Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

色絵 Japan CUTE!

2018-02-28 22:53:43 | Weblog
出光美術館 2018年1月12日~3月25日

 一部サントリー美術館からも借りて色絵と板谷波山とか出した展覧会。色絵の写しを中国で作ってさらにヨーロッパで作ってるの、集めてて面白い。中国で写されたときに虫が加わったのは草虫図のせいかしら……。
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~錦絵に見る江戸の粋な仲間たち~ 歌川国貞展

2018-02-24 12:19:06 | Weblog
静嘉堂文庫美術館 2018年1月20日~3月25日

 美術館でやってるけどこれは文庫の展覧会だよね?たぶん(静嘉堂には静嘉堂文庫と静嘉堂文庫美術館がある)。画帖に貼ってるのが当時からあるときまでの鑑賞、保存のよくある方法通り。肉筆の画帖もよく描いてあった。色もきれいだしいろいろあるしこちらの所蔵品展としては全く文句ないんですが、国芳並みに大展覧会、豪華図録が待たれる絵師である。2月25日までが前期で版画はまるっと入れ替えで間に合ってよかったが後期は日がないので行けるかどうか微妙。
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役者絵の世界―文化・文政期の名優たち―

2018-02-22 01:39:56 | Weblog
国立劇場伝統芸能情報館 2018年2月10日~5月28日

 館の性格的に美術、ではなく役者とその役柄の展示といった感じ。それはそれで結構。初代豊国「江戸両国すずみの図」はもっとねちねちやってくれてもいいし、美術でもやる余地あると思った。役者絵はいっぱいあるはずなので出開帳してくれてもいいんだぞ~
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寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽

2018-02-22 01:30:51 | Weblog
サントリー美術館 2018年2月14日~4月8日

 方々から借りてて豪華な寛永期の美術の展示だった。大きく前期後期で入れ替わる感じなので3月14日からの後期も行くか。焼き物(展示期間が長い)が多いからどこか巡回するのかと思ったら単館だった。結構狩野探幽展でもある。岡田美術館の修学院離宮の屏風、パネルで丁寧に紹介されてて後期には出るのかと思ったけどリストにはない。内容的に含まれるから大きく紹介しただけか。
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特別陳列 修理完成記念薬師寺の名画―板絵神像と長沢芦雪筆旧福寿院障壁画―

2018-02-18 01:45:47 | Weblog
奈良国立博物館 2018年2月6日~3月14日

 部分的には公開されてきたけどまとまって公開されてなかった薬師寺の芦雪が修理して展示されて、図録にもなって大変めでたい。実際に使ってたんだなあという感じの障壁画。南紀の続きっぽい。絵はわりとおとなしい感じ。そういうオーダーだったのか?山水画が理想、架空としてもどこか想定してそうな図柄だった。板絵神像は復元模写と一緒に見ると頭でも復元できてより。
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慈雲生誕300年記念 慈雲尊者と高貴寺―いつくしみの書とその教え―

2018-02-18 01:38:31 | Weblog
大阪府立近つ飛鳥博物館 2018年1月20日~3月18日

 生誕300年ということは若冲や蕪村と同世代の慈雲尊者。支持を集めた高僧で書が有名。高貴寺は慈雲がいた寺だから当然として黒川古文化研究所にも結構あるのか。山で修業した独特の図像の肖像画で知ってた。肖像画も、紺紙金泥曼荼羅も、また教えを絵画化した絵もあるってことは原在中は何か関係があるのか?黄檗とか白隠とか江戸時代の新仏教(というのが適切かどうか知らないけど)というとらえ方もできるかもと思った。高貴寺行ってみたい。
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ほのぼの俳画、生田南水

2018-02-18 01:31:14 | Weblog
大阪歴史博物館 2018年1月10日~2月26日

 女流画家生田花朝のお父さんで文化人。南水の俳画に中村芳中みを感じる。湯川松堂という画家がいろんな職業の人の足を描いて南水が句を添えた絵葉書「諸人足図葉書」って足フェチ?一緒に画賛物も展示。絵と賛で賛に結構重点あるものもあるな。
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貝塚廣海家コレクション受贈記念特別企画 豪商の蔵―美しい暮らしの遺産―

2018-02-16 23:21:08 | Weblog
京都国立博物館 2018年2月3日~3月18日

 わりと新しい、素晴らしいけどリアルに使ってた感のあるコレクションで、もしかして大阪府で歴史と美術と民俗をやってる博物館があったらそちらのほうが活用できるのかも?と思ったりもした。ばらしてキョーハクの他のモノと一緒に使うことが考えにくいものが結構あるような。早死にしたお嫁さんの嫁入り道具が戦前のお金持ちのお嬢さんの生活をフリーズドライみたいで特に面白かった。
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保存と修理の文化史(二回目)

2018-02-16 23:11:28 | Weblog
京都文化博物館 2018年1月5日~3月4日

 通りかかったので後期も入ってみた。保存と修理の展覧会だがところどころ美術品としてちゃんとしたものが出てる。貸してる所蔵者もえらい。あと美術以外の価値、アウラみたいなものが修理によって失われるという考えが面白いと思った。
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相国寺 金閣 銀閣の名品より 山水―隠谷の声 遊山の詩

2018-02-16 23:00:23 | Weblog
相国寺承天閣美術館 2017年12月16日~2018年3月25日

 室町水墨の人が入り、もともと相国寺は室町幕府ゆかりの寺だし、室町水墨、中国絵画から始まる展示。朝鮮絵画、風俗画、池大雅、円山応挙も。若冲だけでなくいろんなものがあるのだな。方丈(今日の冬の旅で特別公開中)の原在中の襖絵も素晴らしいので、ここで原在中の展覧会もしていただけないかしら。
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