Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

美がむすぶ絆 ベルリン国立アジア美術館所蔵日本美術展

2008-08-24 23:43:25 | Weblog
郡山市立美術館 2008年4月12日~5月25日
岩手県立美術館 2008年6月1日~7月21日
山口県立美術館 2008年7月30日~9月21日
愛媛県美術館 2008年10月1日~11月16日
ベルリンの日本美術里帰り名品展。ベルリンまで見に行くのは大変なのでありがたい、面白いものもあるが、いかんせん地味というか渋いというか・・・・・・。名品展の展示って脈絡が難しいですね。展示替えで見られないものも多し。見られたもので面白かったもの。15狩野派「花鳥図屏風」古いのか擬古作なのか18狩野山雪「松に山鳥・杉に小禽図」山雪も結構普通の人だったんだ・・・・・・微妙に奇だけど。25柳沢淇園「百花百鳥図」この絵につける解説に文人画家は苦しいよね。唐画って便利。29若冲「素絢石冊」要研究41歌川豊広「夏冬江戸美人図」微妙に洋風画っぽい42歌川国貞「夫婦肖像」椿椿山などの肖像画とそう遠いわけではない。わざわざこれを浮世絵師に頼む人がおったんや・・・・・・43熙代勝覧、よく来日するなあ
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旅 江戸の旅から鉄道旅行へ

2008-08-18 01:13:19 | Weblog
国立歴史民俗博物館 2008年7月1日~8月31日
江戸パートだけでもやろうと思えば一つの展覧会になる。街道そのものがアミューズメントパーク、なるほど。いろいろ勉強になったが、江戸パートやるならもっと、そしてこの展覧会の場合なくてもよかったかもと思ったりして。鉄道による旅の変化をいうために必要だったのかな。展示室、企画展示室が今までの配置と違う。これはやりにくい。城山駅の施工は凝ってるというかやりすぎというか微妙。やや鉄子の私としては行き先プレートなども楽しかったですが、どの辺の層を来館者として狙ってるのかいまいちよくわかりません。Nゲージの模型も面白いけど・・・・・・この展覧会との関連は?決まった名所を回る旅行、団体旅行とかパックとか修学旅行とか確かに文化だし、沿線図とか面白いんだけど・・・・・・展覧会って難しいわ。いつもながら。
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NIPPONの夏―応挙・歌麿・北斎から「きもの」まで― 後期

2008-08-17 00:26:34 | Weblog
前期と後期はげしく入れ替わっています。渓斎英泉の美人図が美人てかわいくなるはずのメイクがヤマンバになるようなものか?応挙「瀑布亀図」、カメがリアル。勝川忠七「江戸山王社天下祭絵巻」描写がこゆい。「江戸天下祭図屏風」見ごたえあり。春章「婦女風俗12ヶ月 6月 行水」空が雲でもくもくしてる?豊春「中洲納涼図」、豊春も浮絵とか眼鏡絵やってたから当然なのかもしれないけど、応挙の眼鏡絵と似た感じ。部分的に線遠近法も。
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紙で語る

2008-08-17 00:17:03 | Weblog
2008年8月1日~10月12日
特種製紙Pamの貴重な紙ものを大倉集古館で預かることになったそうです。猫に小判でありがたく拝見。大倉の所蔵品、松花堂昭乗「布袋各様図巻」面白い。若冲「乗興舟」は9月23日~10月12日、また行きますかな。
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第14回 秘蔵の名品 アートコレクション展

2008-08-17 00:12:41 | Weblog
ホテルオークラ東京 2008年8月8日~8月30日
モネって意外と日本にあるのね。お目当ては江戸絵画。若冲「松下群鶏図」みんなみてみてください。呉春「雪松小禽図」こういうの好きだ。研究対象になるかどうかは別として。日本化薬の原安三郎コレクション肉筆浮世絵なかなかよい。光記念館もわざわざ見に行かないので見られてよかった。
アスコットホール、なかなか上手に展示していらっしゃいますが、天井が低いので油絵の大きいものは苦しいですな。
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ウィーン美術史美術館所蔵静物画の秘密展

2008-08-17 00:07:01 | Weblog
国立新美術館 2008年7月2日~9月15日
宮城県美術館 2008年10月7日~12月14日
兵庫県立美術館 2009年1月6日~3月29日
青森県立美術館 2009年4月11日~6月14日

よく工夫してあるとは思いますがいろいろ苦しい展覧会。静物画の秘密、なのに目玉がベラスケスの肖像画だし。個人的には17世紀オランダ絵画ファンとしてヤン・ステーンとヘラルド・ダウがよかった。高橋由一のしゃけみたいなのもあった。
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ひとりでみる・ふたりでみる 

2008-08-11 00:02:22 | Weblog
高岡市美術館 2008年7月12日~11月2日
旧高岡市立美術館以来60年近い歴史を持つ美術館の奥深いコレクションを用いて、美術館における展示そのものを問いつつ、押し付けがましくない面白い展示。参加型でもある。
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ピカソ展

2008-08-10 23:53:18 | Weblog
高岡市美術館 2008年7月29日~9月7日
なぜアーティストは晩年陶芸をするのか。ピカソならそんな陶芸でも展覧会になっちゃうのね。有名な図柄は大谷美術学園の皆さんの作品でお楽しみください。
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フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち

2008-08-06 01:41:11 | Weblog
東京都美術館 2008年8月2日~12月14日
これが日本で見られる最後のフェルメール展かも(だって円頼みだから)と思って早々にいってまいりました。
フェルメール以外の17世紀オランダ絵画全般を好む私ですが、一応フェルメールは7点、ただし「ディアナとニンフたち」はまあ違うでしょう。「ヴァージナルの前に座る若い女」はそうだとしてもいまいちなのであ5.5点って感じ?まあ大阪市美のあのときは画期的だった「フェルメールとその時代」が5点だけど4点だったのを考えると東京と朝日新聞社のメンツにかけて、というところでしょうか。同じ企画会社の影もみえますが。
局地的集中豪雨の日でもあり、のうのうと堪能できました。「小路」は初来日?「ワイングラスを持つ娘」はなかなか見に行けそうにないところのもので来て下さってありがとう。なんかこれ他のと色の感じが違うのはニスとかそういう問題?メトの「リュートを調弦する女」は大阪のときも来ましたがちょっとか細い感じです。「絵画芸術」はこないだ来たばっかだしな・・・・・・フェルメール展で見たかった気はしますがしかたありません。アイルランドの「手紙を書く婦人と召使い」もダブリンにいけば見られるんだろうと思いながら、これも初来日ですよね。
他のオランダ絵画も合わせて30点ほどであっさりと。

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小袖 江戸のオートクチュール

2008-08-01 01:57:56 | Weblog
名古屋市博物館 2008年4月26日(土)~6月8日(日)
サントリー美術館 2008年7月26日(土)~9月21日(日)
大阪市立美術館 2009年4月14日~5月31日

松坂屋京都参考資料館のコレクション。初公開だそうです。どっちゃりあります。最近染織に少し慣れてきたので楽しく拝見。葵がハートみたいなの可愛かった。とあるひいな型本の改装本の改装の仕方が別のところにあるまったく別の本と同じだった。きっと同じ人がしたんだ。ひいな型本も書誌の異同って結構あるのかな?岡田三郎助コーナーも面白かった。
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