Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
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富岡鐵斎

2013-01-30 00:54:54 | Weblog
早稲田大学會津八一記念博物館富岡重憲コレクション展示室 
2012年11月22日~2013年2月2日

 文人画を集める人はやっぱり鐵斎欲しかったのかな~と思ってたので見に行ってきました。まあ鐵斎が南画なのか文人画なのかという問題もあるんだが……。「夕すずみ図」は夕顔棚納涼だな。新南画のさきがけ風のもあったし、海上派みたいなんもあった。
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江戸後期の美術ー都市文化の洗練ー

2013-01-27 18:32:48 | Weblog
大和文華館 2013年1月6日~2月17日

屏風を白鶴美術館から借りて合わせて展示した為恭特集面白かった。中国趣味は写実趣味にも文人趣味にもある。洋風画を洋風画たらしめるのは様式だけど画材も画題も洋風画の要素ではある。岡田半江の作品みて田能村直入を思い出し、画家ごとでない同時代の美術史がいるな、と思った。工芸品の使い方もよかった。池大雅の山水図屏風縮図は絵の題が正面摺か?だったらそれも中国趣味である。
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池大雅-胸中の山水-

2013-01-27 17:44:44 | Weblog
京都文化博物館 2012年12月6日~2013年1月27日

池大雅美術館の大雅は京都府に寄贈されたものといまだ美術館名義のものがあるのだな。高士訪隠図屏風の画中画はげいさん風?前にいる人の胸中山水なのかしら。大雅が奥さんに残したという絵手本とそれを版本にしたもの、よく似てるけど敷き写しではなさそうだった。中国風景の作品に実景の写真があったが中国の名所図会的な本も気になるところ
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江戸絵画の至宝 琳派と若冲

2013-01-27 17:01:49 | Weblog
細見美術館 2013年1月3日~3月10日

至宝とは大きく出たなという気もするが、近年の若冲、琳派をめぐる状況からすればありだな。内容は結構豪華。若冲もいっぱい出てるし、琳派は其一まで。中村芳中が結構出てて、琳派全体の版的、型紙的要素よりさらに版的な気がした。
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博物館に初もうで-巳・蛇・ヘビ

2013-01-20 22:17:33 | Weblog
東京国立博物館本館特別1室・2室 2013年1月2日~1月27日

 干支企画、ヘビは結構大変だったに違いない。仏教、十二支、還城楽、道成寺か。江戸時代の摺物が面白かった。鳥獣人物戯画丙巻 模本の画家 山崎董詮ってこんなのもやるのか。旗本で南蘋派画家董九如の孫ですね。てことは「くんせん」でなく「とうせん」かな?
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茶道具と円山派の絵画

2013-01-20 22:06:24 | Weblog
三井記念美術館 2012年12月8日~2013年1月26日

 特集展示高麗茶碗が猫に小判だけど面白かった。円山派の絵画では、応挙は三井家の用途に合わせてモード変えて書いてたんだろうなと思った。森狙仙「岩上群猿図屏風」、芦雪の草堂寺の屏風と道具立てが似てるね。応挙「雪松図屏風」は金色がないと成り立たないものだなと感じだ。
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たくみのたくらみ

2013-01-12 23:25:30 | Weblog
たばこと塩の博物館 2012年11月17日~2013年1月14日

 たばこ盆、きせる、煙草入れの工芸品の展覧会。火を使うという共通点があるのでたばこ盆と香道具は似ているところもある。江戸工芸らしいだましとかあって面白かった。たばこって文化だったんだな~。この展覧会はたばこと塩の博物館ならではでした・
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印刷都市東京と近代日本

2013-01-12 23:20:33 | Weblog
印刷博物館 2012年10月20日~2013年1月14日

 印刷博物館て物持ちやな~。木版~写真版て結構あっというまに切り替わっていくんですね。木版と石版が並立している時期に同じようなものを描いてても結構感じが違う。明治の浮世絵が赤赤しいのは木版が有利だった鮮やかな色を打ち出しているところもあるのかしらと思いました。
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渡辺崋山「風竹図」と為書の愉しみ 

2013-01-11 00:09:38 | Weblog
佐野市立吉澤記念美術館 2012年12月15日~2013年1月20日

 吉澤家のコレクションを母体に成立した美術館ならではの展示。為書とは、依頼者の名前を書いて誰のために描いたのかを明らかにしていること。為書は年紀とも相性がよい。ただ為書があると換金できる動産としての価値は下がる。為書ほどじゃないけど年紀は転売、転用の邪魔なのかな?崋山は「風竹図」を吉澤家のために描き、吉澤家はそれを家の庭に石碑にして、石碑の拓本まで作って配ってたようだ。すごいな。そのほか明治の南画(なのか文人画なのか南宗画なのか)って中央で評価されたもの以外に結構あるんだなと実感。古澤雪田「花鳥図」も威振八荒なのかな?
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近代の女性南画家 奥原晴湖 跡見花蹊 野口小蘋

2013-01-10 23:52:11 | Weblog
小山市立車屋美術館 2012年11月23日~2013年1月14日

 車屋美術館のもとになった小川家に花蹊、小蘋の作品がかつてあって、また奥原晴湖は近くの古河の人で小山の別の家が支持者だったというつながりの三人らしい。花蹊、小蘋は日根対山門下の姉妹弟子でもあるのか。女性画家は書画会において、多数の男性の顧客に対して絵だけでなく女性であることも(別に特別なことせずとも)アピールしたんだろうなと思った。跡見玉枝「送別会の人々」、ちょうど玉枝が「送別会の人々」を描こうとしている。西園雅集みたいですね。野口小蘋「美人納涼図」の真ん中の女性の帯が墨竹に「清風」の字があって面白い。ところでこの人たちは自分たちの絵を「南画」ってゆってたのかな?
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