Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

2012年の展覧会を振り返る

2012-12-31 00:11:20 | Weblog
**美術館展、**博物館展には辛い(笑)

1 江戸の旅@仙台市博
美術+歴史でしたが押さえるものを押さえ、新しい視点も取り込んできてた。

2 浙派集英@浙江省博物館
この後多くの江戸絵画が浙派に見えてきた

3 大絵金展@高知県美
とにかくまとめてみることによってインパクトがあった

4 楊州周延@上越市総博(平木も)
5 阿弥陀さま@大津歴博
6 北斎と広重@町田市国際版画美
7 北斎@大阪市美
8 川村清雄@江戸博(目黒区美も)
9 石山寺縁起絵巻の全貌@滋賀近美
10 KATAGAMI@三菱一号館他
   紅型@沖縄県美他

展覧会もいいけど作家がよかった
高橋由一@藝大美
平櫛田中@ふくやま他

珍しい展覧会
土偶コスモス@MIHO

所蔵品中心だけどいい機会提供
高久靄崖@栃木県博
岩佐又兵衛絵巻特集@MOA

辛くいった中では
二つの北京故宮展
が印象深かった
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白隠展 禅画に込めたメッセージ

2012-12-31 00:03:04 | Weblog
Bunkamura ザ・ミュージアム 2012年12月22日~2013年2月24日

 絵に力がある。池大雅とか曽我蕭白とか長沢芦雪に影響を与えたかもしれない。作品はたくさんある。しかし年代判定が難しく、絵の師匠も弟子もいない人を美術史に位置付けていくのは難しい。位置付け方から考えないと思いました。画中画とか画面構成は美術史でできそうなところもあるな。
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会田誠 天才でごめんなさい

2012-12-30 23:54:19 | Weblog
森美術館 2012年11月17日~2013年3月31日

 天才を装う秀才でないかと思う。美術史もばっちり押さえて、計算された下ネタ、貧乏を盛り込む。少年ジャンプぽいとも思った。女の子がわらわら出てくるのはAKBぽい。
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中西夏之 韻 洗濯バサミは攪拌行動を主張する 擦れ違い/遠のく紫 近づく白斑

2012-12-25 01:13:42 | Weblog
DIC川村記念美術館 2012年10月13日~2013年1月14日

 ハイレッドセンターのセンターの人。初期の2シリーズと近作の展示。近作がちょっとカエルの卵に見える。作家はかつて長谷川等伯の「画説」を使って講演しているらしいがそれと作品がどう関係するんだろう。
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我ら明清親衛隊 大江戸に潜む中国ファンたちの群像

2012-12-16 01:08:21 | Weblog
板橋区立美術館 2012年12月1日~2013年1月6日

 江戸時代の絵画の中国趣味を検証する展覧会。特に中国から来日した画家沈南蘋の影響を受けた画家の作品が多い。影響を受けた画家はたくさんいてその多くは職業画家だから世の中にはかなりの数の作品があるはず。南蘋の影響を受けた人どうしの作品を比べると鳥のプロポーションとか岩の描写とか個人の特徴があって、かつグルーピングもできておもしろそうだった。鈴木鵞湖とか南蘋影響でないものはまた更に作品や画家を付け加えられるでしょう。
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アメリカ合衆国内コレクションによる五代宋元書画展

2012-12-13 00:20:59 | Weblog
上海博物館 2012年11月3日~2013年1月3日

 メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ネルソン-アトキンス美術館、クリーブランド美術館の宋元以前の書画を集めた展覧会。アメリカでもなかなかないだろう名品をいっぺんに見る機会です。うーん猫に小判。猫はただ旅行しに行ったのに2005年の北京故宮と上海博物館の古代書画展も見ています。いいと思ってたものがやっぱりよかったりとか図版ではとても面白かったものがいまいちだったりとか。ものの素晴らしさで圧倒する展覧会だけでなく、今後は上海博物館も企画で魅せる展覧会に期待。
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呉派の画家 沈周展

2012-12-08 21:39:05 | Weblog
蘇州博物館 2012年11月5日~2013年1月5日

 題名は英語よりの意訳です。日本の文人画に大きな影響を与えた呉派の沈周の展覧会(を口実に蘇州に旅行したかったのもある)なので来てみました。猫に小判はなはだしいが、日本で中国の画家の個人展とか見ることないし(沈南蘋とかならできると思うけど)、この作品日本の文人画なら誰よ?などと考えつつ見ました。田能村竹田とか池大雅とかかな~連想したのは。時々岡田米山人とか野呂介石などとも思いましたが(もちろん私の思いつきなので偏っている)。とはいっても日本の文人画にある「ゆるさ」はないのであのゆるさってなんなんだろう、まねでもゆるくない人(例:伊藤若冲)もいるわけだし。墨牡丹って中国にもあるんですね。
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ZESHIN 柴田是真の漆工・漆絵・絵画(二回目)

2012-12-02 22:52:21 | Weblog
根津美術館 2012年11月1日~12月16日

 絵画、漆絵が展示替えだったので再訪。新日曜美術館効果と紅葉狩り効果でお客さん多かったが、絵画のほうは結構みなさんすーっと通っていく。見損ねたんですが新日曜美術館は工芸重視の紹介だったんでしょうか? 阿房宮図襖がちょっと不思議な感じだった。なんか焼け残った切れ端を貼り付けたように見えるくらい金地が目立つ。
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上総の仏教美術 夷隅・長生

2012-12-01 22:48:20 | Weblog
千葉県立中央博物館大多喜城分館 2012年10月26日~12月9日

 千葉には結構仏像がある(仏像半島)。若干田舎っぽいことが多いけど。図録ついに作らなくなったのだろうか。
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伝統の古典菊

2012-12-01 22:42:43 | Weblog
国立歴史民俗博物館 2012年11月6日~12月2日

 菊の品種に詳しくなった。今日は時間なくてくらしの植物苑行かなくてもったいなかった。両方見るのがよかったと思う。菊は小袖の模様とかいろいろあっていいね。
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