Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

デジタルで楽しむ歴史資料

2017-03-29 23:25:23 | Weblog
国立歴史民俗博物館 2017年3月14日~5月7日

 実物の名品とデジタル技術による拡大とか比較とか再現とか。展覧会のタイトルやチラシの印象よりも実物も出ている。
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江戸と北京 18世紀の都市と暮らし

2017-03-20 23:11:41 | Weblog
東京都江戸東京博物館 2017年2月18日~4月9日

 江戸東京博物館の所蔵品を中心に首都博物館からもたくさん借りて構成した展覧会。比較、というか並列してあった。故宮博物院の乾隆帝80歳おめでとうの画巻とベルリン国立東アジア美術館「熈代照覧」はゆっくり見られてよかったが、60歳おめでとうの『万寿盛典』は細かいのに台が低くて見づらかった。「熈代照覧」は『万寿聖典』を参考にしてるみたいですね。
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屏風にあそぶ春のしつらえ 茶道具とおもてなしのうつわ

2017-03-20 22:59:57 | Weblog
泉屋博古館分館 2017年2月25日~5月7日

 前期と後期で絵画はメインの「二条城行幸図屏風」と油彩以外はまるっと入れ替え。工芸も一部入れ替え。「扇面散・農村風俗図屏風」が面白かった。菊池容斎は長生きしてるし、弟子の活躍で明治ぽい気がしてるけど、江戸時代の人だな。展示中の「桜図」は特定の桜の木で特定の人物のために描かれた感じがありありとする。
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カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命

2017-03-19 23:19:54 | Weblog
埼玉県立近代美術館 2017年2月11日~3月26日
この後東京会場へ巡回

 BA-TSUの創業者兼デザイナーによるコレクションによるカッサンドル展。ポスター、デザインの人と思ってたけど絵画もやってたのか。イブサンローランのロゴの人だよね。フランスの人だと思ってたけど、生まれはウクライナなのか。ポスターって商品の説明ないといまいちよくわからん。フランス語だから商品わかったりわかんなかったりだし。
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絵本はここから始まったーウォルター・クレインの本の仕事

2017-03-18 00:01:44 | Weblog
滋賀県立近代美術館 2017年2月4日~3月26日
その後千葉会場へ巡回

 ウォルター・クレインの絵本と主要な挿絵本、同じくヴィクトリア朝のグリーナウェイ・コールデコットの作品も展示。絵本かわいいけど小さいのがいっぱいいっぱいあって、英語だから少し文も読んじゃったりして疲れる。アリババと40人の盗賊に中東も極東(中国・日本)も混同したオリエンタリズム的描写があった。
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花鳥画を愛でる

2017-03-17 23:45:50 | Weblog
観峰館 2017年2月1日~3月20日

 そんなに点数はないけど中国絵画を主とした花鳥画展。元の王淵から徐悲鴻まで。中国絵画の影響を受けて日本ではやった南蘋派も展示。大阪市立美術館、泉屋博古館、京都国立博物館、神戸市立博物館、琵琶湖文化館などから借用。チラシの表は沈南蘋、裏は沈銓になってて、手が違うから分けて表記している、わけではないようだ。沈南蘋のころになれば中国絵画にも洋風表現が入ってておかしくはないんだけど、泉屋博古館の作品に比べて個人蔵のはより洋風な感じ。沙馥「蘆雁図」に描かれてる花はボタンではなく芙蓉か。
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東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展

2017-03-17 00:33:41 | Weblog
茨城県近代美術館 2017年2月11日~4月2日
その後愛知会場に巡回

 唐招提寺の御影堂は江戸時代の建物で元は興福寺の別当坊だった一乗院宸殿の遺構、明治以降は県庁や奈良地方裁判所の庁舎として使われたものを昭和39年(1964)移築復元したものだそうで、そこに鑑真和上の座像が安置されている。でその障壁画は東山魁夷が描いたんだけど、お堂は修理中なので障壁画が巡回出開帳するわけですな。東山魁夷らしい青と緑を多用した画面もあれば水墨もあり。東山魁夷って結構バタ臭いよね。戦前にドイツで西洋美術史勉強するくらいだし。失明してしまった鑑真が結局見られなかった日本の風景と鑑真和上の故郷の風景。関連下絵等も含めて。襖絵を展示するための施工がずいぶん立派だった。東山魁夷の中国での取材先の地図を見てると杭州へは行かず?、それは珍しい。
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藤森照信展 自然を生かした建築と路上観察

2017-03-17 00:21:11 | Weblog
水戸芸術館現代美術ギャラリー 2017年3月11日~5月14日

 建築史家で路上観察に取り組み、ニラハウス(屋根にニラはやす)等の設計で知られる藤森照信の展覧会。縄文ガウディみたいな建物だ。建築の展覧会って建築物そのものは展示できないから模型とかデッサンとか部品とか展示することになる。お菓子のたねやの本社も設計してる。会期中にはたねやのお菓子の販売も。4月9日までの高校生ウィークはワークショップ室で無料カフェやってて誰でも利用できるんだけど、事情により時間外に行くことになってしまい残念。
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愛された金沢八景

2017-03-15 23:05:26 | Weblog
神奈川県立金沢文庫 2017年2月10日~4月23日

 金沢八景に関するものなら何でも、その元ネタになる中国の西湖の図や、京浜急行から派生してそれ以外の鉄道も集めるという、コレクター魂あふれる楠山永雄コレクションの展覧会。埋め立て等によって八景を見る場所が違ってくるとか、近代になって軍施設の関係で錦絵までさかのぼって取り締まられるとか、モノから見る歴史という感じ。金沢八景は洋風表現がよくなじんで面白いわ。
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オルセーのナビ派展

2017-03-10 23:42:42 | Weblog
三菱一号館美術館 2017年2月4日~5月21日

 ナビ派って日本だと明治時代後半くらいだけど、人、作品によってはもっとモダンな感じ。オルセー美術館ならこんなのが所蔵品展でできちゃうわけか。一部三菱一号館の所蔵品も入れて構成。ナビ(預言者)ってカーナビのナビと一緒か。ジャポニスムもあって、屏風は押絵貼の様式も知ってたようだ。
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