Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

彫刻の時間 継承と展開

2011-10-30 00:28:21 | Weblog
東京藝術大学大学美術館 2011年10月7日~11月6日

 仏像から現代まで。根付みたいなものも彫刻なのか。工芸と彫刻の境はどこにある?彫刻と立体の境はどこにある?旭玉山の人体骨格は素敵な椅子に座っているのでメメント・モリかと思った。平櫛田中の肖像彫刻が内裏雛のような台座に座っているのが気になった。
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七代目市川団十郎展

2011-10-30 00:19:20 | Weblog
早稲田大学演劇博物館 2011年9月21日~11月13日

 七代目団十郎の描いた絵とか書いた書とか、七代目団十郎を描いた浮世絵とか。ちょっと江戸琳派風の牡丹図を描いてたのが面白かった。絵って、絵自体じゃなくて誰が描いたかがすごく大事なこともあるんだよね。
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日本の神話 ~近・現代絵画を中心に~

2011-10-27 22:19:02 | Weblog
熱田神宮宝物館 2011年9月30日~10月25日

 大きな神社には画家の名前ではなく画題が神様だから、な絵があるのだな。借用品結構センスいいなと思った。鈴木松年が今蕭白なのは納得(でもだれがどこで言ったのか知りたい)。
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南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎

2011-10-25 22:04:33 | Weblog
サントリー美術館 2011年10月26日~12月4日
神戸市立博物館 2012年4月21日~6月3日

 泰西王侯騎馬図屏風を分蔵し、共に南蛮美術のコレクションがある二館の所蔵品をうまく活用し、よそからもいいものを借りた展覧会。南蛮屏風も初期洋風画もなかなか出ないものもあるし、また一度に見て比較できるというメリットがある。泰西王侯騎馬図屏風が馬つながりで厩図屏風の影響を受けるのは面白い。まあ馬って重要な動物だったんでしょうね。だから第二次洋風画でも南蘋派でも描かれるのだ。南蛮屏風も結構出てます。神戸だけ、サントリーだけってのもあるとはいえ。聖ペテロ像が出山釈迦になったり、伝信方のバタ臭い達磨図とか面白い。地蔵稚児文殊ってどこが?
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王と王妃の物語 帝鑑図大集合 二回目

2011-10-17 21:23:01 | Weblog
名古屋城天守閣2階展示室 2011年9月16日~10月30日

 展示替えがあって結構入れ替わったので行ってみました。21番の孝信系統の作品が光りました。帝鑑図に限らず、光信・孝信周辺の中国人物図、新発見もぼちぼちあるし、外国にもあるし、作品多い。チャイニーズロアの時代ということか。玄宗と楊貴妃が並んで笛吹いてるのってエロティックな含意があるんでしょうか、と思ったりした。
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春日の風景

2011-10-15 23:10:54 | Weblog
根津美術館 2011年10月8日~11月6日

 猫に小判の素晴らしい展覧会。春日信仰の展示と言えば場所的に奈良国立博物館という気がするが、東京でやるなら春日宮曼荼羅を持ってるこちらしかないでしょう。いろんな作品で春日社の参道が滝みたいにみえる。春日の風景の中に「春日大明神」って金字で大きく描いてある春日名号曼荼羅がキョーレツでした。一画面の上下に別々のものが特に合成せず描かれてるものって結構多いんだ。パラレルワールドでしょうか。期間短めながら展示替えは一部に留まり一般的には一度行けば大丈夫な感じでした。
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2011東美アートフェア

2011-10-15 23:08:06 | Weblog
東京美術倶楽部 2011年10月14日~16日

 展示即売会なのですが、世の中どのような美術品が流通しているのか見ることができます。各コーナーにお店の特徴がよく出ています。若冲の水墨画もあったりして。加島美術の池大雅特集が個人的には面白かったです。
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健康を考える

2011-10-07 00:25:52 | Weblog
東京国立博物館 本館16室 2011年8月30日~10月10日

 歴史系の博物館でときどきやってるような養生書や関係浮世絵の展覧会なのだが、さすがモノ持ち東博、神農像が室町時代の楊月だったりしてすごい。多紀元徳「巨登富貴草」の絵も多紀元徳が描いてるのかな?唐画ぽい画風な上にガリバー旅行記見たいな絵が描いてあって面白かった。名品以外にも面白い美術はいっぱいある。
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呉昌碩の書・画・印

2011-10-07 00:16:05 | Weblog
東京国立博物館・台東区立書道博物館 2011年9月13日~11月6日

 連携展だが東京国立博物館の展示室は館の規模に対してかなり狭い。東博でちらと見せて書道博物館に誘導するのかな?日本と中国の文人画の共通点とその違いとか気になる。呉昌碩の絵を見て奥原晴湖とか田中一村とか思い出しました。展覧会の趣旨からは離れますがお手紙の便せんがなかなか素敵だった。
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貴重書展~和本の世界~

2011-10-04 00:29:09 | Weblog
東京古書会館 2011年10月2日~3日

 東京古典会創立100周年記念和本シンポジウムの一環として行われた貴重書の展示。「斯道文庫蔵和館古典籍集覧」「江戸川乱歩と東京古典会―購入記録にみる和本蒐集の軌跡」「東京古典会創立100周年記念 古典籍展観大入札会出品物プレビュー」 見ようと思ったものを狙っていく調査、閲覧ではなく偶然見るということも大事。斯道文庫の狂言絵巻、ちょっと又兵衛風。江戸川乱歩は自分の名刺をカードにして和本を整理してたのか。『成形図説』、絵本・画譜としての検討余地があるかも。『君臣図像』も面白かった。肖像の型でもあるなと思った。
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