Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

#映える風景を探して 古代ローマから世紀末パリまで

2021-06-20 02:18:53 | Weblog
町田市立国際版画美術館 2021年4月24日~6月27日

 #もタイトルに入るのか。将来注釈が付きそうだな(このころハッシュタグが~とかインスタが~とか)。版画を中心とした近世ヨーロッパの風景画の展覧会。所蔵品の西洋の版画が生きる。鉄道のトンネルを表わした作品がMIHO MUSEUMの通路みたいだった。映える風景を探す、は映える風景観が共有されてるってことね。18世紀の風景趣味は極東の日本でもあるのでグローバルだなと思った。
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映えるNIPPON 江戸~昭和 名所を描く

2021-06-20 02:07:02 | Weblog
府中市美術館 2021年5月22日~7月11日

 0章歌川広重「名所江戸百景」からのスタートは明治の広重小林清親、大正広重吉田初三郎、昭和の広重川瀬巴水だからか。その広重観とは何か、も面白いかも。光線画ってそんなに明治の広重という感じでもないような? 名所江戸百景の名所はその時点での新名所が結構あるので「名所」の定義が欲しかった感。浮世絵、洋画、吉田初三郎が一緒に並ぶのも新鮮である。そのあと和田英作とか向井潤吉に持ってくのも含めて。吉田初三郎は有名だけどそれ以外にも鑑賞性のある地図がこのころあるよね。小杉放庵記念日光美術館の国立公園絵画コレクション、これもいわば新しく作られた新名所だな。「映える」はこれは「ばえる」なのかな。
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茶箱と茶籠

2021-06-13 01:18:31 | Weblog
三井記念美術館 2021年6月1日~6月27日

 5月1日から予定だった展覧会が6月1日~27日になりました。茶箱・茶籠には小さい道具がいっぱい入ってるので普段より見るのに時間がかかりました。絵画メインの時には出ないような応挙とか出てる。応挙「山水図屏風」ってかなり中国的だなと改めて実感。
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はじめまして、かけじくです

2021-06-10 17:51:46 | Weblog
板橋区立美術館 2021年6月5日~7月4日

 全点写真撮影可能ということで、図版とかにあまりならない作品をとってみた。メタ絵画展でもあり楽しかった。伝佐竹曙山「蝦蟇仙人図」の頭頂が禿げてるのはトンスラで洞窟の隠者ぽいなと思ったが、狩野山雪の蝦蟇仙人でもてっぺん禿げはあるので中国にもあるのかもしれない。
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彩られた紙-料紙装飾の世界-

2021-06-06 01:54:54 | Weblog
大倉集古舘 2021年4月6日~6月6日

 4月はいかないうちに休館になってしまったのでやっと行った。特種東海製紙のコレクションを活用した展覧会。田中親美の親は冷泉為恭と従兄弟が。なんか納得した。紙、このようなご時世でなければ見本に触ったりしたかったな。
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コレクター福富太郎の眼

2021-06-06 01:43:16 | Weblog
東京ステーションギャラリー 2021年4月24日~6月27日
(以後各地を巡回予定)

 あやしい絵展にもこちらにも出ているものあるな。作品は面白いのだが大画面作品で引きがなくてみづらい場所があったのが残念。近代の油絵はあんまり認識してなかったけど面白いものをお持ちでした。
 
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近代の日本画展・大東急記念文庫特集展示 蔦屋重三郎と江戸の戯作者

2021-06-03 01:40:10 | Weblog
五島美術館 2021年6月1日~20日

 近代の日本画はもともとはミュージアムピースというより床の間飾ってたものという感じ。宇野雪村コレクションの硯、墨いいね。大東急記念文庫特集展示は丁寧に解説が付された黄表紙等の展示でこちらもとても面白かった。
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旅立ちの美術 ”Departure” in Arts

2021-06-03 01:24:21 | Weblog
静嘉堂文庫美術館 2021年4月10日~24日、6月1日~6月13日

 4月10日~6月6日の予定だったところ、緊急事態宣言の休館を挟み、一週間会期を延長。前期と後期重要なものが展示替えあるが、後期だけでも見られてよかった。旅立ちも送別とかならいいんだけど死出の旅もあるな。チラシの「行くぞ丸の内!」と一緒に映ってるのは極楽行き死出の旅だからな。中国ドラマで桃花シリーズにはまったため、「武陵桃源図」が桃花シリーズの桃林に見えてくる。御所人形がかわいかった。国宝を網羅した名品展でもあり、旅立ちのテーマ展でもあり、面白かった。曜変天目と移転前最後の展覧会ということでか、休館後の初日は結構な人出だった。
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