干支展示って資料がいっぱいある年となくて大変な年がありそう。その辺を追求していただいてもいいかもしれません。
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高久靄の世界

2012-01-13 01:04:29 | Weblog
栃木県立博物館 2012年1月7日~2月5日

 黒磯出身、谷文晁門下の四天王高久靄の作品、博物館にあるもの、御近所の館にあるものなどまとめて展示。ちょうど那須野が原博物館でも靄の作品展示してるし勉強になります。今まで靄の作品、制作年代に注意してみたことなかったんだけど、「袋田滝真景図」は谷文晁に入門する前の若書きなのね。だから谷文晁というより大雅風、てゆうか野呂介石風?もろ大雅風の作品もあって、ちゃんとした大雅を見る機会があって、谷文晁に入門する前にもう結構ちゃんとした画風になってる。で、それでも谷文晁に入門したのは中国絵画とか見たかったからなのかな?靄ってまじめな勉強家なんだな~という感じ。それがいいところなんですが、文人画が人気ない、まじめな絵が人気ない昨今、知名度も低く人を入れるのは至難の業なのであった。
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松井冬子展 世界中の子と友達になれる

2012-01-10 01:26:33 | Weblog
横浜美術館 2011年12月17日~2012年3月18日

 紅白歌合戦の審査員までしてしまった美人画家の展覧会。軸装の作品もあるんだ・・・・・・(日本画ですから)。実家にあるという福田半香の襖絵が気になる。美人だから上手な絵が描けるというものではないが、ブスやブサメンが気持ち悪い絵を描いても気持ち悪がられるだけで美人が気持ち悪い絵を描けば面白がられるということはあるだろうな。レオナルド・ダ・ヴィンチの影響なんてのもあるんでしょうね。
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椿をめぐる文雅の世界 百椿図

2012-01-10 01:15:39 | Weblog
根津美術館 2012年1月7日~2月12日

 珍しい椿を描いた「百椿図」を中心にした展示。籠に椿を詰め込んだちょっと中川幸夫みたいな椿の絵もあった。生の椿を描いたのか椿の飾りのついたものなのかよくわからなくなってるものがあったり、大根に椿を挿した前衛いけばなみたいなものがあったりして面白い。こっそり須田悦弘作品とか展示室にあったりするかと思ったけどそれはなかった。「百椿図」のグッズも可愛い。かきつばたと並ぶ根津美術館の名物になるか?
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京都府コレクション 池大雅展

2012-01-08 01:12:31 | Weblog
京都文化博物館 2011年12月7日~2012年1月29日

 特別展用に意図を持って集めたのでない池大雅の展示。大雅いまいちよくわからないので日本でも大雅も大きい展示やるといいのにな。
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中国近代絵画と日本

2012-01-08 01:03:53 | Weblog
京都国立博物館 2012年1月7日~2月26日

 中国の近代絵画は日本の近代絵画と関係が深い。朝鮮半島も含めた東アジアの近代絵画というものを考えたい。それまでとは逆に日本から中国にたくさん影響を与えてる。けど日本も短い時間に凝縮してヨーロッパ絵画を取り入れてる。中国にも日本の新南画や近代日本画みたいなのあるんだな。斉白石の水墨の作品に若冲の筋目描みたいなのがあって、やっぱ若冲中国の紙使ってたのかなと思いました。
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日本絵画のひみつ

2012-01-08 00:52:49 | Weblog
神戸市立博物館 2011年12月10日~2012年1月22日

 所蔵品を基礎によく研究した展覧会。点数も豊富。秋田蘭画、石川大浪関係などはよそからもばっちりか借りて充実。洛中洛外図~南蛮屏風~風俗図みたいな流れもあるのか。しかし「ひみつ」は私も好きですが、何の展覧会かよくわからないと売り込みには苦労するでしょうね。売り込まなくても展覧会が良ければいい、というわけにもいかない昨今ですし。
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ハンコって何?

2012-01-07 01:12:15 | Weblog
和歌山県立博物館 2011年12月10日~2012年1月22日

 歴史系の博物館の強みを生かして古文書のハンコから。桑山玉洲などの画家のハンコとそのハンコを捺した絵を一緒に飾っている。貴重だ。焼き物の底にも捺すのか。絵としては馬上清江「花鳥図」が南蘋派・江戸琳派・四条派が混じったような感じで面白かった。徳川治宝の書や絵がいくつも出てる。龍の絵が多い?現代でもハンコは愛されてるんですよ、スタンプラリーとか。
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