Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

追悼 北森鴻さん

2010-01-31 23:35:46 | Weblog
骨董屋さんミステリやベルツ・コレクションのベルツ先生を主人公にした『なぜ絵版師に頼まなかったのか』の著者北森鴻さんが1月26日お亡くなりになりました。合掌。
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江戸の歌仙絵

2010-01-24 00:04:06 | Weblog
国文学研究資料館 2010年1月8日~2月5日

 「江戸の歌仙絵」といっても国「文学」「研究」「資料」館が普通に美術の展示をするはずもなく、絵本の展覧会なのでした。こういう展示もあるのか・・・・・・。えんえんとほとんど本です。カラーも少しはありますが地味といえば地味です。勉強になりました。上に自分で書を書く『手習百人一首』というのが面白かったです。あとフォーマット(冊子なのか画帖なのかとか)と内容というか狙ってる層というかって関係あるんだろうなやっぱり。
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江戸の粋・明治の技 柴田是真の漆×絵(2回目)

2010-01-20 01:16:18 | Weblog
三井記念美術館 2009年12月5日~2月7日
その後京都・富山へ巡回

展示替えがあったのでちょこっと見てきました。エドソン・コレクション「猫図」の猫は芦雪風。今回の展覧会は基本的には漆工是真の展覧会なので画家是真もいずれがっつりみれたらいいなあと思いました。
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細見コレクション 琳派にみる能

2010-01-15 23:10:06 | Weblog
国立能楽堂資料展示室 2009年12月23日~2010年2月21日

 ばっちり能なのものばかりではないのですが、能をテーマにした細見コレクションの琳派展。人がいなくて非常に静かにみることができました。無料。ただし図録は分量に対して割高感。
蒔絵のある昔の衣桁に能装束をかけて展示するのはうらやましい。椿に黒楽茶碗の組み合わせって何か意味あるんだっけ。其一「翁図」は確かに実際の演能と結びつきそうである。市川其融「雪中常磐図」の描表装、雀の扱いが素敵。
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コトホギス フジイフランソワ展

2010-01-11 11:07:43 | Weblog
新宿高島屋10階美術画廊 2009年12月30日~2010年1月11日
ジェイアール名古屋高島屋10階美術画廊 2010年1月20日~1月26日
高島屋大阪店6階美術画廊 2010年2月24日~3月1日

 知性と品格とちょっとぞぞーとする作品を堪能できます。豊田市美での展覧会を比べると当然ながらこじんまりとしており、現代美術ファンの家に飾るとこんな感じになるのかな?という感じがしました。
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町人文化と伊万里焼展~器からみる江戸の食

2010-01-11 11:04:41 | Weblog
財団法人戸栗美術館 2010年1月5日~3月28日

 はじめて行きました(怠け者)。思ったより広かった。年がら年中焼き物を展示してるんのね。今回の展示は普段浮世絵の中とかに出てくるような焼き物の実物が見られて勉強になりましたが、ついつい「これにはうどんでも入れて・・・・・・」などと思ってしまうのでした。
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浮世絵百華 後期 浮世絵とは何であったか―浮世絵文化史学―

2010-01-11 10:55:44 | Weblog
たばこと塩の博物館 
後期 2009年12月15日~2010年1月11日

 期待通り後期の方が面白かった。変ったものがたくさん出ている。漢籍を読もうという娘の絵の後ろの屏風の絵は唐画風の花鳥画ですな。浮絵は水平線の高さが気になる、ということで満足したのだけれど、パネルの大きさとか字の大きさとか、ここまで人が来るとのぞきこむ感じになった大変であった。
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国宝 土偶展

2010-01-03 10:57:11 | Weblog
東京国立博物館 2009年12月15日~2010年2月21日

 大英博物館の土偶展の帰国展。土偶ガールとか(いや仏像ガールだったから今度は土偶ボーイとか?)なんかそういう盛り上がりを作ろうとでも?美しく展示しています。で、結構人出をあおってると思うんだけど、本館特別5室にそう大きくない土偶ちゃんたちの展示、人が少なければ見やすくて素敵な展示ですが、人が入った時にもある程度見られるような展示が必要ではなかろうか。
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旗本がみた忠臣蔵―若狭野浅野家三千石の軌跡―

2010-01-03 10:46:48 | Weblog
江戸東京博物館 2009年12月12日~2010年2月7日

 まじめな歴史系展示。これはたつの市立龍野歴史文化資料館の資料をもとに組んでるのね?赤穂浅野家の分家の旗本家(大名家分家の旗本研究ってのも世の中では誰かやってるんだろうな)の文書をもとにしている。ちょっと自分的に面白かったのは殿中での乱心って他にもいくつかあるのね。明治以降に忠臣蔵が称揚されていくそのあり方が面白そう。
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将軍綱吉と元禄の世

2010-01-03 10:38:18 | Weblog
江戸東京博物館 2009年12月15日~2010年2月7日

 常設展示室の一角を使った企画展。将軍をめぐる人間関係はついドラマ「大奥」などを思い出してしまうのでした。狩野派の技術伝達システムはうまくできてるから将軍でも殿様でも一応描けるようになるのか。家綱より綱吉のほうが絵が上手。伝綱吉作の屏風、描いたとしてもほんの一部でしょうね、将軍は屏風を仕上げる時間はなかっただろう。綱吉の富士図はちょっと面白い。あと鶴姫の作品も面白い。そしてこれは柳沢文庫ということは柳沢家伝来なのか。贈答品としての殿様絵画。
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