山種美術館 2024年5月12日~7月7日
山種美術館所蔵品を中心に山種にはない古美術の犬、猫を借りたりして構成した展覧会。犬の身体にたらしこみしたのが小林古径とか近代にもあるのは宗達の影響なのか?芦雪の首に白いとこのある黒い仔犬の後ろ姿、なぜ繰り返されるのか。猫で歌川国芳「山海愛度図会 越中滑川の大蛸」が出ているのだが、英訳Nameri Riverになっててショック。「なめりかわ」っていう地名ですから!速水御舟「翠苔緑芝」を猫のいる絵として出してるのは豪気だと思いました。花鳥画も少し出てて上村松篁「白孔雀」はインドクジャクですね。