Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

堀内正和展 おもしろ楽しい心と形

2019-02-28 01:13:46 | Weblog
神奈川県立近代美術館 葉山 2018年12月8日~2019年3月24日

 彫刻家、なんだけど立体造形作家のほうがしっくりくるような? ジャン・アルプみたいなのは直接影響もあるのかもしれないけど、同時代的なもの?立体によるだまし絵みたいな巫山悪戯(ふざけいたずら)彫刻おもろい。ほぼ所蔵品で組めるほどコレクションにあるのはいいですね。小冊子がもらえた。
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山口蓬春・アートディレクターの世界

2019-02-28 01:00:36 | Weblog
山口蓬春記念館 2019年2月11日~4月7日

 山口蓬春の旧宅を記念館にした美術館で展示室もある。歌舞伎や新派の筋書きの表紙画と装丁とかもやってたのか。正統的花鳥系日本画家ですね。扇面の構図は琳派風だけど琳派以前から仕込み絵としての扇絵の歴史があって、そこで培われたものでもあるだろう。日本野鳥の会の結成にも関係してるというから鳥は相当好きなんだな。葉山から歌舞伎座昼夜通しとかしてたって偉いわ。歌舞伎も相当好きだったんだな。
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春を寿ぐ―徳川将軍家のみやび―

2019-02-25 02:32:36 | Weblog
江戸東京博物館 2019年1月2日~3月3日

 徳川記念財団のものはもちろん、福井市立郷土博物館から借りたりもしている。春はお正月~ひな祭りまで。ミニチュアの銀細工、雛道具可愛い。絵は狩野派の絵の他、将軍の絵、それから将軍実弟田安斉匡の絵が何点か出ている。田安斉匡、狩野派ベースに南蘋風取り入れた「牡丹図」面白い。形見分けのモノの移動に注目しても面白いかも。
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北斎アニマルズ展

2019-02-25 02:19:36 | Weblog
すみだ北斎美術館 2019年2月5日~4月7日

 北斎とその一門の動物表現展。摺物やっぱりいいわ。葛飾北斎「南瓜花群虫図」、やや若冲ぽいけどどちらも草虫図ぽいということかもしれない。猫あんまり可愛くないのもある。三白眼可愛くない。むしろ怖い。動物占いとコラボしてがんばっていた。
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奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド

2019-02-24 01:47:58 | Weblog
東京都美術館 2019年2月9日~4月7日

 辻惟雄『奇想の系譜』に取り上げた画家+白隠・鈴木其一の展覧会。新奇想の系譜って感じ?チラシではそんなにわからなかったけど、プライス・コレクションから結構出ています(特に若冲)。若冲と芦雪がたくさん出ている。若冲・蕭白・芦雪の江戸中期奇想三羽烏を見た後の岩佐又兵衛・狩野山雪はちょっと食い合わせが悪い感じ。白隠は禅と時代で奇想三羽烏にくっつくので違和感ないが、其一は量少なく、いくら国芳でも版画だと画面も小さく、最後はあっさりとおしまい。
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王羲之書法の残影―唐時代への道程―

2019-02-24 01:32:45 | Weblog
東京国立博物館 2019年1月2日~3月3日 台東区立書道博物館 2019年1月4日~3月3日

 顔真卿は「王羲之を超えた名筆」なので王羲之は一つの基準。王羲之書法が受け継がれて唐時代、顔真卿に至る、南北朝時代を中心にした展覧会。同じ書を模したはずなのに結構違ってて、それでいいのか。右のはらいを強調した書は拓本だとそこだけ特に白い。
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江戸の宝くじ「富」-一攫千金、庶民の夢―

2019-02-24 01:21:53 | Weblog
貨幣博物館 2018年12月1日~2019年2月24日

 常設の一角でやってる企画展示。チラシから想像するより小規模だったけど、時代劇でみたことある富くじについて詳しくなれた。当たりくじを交換する際の合言葉を書いた本とか面白い。盛んになりすぎて?禁止されるということは富くじが出てくる時代劇は時代的にそれ以前ということだな。そして入札という名目でも富くじやってたのか。
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肉筆浮世絵 姿の美、衣装の美・・・

2019-02-17 01:13:12 | Weblog
奈良県立美術館 2019年1月19日~3月17日

 所蔵品を中心に少し借りて構成した展示。所蔵の肉筆浮世絵をまとめて見られてよかったが、所蔵品でまとまりをつけるのはなかなか大変でもある。有名な人の有名な作品がいくつもあるコレクションではないので。着物の模様ほか解説は全般に丁寧。
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陽春のはなやぎ

2019-02-17 01:04:53 | Weblog
八幡市立松花堂美術館 2019年1月12日~2月17日

 好展示だが一室で400円か~ 国立博物館の平常展と大差ない値段ですぞ。中村芳中『光琳画譜』が亀のところ出てた。ちょっと変わった効果みたいなのしてあったから書誌的に興味ある。中林竹洞「梅図」、山本梅逸と同じようなもの見てるから描いても可笑しくないんだけど、君は竹じゃないのかと思ってしまう。岡岷山の紹介は藩士であることを書いてあげてほしかった。
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仏教美術のいきものがたり

2019-02-17 00:51:02 | Weblog
龍谷ミュージアム 2019年1月9日~2月11日/2月16日~3月24日

 特集展示なのでいきものがたりはそんなにスペースなかったけど、仏教に特化して丁寧だった。なぜ白象なのか、蛇(龍)なのかは仏教が成立したインドでのその動物の位置づけともちろん関係がある。なんで受胎の象徴が白象なんだろう?
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