Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

日本の中のマネ 出会い、120年のイメージ

2022-10-31 00:46:06 | Weblog
練馬区立美術館 2022年9月4日~11月3日

 気になっていたし評判もいいんだけど優先順位の問題でなかなか行けずようやっと行ってきました。とても素晴らしい展覧会だとは思います。エドゥアール・マネの日本における受容を考察するそもそも美術史的な展覧会で、マネも過去の名作とか参照してるし、マネの有名な作品が思い浮かばないとわかりにくい。いっそ先に森村泰昌と福田美蘭見せた方がよかったかも?そして解説を読まないとわからない展覧会だが解説パネルの字が小さい(分量が多いんだと思うけどのぞきケーズの向こうの壁に貼ってあったら本当に読めない)。作品にも解説がついているが、これが老眼泣かせの字の大きさで解説を読むために老眼鏡を使う必要がある。そして解説が図録の解説の転用かダイジェストのようだったが、会場の解説は、理解してる人が会場用に書いたほうがいいな。こちらの館の展示室の広さとこの展覧会のボリュームのなかで森村泰昌と福田美蘭の作品が場所とりすぎてしまった感も。3章 日本におけるマネ受容が面白かった。
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装いの力 異性装の日本史

2022-10-29 01:27:17 | Weblog
渋谷区立松濤美術館 2022年9月3日~10月30日

 気になっていたがなかなか行けず最終週なので予約が必要だった(が現地で次の時間の枠が予約できて入れてよかった)。意義ある企画でやっただけでえらいのは大前提として、気になるところはあった。例えば、浮世絵の役者絵は画中に名前がなくても顔で役者名同定できる(自分でしなくて演博とかで同定されてる)ものがそのまま、とか異性装の例が男性の女装に偏りがち(なのは仕方ないところもあるのでその考察があれば)とか。国立音大に浮世絵のコレクションがあるのは知らなかったので勉強になった。「薔薇の葬列」の一部が見れたりとか楽しみました。
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つながる琳派スピリット 神坂雪佳

2022-10-29 01:17:46 | Weblog
パナソニック汐留美術館 2022年10月29日~12月18日
富山会場、長野会場、京都会場巡回済み

 内覧会に潜入してきました。細見コレクションを中心とした展覧会で、神坂雪佳に至るまでの琳派も紹介されています。パナソニック汐留美術館は特設ケース?が多く作品は見やすい印象。雪佳より遅いけど田中一村と雪佳一緒に飾ったら面白そうと思った。
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水辺の風景と日本銀行

2022-10-29 01:08:21 | Weblog
日本銀行金融研究所貨幣博物館 2022年9月16日~12月4日

 企画展といっても常設と同じ展示室の一角でやってるのでスペースは狭いがなかなか楽しめた。チラシは水辺の風景が多かったけど会場でくれたリーフレットは日銀そのものや紙幣のことが多かった感じ。今まで気づいてなかった**真景を二つ知ったので収穫あった。
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響きあう名宝 曜変・琳派のかがやき

2022-10-25 00:05:39 | Weblog
静嘉堂@丸の内 2022年10月1日~12月18日

 静嘉堂の展示機能が移転して明治生命館1階に新しい美術館ができた。中央の吹き抜けロビーに対して展示室狭くないか? 岡本の展示施設よりは広いけど。国宝7件全てと名品で構成した展示は大変結構。ロビーに対しては狭いとはいえ岡本よりも広くなった展示室でこれからどう展開していくのだろう。
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長崎の黄檗 隠元禅師と唐寺をめぐる物語

2022-10-20 23:09:20 | Weblog
長崎歴史文化博物館 2022年10月15日~11月27日

 展覧会に先立ち、長崎の唐寺、興福寺、福済寺、聖福寺の調査を敢行したそうで、へーこんなのあるんだ、というのが一部は常設の特集展示にも出ています。最初伝わってきてその後も続いてるからいろんなものがあって、原爆の後の火事とかあったけどそれでも結構残っているということだな。
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富士山をのぞむ人類の登場と縄文芸術

2022-10-17 00:03:49 | Weblog
静岡県立美術館県民ギャラリー 2022年10月13日~11月5日

 面白い土器もいっぱい出ている立派な県民ギャラリー展示だった。
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絶景を描く―江戸時代の風景表現―

2022-10-16 23:39:05 | Weblog
静岡県立美術館 2022年9月10日~10月23日

 所蔵品、寄託品の展示とは聞いていましたが、寄託品の原在正「富士山図巻」(全十巻)がたくさん出るようなので行ってきました。原在正を「ざいしょう」と読んでいたように見えましたが、なんかそう読める根拠が出てきたのかな?原在正「富士山図巻」展でもよかったくらいだわ。展示も在正「富士山図巻」の場所に相当注目してたし。その他所蔵品で風景表現のある作品が出ていました。風景に力入れてる館なのでたくさんあります。展覧会タイトルのの「絶景」は現代の用語としての絶景ですかね。広重『江戸土産』にも用例はあるようですが。真景図は「南画家たちによる実景を画題とした画家自身が抱いた心象風景」ってこと? 永村茜山「伊豆七志麻真景図巻」はあんまり心象風景ぽくはないですが。さすがに油彩画の真景ってないのかな、やっぱあるのかな?などと思いましたことです。
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出版120周年 ピーター ラビット展

2022-10-16 23:26:33 | Weblog
静岡市美術館 2022年9月15日~11月6日
東京会場 大阪会場 巡回済み

 さわやか新静岡セノバ店の待ち時間に行きました。グッズの展開とか予想より面白く見られた。ビアトリクス・ポターの階級とか女性のキャリアとかそういう観点でも面白いかも。開催記念ランチで兎パイは出すべきだと思った。
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古美術逍遥 東洋へのまなざし

2022-10-10 02:05:07 | Weblog
泉屋博古舘東京 2022年9月10日~10月23日

 リニューアルオープン展なのでコレクション形成に注目した名品展なのね。買ったけど茶会に使わなかった、とか還暦の茶会の準備してたけどその前になくなっちゃった、とかいろんなことがあるものですね。文房具と煎茶の展示で書鎮が実際に使われているのがよかった。
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