Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

「筆飛将軍」林閬苑 -異色の唐画師-

2010-02-28 00:16:11 | Weblog
大阪歴史博物館 2010年2月24日~4月5日

私もいずれ行きますが、江戸時代中期の京都、大阪の絵画(若冲とか蕭白とか芦雪とか応挙とか蕪村とか大雅のことです)にご興味ある方ぜひぜひ見に行きましょう。
図録がないので見るしかないんですよ~
コメント (2)
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ボルゲーゼ美術館展

2010-02-21 01:09:25 | Weblog
京都国立近代美術館 2009年10月31日~12月27日
東京都美術館 2010年1月16日~4月4日

 ちょっと点数が少なめな感じはありますがいい時代の泰西名画を堪能。ボッティチェリ?はヘンだった。世間的な目玉はラファエロ・カラヴァッジョでしょうが、諸事情によりレオナルド派に思い入れがある私としては「レダ」が・・・・・・。エロ白鳥(笑)レダの下半身に回された羽と目つき~。下の方の小鳥やお花も素敵。特別出品の支倉常長像。支倉常長はパウルス5世に会ってるのか。あと「魚に説教する聖アントニオ」、波からぼつほつ顔を出して説教を拝聴する魚が笑える。「2匹の蜥蜴がいる静物」はちょっと若冲「野菜涅槃」を連想させるモチーフがあった。イタリア行ってボルゲーゼ美術館行きたい~。
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学芸員の出るドラマ 放映予定

2010-02-19 00:34:04 | Weblog
2月27日 土曜ワイド劇場(テレビ朝日系)
「天才刑事 野呂盆六 ⑤」
富山県宇奈月温泉の「セレネ美術館」
遠山景織子が学芸員
名高達郎が館長らし。

みなさんもみてみてください!
コメント (5)
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ー円山応挙絵画の流れー長沢芦洲と芦月の絵画 レポ求む

2010-02-14 02:21:13 | Weblog
丹波市立植野記念美術館 2010年1月9日~2月21日

 長沢芦雪の養子芦洲とその弟子芦月の展覧会。ふだんなら行くところですが、ワタシ多忙につき行けません。誰か行ってきて様子を教えてください~
コメント (1)
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2010早春展 呉春筆白梅図屏風 円山四条派の絵画

2010-02-14 01:59:54 | Weblog
逸翁美術館 2010年1月16日~3月7日

 新しくなってからはじめて、といってもそれ以前も1・2度しかいっていないのですが、逸翁美術館へ行きました。呉春「白梅図屏風」そうかこれも月夜白梅なのだな。藍染の糸を平織した絹の染めむらが味なのかもしれんし、アイデア賞だとは思うけど描きにくそう・・・・・・ 胡粉の白さは効いてます。白梅は白さがいのちってか。呉春「桜花遊鯉図」表装が更紗だった。松村景文「花鳥図」これは構図や画題がナンピン派のなれの果てだ。上田耕冲「桃花牧童図」芦雪の正面向きの牛を思い出す。呉春「岩上孔雀図」水墨で描いた応挙円満院孔雀パターン。小田海僊「桜花小禽図」南画にいっちゃうし、唐画がしたかったのかもしらん。伝景文の画巻、見応えが。景文かどうかわからんけど。芦雪「牡丹孔雀図」もいいけど油絵みたいな「降雪狗児図」いいね。いろんな人の扇子もあって面白かった。
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所蔵品展 東アジア美術の精華

2010-02-11 21:16:09 | Weblog
大阪市立美術館 2010年1月8日~2月11日

大人300円、学生200円にしてはずいぶん盛りだくさんなのだ。「密教絵画」ネコに小判。十二天の月天がウサギを持っているのは月だから?冷泉為恭の黄不動模写が面白かった。元禄の弁才天像の蛇がもじゃもじゃしてた。「庚寅年 虎を描く」 虎は羅漢図とかにも出てきてわりと集めやすそう。逆に難しいのは何年だ?十二類合戦絵ってセリフ面白い。菅野繁谷って円山派?ぐぐったら兵庫県三木市の蓮花寺に嘉永4年の襖絵があるようだ。塩川文麟の四神四獣図、祇園祭の鉾にかけるやつの下絵らしいがそのまんま鉾にかけられそうなけばけばしさ。やるな。「江戸の文人画」池大雅がいろいろ。本格的な大雅展見てみたいな~。浅間山真景図って別に画中には真景みたいなことは書いてないのね。真景、だとは思うけど、だれがいつから真景といいはじめたんだろう。夙夜の大雅写し、青の背景に墨で花卉を描くの、淵上旭江にもあるけどこのころはやったのかな?繊細というかへなへなしてる感じがちょっと玉蘭ぽいかも。大雅の特徴の象の顔(目と鼻)みたいは三つ組の墨点覚えた~。谷文晁の木村蒹葭堂ってどうしてあんなに笑っているのだ?中林竹洞の梅図、白梅はやはり白さが命か。寿平みた。崋山椿山の寿平理解ってちょっと偏ってるような気がする。ふにゃふにゃ側に。中国絵画の指頭図、指紋が蜘蛛の体なんて面白いわ~
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朝鮮虎展 

2010-02-11 20:59:51 | Weblog
高麗美術館 2010年1月9日~2月14日

 今年は寅年。そして朝鮮といえば虎(加藤清正の虎退治とか思い出す)。若冲の虎とその元ネタの朝鮮絵画、朝鮮絵画の虎図、中国絵画の虎図の展示。岸駒の虎と元ネタの中国絵画というのもあった。探幽が見て記録を残した朝鮮絵画の虎とか。足は棒、尻尾はステッキみたいな朝鮮絵画の虎とか。若冲や岸駒の虎図は毛が命。毛皮で虎を学ぶからか?輪郭のように白く塗り残すこと岸駒もやってるけど、着色表現を水墨で表す手段でもあるんだな。朝鮮絵画と日本絵画の類似、どこまでが影響関係でどこまでが中国の端っこ同士の偶然なのか難しい。虎肉は薬になるらしいが美味しいのかしら
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