Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

建築家・坂倉準三と高島屋の戦後復興

2021-09-23 02:29:08 | Weblog
高島屋史料館TOKYO 2021年9月15日~2022年2月13日

 隈研吾展にふられたので地下鉄24時間券を生かしてこちらへ。今はない昔の高島屋和歌山支店の建物いい感じだ。鎌近とか新宿西口広場の人、坂倉準三、あんまり気にしてなかったけど、日本では美術史勉強しててその後建築家になったのか!と今日知った。
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没後160年記念 歌川国芳 

2021-09-23 02:23:46 | Weblog
太田記念美術館 2021年9月4日~10月24日

 PARTI 「憂き世を笑いに!―戯画と世相」は9月26日まで。解説が手堅いのはこの館らしくよい。猫が多いので猫の服着てってよかった。感染防止と密を避けるとして畳部分と覗ケース廃止で若干展示数が減っているので1000円は割高感はあるな。
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関東南画のゆくえ 江戸と上毛を彩る画人たち

2021-09-19 12:15:25 | Weblog
群馬県立近代美術館 2021年9月18日~11月7日

 群馬(上毛)の江戸時代の画家、金井烏洲他を中心とした展覧会。谷文晁、渡辺崋山、椿椿山の影響があって崋山は桐生とも関係あるし、広く捉えるのは大変よいが、展覧会タイトルに金井烏洲入れなくてよかったのか?と思ったりした。関東南画の行方は南北合宗ですね~。文人画より南画の方が語としてふさわしいは一理あるけど文人画って使ってしまうのは南北問題があるから。
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日本画ベストセレクション 展覧会を彩った名品たち

2021-09-19 11:59:35 | Weblog
高崎市タワー美術館 2021年9月18日~11月7日

 開館*周年で今までポスターに使った作品を展示して今までの展覧会も振り返るというのは汎用性の高そうな展覧会コンセプトだ。建物も作品も継承してるんだから高崎タワー美術館から振り返ってくれても良かった気がする。美術館の作りが茅場町の山種美術館ぽくて山種様式を感じた。
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生誕130年記念 高島野十郎展

2021-09-19 11:45:26 | Weblog
高崎市美術館 2021年9月5日~11月7日
福岡会場、奈良会場、岡山会場、千葉会場巡回済み

 福岡県立美術館所蔵品を中心とした高島野十郎の巡回展。千葉(柏)は会期が短くて見損ねていたところ、高崎に行く用事があったので見ることが出来ました。蠟燭の絵で有名になったから孤高の、とかそういう物語でいろどられがち(というかそういうストーリーが求められがち)だけど、初期は岸田劉生ぽいし、結構泰西名画とか勉強してるよね。作品、作家とは別になぜそのような物語が求められるのかに興味を持ちました。その物語性でたとえば田中一村とか不染鉄とかと一緒に考えると面白そう。
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再演―支持とその手順

2021-09-16 02:10:23 | Weblog
東京藝術大学大学美術館 2021年8月31日~9月26日

 こちらは入場無料。作品そのものを収蔵できないものは設計書とかを残して再現するんだけど、そうするとその再現て同じ作品なのかな?生き物とか使って全く同じにならないこともあるし。模本や制作手順の手板などもあった。
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藝大コレクション展2021 Ⅱ期 東京美術学校の図案

2021-09-16 02:01:36 | Weblog
東京藝術大学大学美術館 2021年8月31日~9月26日

 戦前の一時期の図案がなかなか面白かった。未来派風とかピカソ風とか。近年の卒業制作には計画の提案もあって、それって並行してる展示、「再演」とリンクしてくるな。
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特別企画 マレーシア・イスラーム美術館精選「イスラーム王朝とムスリムの世界」

2021-09-16 01:50:53 | Weblog
東京国立博物館東洋館12室・13室 2021年7月6日~2022年2月20日

 イスラーム世界では端っこの方にあるマレーシアのイスラーム美術館のコレクションからさらにイスラームに縁の薄い日本向けにわかりやすく作られた展示なのか?世界史の知識がスペインのドラマで補われ、イベリア半島のナスル朝の理解にはドラマ「イサベル」が役にたった。中国のイスラームはマレーシアにとって大事だな(マレーシアも華人がかなりいるところだから)。イスラム世界の様子を表した、画家よりも主題が重要な近代の絵画作品もあった。
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特集 江戸時代にもたらされた中国書画

2021-09-16 01:40:50 | Weblog
東京国立博物館東洋館第8室 2021年9月7日~10月17日

 自分にとって重要な展示なので早々に行ってきた。図録があるからと安心していると意外と載ってないというトラップあり。黄檗、沈銓(南蘋)、来舶、市川米庵関係とよくできているが、市川米庵は現存作品を広く集めて1本で見たかった感もある。『古今画藪』8冊については書誌的な情報が知りたかった。
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観朝楼の逸品―鴎外に愛されたものたち

2021-09-12 01:42:00 | Weblog
文京区立森鴎外記念館 2021年4月3日~9月12日

 初めて行った森鴎外記念館。指定管理者丹青社なのか。団子坂の上の鴎外の家(観潮楼)の跡に前は記念図書館が立ってて、今は記念館が建ってるのね。鴎外は結構中国文人的な素養もあるんだなと実感。津和野の記念館には文晁や崋山もあるのか。よりプライベートな森鴎外と美術ってことだな。
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