Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

合田佐和子展 帰る途もつもりもない

2023-02-24 02:04:55 | Weblog
高知会場 巡回済み
三鷹市美術ギャラリー 2023年1月28日~3月26日

 「鏡の中」のポストカードをずっと持っていた合田佐和子ではないか! 今回ポストカードを再び買いました。高知のほうがきっと広々と見やすいに違いないが、三鷹市美術ギャラリーのスペースにひしめき合うのもそれはそれで合っていると思った。箱とかオブジェとか触発されて自分も作ってみたくなったりして。美術を担当した映画「上海異人娼館」も見たいそ。
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諏訪敦 眼窩裏の火事

2023-02-24 01:53:26 | Weblog
府中市美術館 2022年12月17日~2023年2月26日

 諏訪敦、まとめてみるの多分初めて。私の興味あるスペイン留学経験があるとも聞いて見に行ってみた。病の父、そこから遡るハルビンで亡くなった会うことのなかった祖母と叔父、リアルな画風で一種幻想的に表現された祖母と叔父の肖像は悲しくも美しい。チフスで亡くなった祖母を描いた作品、九相図みたいだと思ったら、九相図の研究者が図録執筆してた。収容所だった、帝政ロシア時代に建てられた小学校の建物ステキなのでハルビンへの行きたみ高まる。静物画は絵なのにモニターみたい?に展示されてて面白かったけど、暗いとこに線で結界しても見えない。肖像画も含めてずいぶん美術史的な展示だったように思う。
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北斎かける百人一首

2023-02-23 00:36:20 | Weblog
すみだ北斎美術館 2022年12月15日~2023年2月26日

 前期を見損ねたので後期だけ。北斎中心の所蔵品から次々企画を考える企画力に敬服します。よく所蔵品を調べてやってるよねえ。この展覧会は「百人一首乳母かゑとき」を核にかるた、とか歌人とか広げて構成している。「百人一首乳母かゑとき」って当時はあんまり売れなかったみたいですが今見ると豪華でいい感じ。『狂歌百人一首』とか見ると百人一首という形式はずいぶん親しまれていたようである。
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お雛さま 岩崎小弥太邸へようこそ

2023-02-23 00:26:29 | Weblog
静嘉堂@丸の内 2023年2月18日~3月26日

 世田谷時代にも同様の展示をやっている?今は亡き八千草薫さんの解説も音声ガイドで聞ける(聞いてないけど) 岩崎邸ともなると食堂の装飾絵画は何通りかあって変えて使っていたらしい。今回の展示は五世大木平蔵の立派なお雛様の後ろに飾ってある、川端玉章の墨梅図の屏風がすごい。背が高すぎで世田谷の展示室では飾れなかったらしい。他に竹、梅もあるというので今後を楽しみにしたい。
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没後190年 木米

2023-02-15 23:46:58 | Weblog
サントリー美術館 2023年2月8日~3月26日

 網羅的にやきものも絵画も集めてるようで木米作品がたくさん見られますが、周年とはいえ190年、サントリー美術館にたくさんあるわけでもないのに単館開催。よくわからない。やきものも絵画も中国趣味だと思うし、どちらも交友のなかで制作、流通してったんだと思うけど、木米のやきもの展と絵画展を並行してるような感じだった。 
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龍星閣がつないだ夢二の心

2023-02-15 23:32:00 | Weblog
千代田区立日比谷図書文化館 2023年1月7日~2月28日

 竹久夢二はある種再発見された人だったのね、納得。龍星閣が権利を買い取って、積極的に出版したことが再発見、ブームにつながった。龍星閣では作品も収集していて、資料と共に会社があった千代田区に寄贈している。十分竹久夢二展として成立しているのだが、再発見された人であったことが確認できて自分的によかった。
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亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡 2回目

2023-02-12 23:53:11 | Weblog
福島県立美術館 2022年10月29日~12月18日
千葉市美術館 2023年1月13日~2月26日

 展示替えもあったので再訪。初日にはなかった履歴書形式の鑑賞ツールが出現していた。これ回顧展ならどの人でも作れてよいな。亜欧堂田善の洋風画によく出てくる二人組の男性をネタにBLぽい小説できそうだ。中国的主題の作品には谷文晁を経てほんのり浙派風味も感じる。「浅間山図屏風」みたいな洋風画屏風描いちゃう人だから(注文があったとはいえ)、油彩山水もそら描くよなあと納得しました。銅版画の江戸名所図って浮世絵の風景版画的な受容されたんですかね。
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浮世絵あらかると展~8つの題材より~

2023-02-12 23:46:26 | Weblog
成田市文化芸術センター なごみの米屋 スカイタウンギャラリーC・D
2023年1月28日~2月25日

 専用駐車場はないと書いてあるけどお金払えばビルの駐車場には停められるので掛け持ち。成田市文化芸術センターって結構浮世絵版画お持ちなんですね。八代目団十郎の死絵300種はないよ~ あっても200種よ。世の中にはちゃんと画像集めて数えた人がいるのよ。なごみの米屋はネーミングライツなんだと思いますが、お菓子欲しくなって買いに行ってしまった。
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成田屋市川團十郎の書と絵画

2023-02-12 23:32:04 | Weblog
成田山書道美術館 2023年1月1日~2月12日

 行けないと思っていたが千葉市美へ行く前に突っ込んだ。成田山霊光館、成田山仏教図書館の資料に加えて(書道美術館の所蔵品はないが展示スペースとしては成田山で書道美術館が一番いいということかな)、市川團十郎家のコレクションも出品。抱一が絵を描いて七代目が賛したのとかある。原羊遊斎が三枡を描いただけの杯も豪華だわね。団十郎が描いた絵も結構出ていた。殿様の絵と同じで、贈答文化の中で自筆の絵画が意味を持つってことよね。隈取を肖像として考えたら面白いかもずっと思ってる(けど難しいからやってない)
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富士山 芸術の源泉

2023-02-06 01:06:41 | Weblog
東京美術倶楽部3階展示室 2023年2月4日・5日

 静岡県富士山世界遺産センターの東京における出開帳展。東京美術倶楽部の重文展示室が活用されて、すごくぎちぎちに作品が展示されていた。遣米使節持参品と確定できる作品があるの面白い。まあでも富士山が見えないところで育ったので、知識として富士山が大事にされたことはわかるんだけど、いまいち富士山には萌えないのであった。
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