Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

社寺の風景―宮曼荼羅から祭礼図へ―

2014-06-30 21:56:21 | Weblog
大和文華館 2014年5月23日~6月29日

 所蔵品を中心に若干借用する特別企画展。所蔵品から掘り下げ、足りないものや付け足すとよくなるものを借りる展示。笠置曼荼羅等がある大和文華館ならでは。この文脈で名所の風景として並ぶ洋風画は新鮮。小田野直武とされる江ノ島図と谷文晁の公余探勝図は結構近いね。
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台北國立故宮博物院 神品至宝

2014-06-28 00:52:08 | Weblog
東京国立博物館 2014年6月24日~9月15日
九州国立博物館 2014年10月7日~11月30日

 「國立」が入ってないチラシも英語タイトルはNationalが入っているし、主催には國立故宮博物院となっていて、担当者や開催館では折り合いがついてたんだろうなとゲスパーする。中華民国こそ正当な中国の後継者と主張しているようにも思える地方色のない中央的な名品の数々。古い時代のものがたくさん来ていてたまげた。多宝格と乾隆帝から始まる展示構成でも面白かったに違いない。東京会場は書画は展示替え。書画は東京と福岡で出るものが違うみたい。
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日本にやってきた中国画家たち―来舶清人とその交流―

2014-06-28 00:36:27 | Weblog

東京国立博物館東洋館第8室 2014年6月17日~7月27日  

平成館の台湾國立故宮博物院の名品展は全く台湾という地域色のない展示なのに対してこちらは長崎、福建、浙江と地域色が強い。森蘭斎『蘭斎画譜』がもとの表紙を失って『沈南蘋画法秘決』として伝わっていたのか。リスト等

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福を呼ぶ中国版画の世界―富貴・長寿への日中夢くらべ―

2014-06-28 00:25:07 | Weblog
横浜ユーラシア文化館 2014年4月26日~6月29日

 横浜って市関係のミュージアム多いですね~。パネル展示が多かった。浮世絵への影響関係はもう少し丁寧にやりたい気はするがそこそこまとまって見られてよかった。曾我蕭白「群仙図屏風」ってちょこっと子供出てくるけど、水盤も含めて唐子、百子図を取り入れてるんだな。
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カラフル―中国・明清工芸の精華―

2014-06-28 00:15:32 | Weblog
根津美術館 2014年5月31日~7月13日

 明清の絵画も同時開催で明清だらけの根津美術館。茶道具、陶磁器、漆工芸と確かに明清の工芸はカラフル。絵画、売貨郎図っておもちゃとかがてんこ盛りで楽しくて好きなんだけど、この画題ってどんな意味あんだろうと思いました。宋元の絵の少ない宋元画冊が長々と広げてあってたくさん見られてよかった。
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再発見 歌麿「深川の雪」

2014-06-23 00:58:08 | Weblog
岡田美術館 2014年4月4日~6月30日
 
 歌麿の巨大肉筆画「雪月花」三部作。ワズワースアセーニアムの「吉原の花」は1995年の千葉市美術館の喜多川歌麿展に出ました。「品川の月」はフリーア、見たいなあ。深川の雪は大分時代が後に離れていますね。歌麿肉筆画の要素がたくさん盛り込まれている。ちょん切られた木を見てお福ぽい女中が笑ってるのはマツタケ見て笑ってるみたいな感じ?
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軍師官兵衛

2014-06-22 01:04:20 | Weblog
兵庫会場終了済み この後福岡会場へ巡回
江戸東京博物館 2014年5月27日~7月13日

 予想通りというか予想以上に歴史の展覧会で美術は少なかった。大河ドラマは貴重な歴史との接点なので、派生して盛り上げる大河ドラマ展も大事だと思うが、二年にいっぺん戦国大河だと展覧会は大変そう。職隆パパのものは超少なかった。官兵衛の前はよくわからないのね。
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200回忌一日だけの「鳥居清長展」

2014-06-22 00:55:16 | Weblog
回向院 2014年6月21日

 回向院に鳥居清長のお墓があります。回向院でも少々作品をお持ちです。個人コレクター・私立美術館のコレクションによる清長と関連作品の展示。肉筆がちょっと数的に弱いけど全貌のわかるいい展示でした。版画は八頭身美人以前のものが結構出ていた。浮世絵と洋風画の風景表現について、洋風画のほうの浮世絵との近さを考えてみたいと思いました。
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コレクションは語る

2014-06-20 08:42:43 | Weblog
2014年1月2日~6月29日 DIC川村記念美術館

 所蔵品を使った、言葉と結びつけたさまざまな試み。若干その展示自体がインスタレーション的なところもあります。美術館とか展示とかを考えるともいえる。全般、所蔵品をよく掘り下げてあってよかったと思うけど、薄紫に白抜きの字は読みにくいですね。あとダウントンアビー+春画みたいな作品があった。
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山口長男

2014-06-20 01:32:18 | Weblog
DIC川村記念美術館 2014年1月2日~6月29日

 茶色と黒になる前の普通の人の時代があった。この人ぼんぼんだし、植民地での活動もあるわけだな。小品ではたらしこみみたいなこともしてた。絵付け陶器ってピカソみたいなことをしてる。
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