Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

博物館へ花見に行こう―ミュージアムコレクション―

2013-05-31 23:51:36 | Weblog
和歌山市立博物館 2013年4月20日~6月2日

 県立博物館「桑山玉洲のアトリエ」と合わせてみたら面白い、桑山玉洲や野呂介石も出てる展示なんだけどタイトル・ポスターからはあんまりわからなかった。松丘「紫陽花図」が二点出ていた。ゆるい若冲というかカクカクした芳中というか。
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桑山玉洲のアトリエ―紀州三大文人画家の一人、その制作現場に迫る― 二回目

2013-05-31 23:35:32 | Weblog
和歌山県立博物館 2013年4月27日~6月2日

 初日に行った展覧会。主だったもの以外のかなりな部分が入れ替わったので再訪しました。玉洲って色とか結構個性派。学んだ中国絵画が出てきたのでどう学んだかよくわかります。「牡丹草花図」は四季なんだな。雲岱って時代の合わなさそうな人知ってる。よくある号なのか? 唐画についても書いてる橘南谿が複数回出てきた。玉洲の南宗北宗観は実作品に即して考えることができるようになりました。
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「もののあはれ」と日本の美 (三回目)

2013-05-28 01:03:30 | Weblog
サントリー美術館 2013年4月17日~6月16日

 コンプリート目指して三回目。鳥の鳴き声にも慣れてきました。「もののあはれ」と花鳥風月の花鳥風月は自然の美しさちゅうことかね。田中訥言「日月図屏風」の金色で波に埋まってる日に驚きました。
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江戸時代が見た中国絵画

2013-05-26 22:42:31 | Weblog
東京国立博物館 本館特別1・2室 2013年5月14日~6月16日

 中国に次いで中国絵画がいっぱいある国日本。中国では当たり前であんまり大事にせず残らないようなものまでありがたく残してきてるはず。でもただ大事にしてきただけでなく、大きかった絵を日本の床の間サイズに合わせて切り取るという半創作も行われてきたのでした。馬遠「寒江独釣図」は価値をあげるために元信風に作った模写まであるのか。このブログで細々と唱えてきた谷文晁浙派説が検証されてうれしいです。江戸時代の唐画愛好はおおむね中渡りに対応するんだけど中渡りに寄せた古渡りの受容もあるのかなと思いました。こんな重要な特集展示には図録が欲しい~。
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ラファエロ

2013-05-26 22:32:16 | Weblog
国立西洋美術館 2013年3月2日~6月2日

 さすが西美!上手に構成してあったと思います。レオナルド・ダ・ヴィンチは手稿とかわらわらあるからしょっちゅう展覧会が日本にも来てるけどラファエロ展はよくできたなあ。ラファエロ前派が出るくらいラファエロが絵画を一変しその後の規範になったんですよね。見とれます。肖像の腕がちょっとだまし絵ぽいのが面白かった。「友人のいる自画像」が腐女子の妄想をかきたてそう。
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Paris、パリ、巴里―日本人が描く1900-1945

2013-05-25 00:18:44 | Weblog
ブリヂストン美術館 2013年3月23日~6月9日

 ブリヂストン、石橋のものを中心にちょこっと借りてきて構成した展覧会。みんな巴里が好きだったんだな。あと油彩画は一年中飾っててもいいからいろんな展覧会が組めるな。いった直接の動機はお友達の曾祖母様の弟さんの作品が出てるからでした。
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茶人のあそび心 形物香合番付の世界

2013-05-19 23:29:35 | Weblog
愛知県陶磁資料館 2013年4月20日~5月26日

 6月1日から愛知県陶磁美術館になるので陶磁資料館最後の展覧会。幕末に作られた形物香合番付に載ってるものが230点中150点も集められるってすごいと思うけど、有名なお茶道具ってそんなものなの?大変可愛らしいし、根付とかと通じる制約の中での表現が面白いのですが、国内産じゃない香合ってもともとそのために作られたものでなくて小物入れの転用なのでしょうか。
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五霊硯と酔李白図 松平定信の風雅

2013-05-19 23:13:39 | Weblog
桑名市博物館 2013年4月20日~5月19日

 図録どころかチラシもない展示(ポスターはある)ですが定信関係で50点。絵は唐画が多い。「山水図」、20年ほど展覧会に出てなかったもの。中国絵画は何を見たんだろう。「花月百首和歌」、堀田正衡が絵を描いて、阿部正精が題書いて、林述斎が跋なんて。絵は南蘋派の影響、だけではないんだよね~。 藻魚図も中国のを見てるんだろうなという感じ。「酔李白図」は浙派の人物画を想起。これは老中になってからなんだよね~。画題の意味って見る人の問題(どう受け取るか)でもあるなと改めて思いました。一路栄華が部分的に入った鷺のいっぱいいる「柳に白鷺図」ってどう見られたんだろう?
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カリフォルニアデザイン 1930-1965 モダン・リヴィングの起源

2013-05-14 00:01:15 | Weblog
国立新美術館 2013年3月20日~6月3日

 これはマスコミが主催に入らない展覧会のようだ。ロサンゼルスでやった展覧会の巡回?というか日本展か。イームズチェアーがどうしてできてなぜ広まったか。会場がモダン・リヴィングのようだった。ハリウッド映画にはカリフォルニアの家具はあまり出てこないと会場にあって、それは正しいんだろうけど、カリフォルニアデザインを含むアメリカの生活様式がハリウッド映画によって広まったところはあるので、展示を見て映画のアメリカの家と思うのもあながち間違いではなかろう。
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貴婦人と一角獣展

2013-05-13 23:50:26 | Weblog
国立新美術館 2013年4月24日~7月15日
国立国際美術館 2013年7月27日~10月20日

 クリュニーの貴婦人と一角獣が来た!おお。クリュニーが改装中だからか。大きさとかちょっとずつ違うんですなこの六連作は。背景の動物の置き方も違ってて、「視覚」だけ下のほうに動物がいて面白かった。クリュニーにある他のものもちょこっと来てるとはいっても、タピスリーは大きいけれど点数は少ないです。
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