Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

季節をめぐり、自然と遊ぶ~花鳥・山水の世界~

2022-02-26 01:57:00 | Weblog
大倉集古舘 2022年1月18日~3月27日

 館蔵品でテーマ・ストーリーを工夫した展示。1階の和の世界、点数的に秋が優勢なのがちょっと時期的に苦しい。2階の漢の世界、へ―意外と中国あるんじゃん。茶を飲む「飲茶」だけど、広東の風習のヤムチャ?と思って焼売とか肉まんとか連想するから喫茶の方がいいかも?
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幕末・明治 描かれた古写真の世界

2022-02-26 01:23:12 | Weblog
JCIIフォトサロン 2022年2月1日~2月27日

 日本カメラ博物館所蔵の写真や写真機を描いた浮世絵、版画の展示。意外とある。そして写真師内田九一を題材にした歌舞伎の役者絵などというものがある。珍品は紙焼き写真を貼りこんだ「俳優写真鏡」。カメラでなく望遠鏡を描いた作品なども。隣の日本カメラ博物館の展示を見ると、浮世絵師の流れからカメラ作った人もいたみたい。
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遠ざかる「世界」、キリシタンが待ち望んだ「世界」―古地図と潜伏キリシタンの信仰用具ー

2022-02-25 03:06:31 | Weblog
ゼンリンミュージアム 2022年1月5日~2月13日
Bunkamura ギャラリー 2022年2月19日~2月27日

 地図が好きなので憧れのゼンリンミュージアム そして近世の世界観には興味のあるところ。古地図でついつい富山を探してエッチュウとあるのを確認して満足する。また再放送の黄金の日日も思い出して興味深く見ました。潜伏キリシタンの信仰用具って転用とか意味の読み込みとしても面白いですね。冊子ももらって大変満足しました。
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ミロ展 日本を夢みて

2022-02-25 02:45:11 | Weblog
Bunkamura ザ・ミュージアム 2022年2月11日~4月17日
この後愛知県美術館、富山県美術館へ巡回

 日本とのかかわりに注目したミロ展。日本で開催する意味が十分にある展覧会。スペインにおける日本理解って、スペインドラマを見てても気になるところで、たとえばAguila roja(赤鷲)というドラマはフェリペ4世時代のスペインを舞台にした時代劇なんだけど、主人公は日本で忍者的な修行をして日本刀を操るスペイン人という設定で、作品番号18はそんなスペインにおける剣道とか刀理解と関係あるのかな?と思った。あとAmar en tiempos revueltosというスペイン内戦時代以降を舞台にした橋田壽賀子+ジェームス三木+内館牧子みたいな(というのは個人の感想ですが)群像劇があるんだけど、その中で没落しつつある貴族の家にストーリー上の必然性なく浮世絵版画が飾られてて、スペインにおけるジャポニスムを背景にしてるんだろうなとも思っていました。展覧会にミロのタペストリー出てたけど、タペストリーの質感でちりめん絵にも似てるね。瀧口修造の本が世界で最初のミロについての単行本なんて知らなかった。だから富山県美術館でも開催するのね。東急のBunkamuraでの開催ということで、広報誌に五島美術館を訪ねたミロが載ってて面白かった。現在ミロといえば飲む方のミロが有名なので、ミロ展パッケージのミロ売ってたら面白いと思ったけどそれはなかった。
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完全公開巻物八景十境―ぶんきょうの指定文化財―

2022-02-25 02:36:27 | Weblog
文京ふるさと歴史館 2022年2月5日~3月21日

 完全公開から展覧会タイトルなのか……。太田道灌の子孫の家で作らせて伝えてた画巻で、屋敷が現在の文京区にあって、文京区内がいっぱい描かれてて、館に寄贈された作品の展示。文京ふるさと歴史館は開館30周年でその記念展でもある。画家は狩野安信。八景、十境を定めて描かせることはその地の支配とか及ぼす力を可視化するもので、寄贈までおうちで大事にしてたんですね。制作時は幕府に仕える大名の一人ですが、先祖が太田道灌なことももちろん意識してますよね。全頁を文字部分の翻刻付きで載せる立派な図録で素晴らしいが、先行研究とか全く載ってないぞ?先行研究ないのか? そして100円とはいえ入館料をとる博物館にコインロッカーがなくて残念です。開館30周年を記念して設置してほしい。
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美術の眼、考古の眼

2022-02-25 02:20:21 | Weblog
横浜市歴史博物館 2021年1月22日~3月6日

 遺跡公園に隣接してガチの考古やってる博物館が考古遺物インスパイアの現代美術と考古遺物を展示する展覧会。現代美術は間島秀徳、薬王寺太一、松山賢で土器に重点。組み合わせたインスタレーションもあった。美術館でなく考古やってる博物館での開催が新鮮で美術方面からほめられそうな展示。この展示の問題ではなく、こちらの館は企画展示室狭いので割高感ある。
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ポンペイ

2022-02-21 02:23:22 | Weblog
東京国立博物館 2022年1月14日~4月3日
京都市京セラ美術館 2022年4月21日~7月3日
宮城県美術館 2022年7月16日~9月25日
九州国立博物館 2022年10月12日~12月4日

 東京会場、西美じゃなくてトーハクなんだ?ってたまに大きな西洋美術の巡回展であるよね。まあ西美は日本に一つしかないからね。モザイクは実物も結構来てて、豪華な造作とともに楽しめるが点数はそれほど多くない。ポンペイ他発掘された遺跡行ってみたくなった。
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超孟頫とその時代―復古と伝承―

2022-02-21 02:15:07 | Weblog
台東区立書道博物館 2022年1月4日~2月27日

 こちらの会場は後期のみの訪問となりました。書中心の展示。絵画は狩野派の模本など(かえってこちらとしてはありがたい)。会場配布の作品リストに図録と照合するための番号がないのは不便。
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お茶を楽しむ

2022-02-13 00:58:55 | Weblog
埼玉県立歴史と民俗の博物館 2022年1月2日~2月13日

 埼玉は結構お茶の産地なのである。そういえば埼玉の茶農家舞台のドラマあったよね(調べたらTBSの夫婦道というドラマだった)。埼玉の茶産地の歴史とかお茶のラベルとか茶器とかいろいろ。ティーサービスとかあれば盛り上がるがこのご時世ではねえ(体験イベントはあったようだ)
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ユージーン・スタジオ 新しい海

2022-02-12 02:41:54 | Weblog
東京都現代美術館 2021年11月20日~2022年2月23日

 常設は閉めてて企画展が3本いっぺんに開催されている東京都現代美術館。久保田成子が本命だったので、安い方をもう一つ見てみた。今どきの現代美術で、よく言えば幅が広いなと思った。こういうのが人気あるんだな。
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