Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

横山大観と日本画のあじわい

2012-05-31 00:39:39 | Weblog
パラミタミュージアム 2012年4月20日~5月30日

 光記念館の出開帳。展覧会としてまとめるのは結構大変そうだった。伝牧谿の鎌倉絵画~近世絵画も出ていた。宮川長春「立美人図」がよかった。「誰が袖図屏風」があった。こないだから気になってる、屏風特化画題。これは着物を飾る代用なんだろうな。
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大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年

2012-05-26 21:39:05 | Weblog
国立新美術館 2012年4月25日~7月16日
この後名古屋会場、京都会場へ巡回

 西欧絵画の400年といってもロシアのコレクションの特徴というのはあるんだろう。それってどんな特徴でどうやってできるのか気になった。レオナルド・ダ・ヴィンチ周辺からルイーニともう1点。オランダ17世紀はそれほどでも。ユベール・ロベールがあった。画家の自画像が微妙にウフィツイとかぶる。ライト・オブ・ダービーとかオラース・ヴェルネとかってエルミタージュのコレクションの特徴を示すのか今回の展覧会の趣味なのか?19世紀20世紀はフランス中心でした。同じくコレクション展のベルリン展と比べたい。
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セザンヌ パリとプロヴァンス

2012-05-26 21:22:06 | Weblog
国立新美術館 2012年3月28日~6月11日

 必ずしも名品を網羅しない、できないが内容は工夫を試みている。パリとプロヴァンスは展示をぼうっと見ているだけではよくわからなかった。「セザンヌ100パーセント」のセザンヌにもいろいろあるわけで。セザンヌにもセザンヌになる前がある。二階でコレクション展やってるエルミタージュ美術館からの出品もアリ(大エルミタージュ展にもセザンヌの出品あり)。アトリエの再現て流行ってるのか?
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五浦六角堂再建記念 五浦と岡倉天心の遺産展

2012-05-19 23:07:32 | Weblog
京都会場終了済み
日本橋高島屋8階ホール 2012年5月9日~28日

 ノーチェックでしたが行った人の話を聞き、またデパート催事場のなかでは日本橋高島屋8階ホールは美術展示結構いいので見に行きました。茨城大学のものを中心に高島屋史料館のものも含めよく構成されていました。デパート催事の展覧会情報、新聞とるのやめてから見落としがちな気がする。あとデパート催事の美術展のチラシって美術館博物館にあんまりない。
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ホノルル美術館所蔵 北斎展(後期)

2012-05-19 22:55:23 | Weblog
三井記念美術館 2012年4月14日~6月17日

 5月15日から後期 この後もろもろ多忙なのでいってきました。「冨嶽三十六景」って北斎的には画帖で見られる前提もあったのかなあ。単独で見てるときはただの目立たない構図が富士山の大小など他の図とのからみで意味を持ってくることがあるかもしれん。最近ドラマテンペストを見ているからが「琉球八景」が気になる。中国風の枠組みである八景でとらえられた中国風だけど中国でない異国だ。
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あなたに見せたい絵があります。

2012-05-18 00:32:04 | Weblog
石橋財団ブリヂストン美術館 2012年3月31日~6月24日

 館蔵品と石橋美術館所蔵品で構成した11章からなる展示。こういう展示は所蔵品を中心に組むべきものだよなあと思うのであった。雪舟を近くでしげしげ見られる。石橋美術館の雪舟は中国絵画的パーツで構成されている。
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近代の京焼と京都ゆかりの絵画 後期

2012-05-18 00:17:26 | Weblog
泉屋博古館 2012年4月14日~6月17日

 5月15日から後期で結構絵画が入れ替わったので行ってみました。「柳橋柴舟図屏風」、室町風だが江戸の擬古作。これから柴舟や景色が省略されると「柳橋水車図屏風」になりそう。障壁画なら柳橋柴舟のほうがありそうで柳橋水車は障壁画ってあっても屏風の例に比べて少なそう。でも屏風への特化ってどうしておこるんだろう??と考えた。原在中・在明「春花図」はその花器も住友家的に意味あるのかな?
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毛利家の至宝 大名文化の精粋 2回目

2012-05-18 00:00:16 | Weblog
サントリー美術館 2012年4月14日~5月27日

 雪舟「山水長巻」以外の絵画が入れ替わったので行ってきました。といってものうのうと「山水長巻」を見てたわけですが。雪舟が消化した中国絵画を雪舟流として受け継いでくんだけど、18世紀になると雪舟そのものとは遠く離れている。「山水長巻」は水墨ベースだが結構カラフル。田能村直入「青緑山水図」は米法ぽくもあるが青緑と米法って同居してていいものなのか?。谷文二「江戸麻布邸遠望図」は絵図的要素のある実景青緑の庭園+実景図(用語としてはヘンだが)。これが文二に発注されたということは毛利家に文二が出入してたようにみえる。
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芝 増上寺 秀忠とお江の寺

2012-05-17 23:35:15 | Weblog
江戸東京博物館 2012年3月27日~5月27日

 去年の地震とかぶった狩野一信五百羅漢展はもともと増上寺展だったと聞く。そしてこの増上寺展も本当は去年やるはずだった。去年なら大河ドラマの恩恵があったろうに。「法然上人絵伝」など出ているのですが、全般的にお寺の宝物館風。芝公園、とかプリンスホテル、とかを含む広大な寺域だった(プリンスホテル、とかは展示室には書いてないが)のですな。
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絢爛豪華 岩佐又兵衛絵巻 (Ⅲ期)堀江物語

2012-05-15 00:19:55 | Weblog
MOA美術館 2012年5月12日~6月5日

 この後自分の予定が立て込むので早速行ってきました。下げ**物語の浄瑠璃(豪華度はすごい)より堀江物語はストーリー的に面白い。しかし16歳と13歳が結婚してまもなく若君ができてしまっていいものだろうか。姫が堀江の首と対面するところはサロメぽかった。あとで成長した月若に経緯を告げる修行者って4巻で戦いを見てる人?画中画に結構アサガオの絵があって、気になったんですが、屏風と障壁画の画題って基本的には共通するけど、分布がどっちかに偏ってる画題(例えば柳橋水車?)って画題の意味の問題なのかなと思ったりしました。しかし又兵衛(系)絵巻、同じ家の同じ場所のはずなのに庭の木や障壁画やつくりがまちまちで結構フリーダムだ。
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