Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

乾山の芸術と光琳

2007-11-30 23:51:40 | Weblog
出光美術館 2007年11月3日~12月16日
MOA美術館 2008年1月18日~2月26日
京都文化博物館 2008年3月8日~4月13日

窯跡の発掘成果も踏まえた尾形乾山展。乾山焼面白い。牡丹のカタチした牡丹の描いてある皿とか楽しいわ。絵の隙間を穴開けるとか。コーナーの使い方とか。ただこの展覧会光琳とつける意味があったのかどうかよくわかりません。光琳ってつかないと一般的にはわけわかめだからか?京狩野が乾山焼の絵付けをした可能性があるのか。あと異国趣味展で絵画も工芸も入れて何人かチームで上手にやったらステキそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名所絵の世界

2007-11-29 23:17:04 | Weblog
静岡県立美術館 2007年11月9日~12月19日

マジメないい展覧会だと思うし、面白いものがなくはないのですが、なんだか地味です。「天橋立図」が出てるときだったら違ったのかも。展覧会って難しい・・・・・・(今さらながら)
お、と思った作品。
2 天橋立・富士三保松原図屏風 顔は狩野派ぽくもある?
4 塩竈・松島図屏風 ちょっと雪汀水禽実写版みたいなところがあった
8 天橋立・住吉社図屏風 ヒトがいっぱい活動している
9 狩野永岳 松島・天橋立図屏風 水がチョー青い
13 狩野山雪 洛外名所図屏風 京博 やはり山雪展が必要かもしれん
16 円山応挙 京名所図屏風 MIHO なんか華奢
24 富士三保松原図屏風 幻想的というかなんちゅうか
32 原在中 富士三保松原図 静岡県美 在中って不思議 中国風とも洋風ともいいがたい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミネアポリス浮世絵展 2回目

2007-11-14 00:39:32 | Weblog
Great Ukiyo-e Masters 春信、歌麿、北斎、広重
―ミネアポリス美術館秘蔵コレクションより―
渋谷区立松濤美術館 2007年10月2日~11月25日 
前期 10月2日~10月26日 後期 10月30日~11月25日
奈良県美 サンリツ服部美術館巡回予定

前期にいったときに比べてお客が増えていた。前期後期は結構イーブンに分けた感じ。状態のよいものが多く、特に春信がいい、けどやっぱ名品展っていまいちインパクトにかけるのね。
近所の廃屋(15年以上廃屋だったと思う)がちょうど取り壊されてました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草創期の湯島聖堂 よみがえる江戸の『学習』空間

2007-11-14 00:33:18 | Weblog
湯島聖堂大成殿 2007年10月6日~11月25日
湯島聖堂って面白いのね。日本の中の中国ですわ。まあ孔子廟なんだもんね。展示品は復元の孔子像他と復元模写の賢儒像、そして筑波大学でみつかった?(というか出てきたというか)山雪の歴聖大儒像で多くはないんですが、空間コミでとても面白い。山雪は特設ケースで近くからよく見えるし。
博覧会が行われたという錦絵のそのままの場所だし。孔子へのお供えものは中国的だし。楽しめます。
図録があって、それ買ったら、関連する科研報告書がもらえました。境内?が工事中なのがザンネンですが、それはまたいずれ完了後に見に行くことにして、展示おすすめです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百学連環 百科事典と博物図譜の饗宴

2007-11-11 00:07:38 | Weblog
印刷博物館 2007年9月22日~12月9日
博物誌と百科事典の展覧会。中国の本(東大東文研の)が結構出てるのが新鮮。絵本だと思ってないものにも結構絵入ってるから、それも含めたイメージ史が必要やね。ただ書誌をちゃんとやった上での展示かどうかがちょっと気になりました。あと会期が長いので?展示期間が厳しい借用品は一部パネル展示でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥獣戯画がやってきた!

2007-11-07 01:09:22 | Weblog
サントリー美術館 2007年11月3日~12月16日
鳥獣戯画4巻と模本、断簡・・・・・・だけでは展覧会として成立しません。ちなみに普通鳥獣戯画だと思ってるかえるとウサギのお相撲とかは甲巻です。鳥獣戯画から発展した作品とか、鳥獣戯画成立と関係しそうな作品とか、白描の作品とか、動物を擬人化した御伽草子絵巻とか。よく集めた、と思うけど、2フロアになったサントリー美術館は広いのであった・・・・・・ 甲巻のほかは雀の小藤太なぞに見入ってしまいました。しかしこんなに研究されている鳥獣戯画にふーん面白い、程度しか興味がないワタシは日本美術史研究者として何かが欠落しているのかもしらん。図録についてくる袋がLet's禅のよりもかわいくてよい。プラスチックケースの図録もラブリイ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宋元仏画

2007-11-07 00:54:24 | Weblog
神奈川県立歴史博物館 2007年10月13日~11月25日
鎌倉や金沢のお寺に舶載仏画が伝わってるからそれにちなんでというタテマエなのね。アタリマエだけど仏画ばかりの展覧会。せめて五百羅漢の出てるときに行くべきだったな・・・・・・六道絵とか十王図とか仏画以外の要素があるもののほうがスキなワタシ。木像?で体内につくりものの内臓があるというのが面白かった。
意義ある展覧会でいいものがたくさん出ているというのはわかるのですが、なんというかとっつきにくい。図録の井手論文は面白いですが、その面白さを展覧会で伝えるのは難しいのね・・・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする